ドイツの自動車メーカーBMWのバイク部門で副社長・統括デザイン責任者を務めてこられたプロダクトデザイナーのデヴィッド・ロブ氏(本校特別講師)が来校。日本工学院デザインカレッジが両校に設置するプロダクトデザイン科学生を対象に特別講義を行いました。
学生にとっては、BMWという世界のトップブランドで、多くのヒット製品をデザインして来たトップデザイナーのデザインに対する考え方、デザインテクニック、アイディア、コミュニケーションなどを直接学ぶ貴重な機会となりました。
演習では「新しい乗り物」というテーマで使う人の視点に立って未来の乗り物のデザインを描きます。ロブ氏自らもスケッチを描き、学生たちの作品にも手を加えながら、アイディア・テクニックを指導いただきました。最後には学生の作品を講評していただきました。
講義後は、ロブ氏を囲んで歓迎会を開催いたしました。1993年からロブ氏がBMWバイク部門のデザイン責任者となってから、革新的なバイクを次々に世に放ち、新しいBMWのブランドイメージを築き上げた話は有名です。ロブ氏は引退後もドイツのミュンヘンを拠点に活動をされていますが、日本には何度も来日されている親日家でもあります。日本語も堪能で、本校教師たちと交流を深めました。