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日本工学院×ITOKI 高校生いすデザインコンテスト
結果発表 第3回日本工学院×ITOKI 高校生いすコンテスト表彰式
受賞者photo
授賞風景
第3回 日本工学院×ITOKI 高校生いすデザインコンテスト表彰式
開催日:2011年2月28日(日)
場所:日本工学院蒲田キャンパス

コンテストにおいては、全国の高校生から多数のご応募をいただき、まことにありがとうございました。昨年(660点)を上回る、760点ものご応募をいただき、金賞1名、銀賞2名、銅賞5名、審査委員賞4名を選出しました。
今回のテーマは「誰かのためのいす」。自分で設定した”その人”のためのいすを自由に思い描いていただきました。今回のコンテストでも素晴らしい作品が集まり、審査も難航しました。受賞された方々の、今後のさらなる活躍にも期待しています。

第3回 高校生いすコンテスト 表彰式 概要
作品応募総数 760作品
テーマ 『誰かのためのいす』
表彰式 2011年2月28日(日)/日本工学院 蒲田キャンパス
審査委員長 清水忠男(製品・環境デザイナー、千葉大学名誉教授)
審査委員 長友啓典(K2 アートディレクター、日本工学院専門学校 顧問)
加藤雅士(株式会社イトーキ マーケティング本部オフィス総合研究所長)
石 裕二(株式会社イトーキ マーケティング本部オフィス総合研究所 ICTオフィス研究室長)
加賀武見(プロダクトデザイナー、日本工学院専門学校 教員)
金 賞
YORIS
小倉太陽 さん
福岡県立福岡魁高校2年
タイトル:『YORIS』
座る人:恋人同士あるいは夫婦
【コメント 清水審査委員長】
背もたれの形状により座りにくい側があり、そこに座った人は自ずと他方の側の人に「寄り添う」ことで心地良さが得られる。なるほど「恋人たちのため」のいすだ。 若者らしい願望をユニークな解決方法で美しい表現にまとめており、デザイン力が際立っていた。
銀 賞 (2点)
人生について考えなければならない椅子
中尾 岳さん
静岡県立伊東高校3年
タイトル:『人生について考えなければならない椅子』
座る人:格差社会に憤りを感じた人
【コメント 石審査委員】
社会に憤りを感じた人の為のいすですが、若い方からこの提案を受け、審査員も厳しい現実を考えさせられました。視点を変えれば、自分の進むべき道を掴むことができそうです。身の回りのもので作ることができますので、人生に迷っている方は、ぜひ自作して下さい。
野の和
大川内結衣さん
長崎県立大村工業高校3年
タイトル:『野の和』
座る人:夏目 漱石
【コメント 長友審査委員】
 持ち運びが自由な畳を見て、思sわずニッコリとしてしまう。柔らかい頭での「発想」に思わずやられたと舌打ちしてしまうぐらいだ。決して直球ではないが、見事な変化球を投げ、我々を打ちのめしてくれた。まるで、老練なプロの仕業である。
銅 賞 (5点)
木村 龍人さん
大分県立大分工業高校1年
タイトル:『チーズに乗ってハイチーズ!!』
座る人:親子連れ

【コメント 長友審査委員】
この「いす」が置かれている場所を想像してみた。豊かな空間から沢山の子供達の喚声が聴こえてくる。子供達だけじゃない、パパもママもお兄ちゃんも、お姉ちゃんも友達も愛犬もの声である。この「いす」が媒介となって人と人の繋がりが見えてくる。
丸尾 梨紗さん
熊本県立球磨工業高校3年
タイトル:『親子のためのイス』
座る人:親と子
【コメント 石審査委員】
親子のいす又は座る人に合わせて座面の高さの違ういすは、他の方からもそれぞれが提案されていますが、この作品は二つの要素を合わせたものです。身近に同じ目線で座れ、家族の話も弾みます。将来、子供が巣立って行った後も、夫婦二人で座り続けたいものです。
市川理沙さん
東京都立桐ヶ丘高校1年
タイトル:「ありがとうの気持ちを」
座る人:ははとわたし
【コメント 長友審査委員】
いつも文句を云う、うるさい母に、まともに向き合って「ありがとう」なんて言うのは照れくさい。身長差のある、そんな二人が背中合わせで座るいすである。 やがて、二人が目と目を見合わせながら自然に楽しく語り合える日が早く来ることを祈ろう。
菊永つぐ穂さん
神奈川県立弥栄高校3年
タイトル:『HANA-ZONO』
座る人:自然によって癒されたい人
【コメント 加賀審査委員】
空想の世界を素直なデザインで表現できた作品です。リラックスを目的に自然の植物や花に囲まれることで得る心地よさをやさしいタッチのスケッチで魅力的に描けています。この作品を見ていると、花園で癒されるように感じます。このイスに座って過ごす時、どんな大きな夢を描けるのか楽しみですね。
田畑 朱梨さん
東京都・私立朋優学院高校
タイトル:『パズルソファー』
座る人:親子、子供
【コメント 加賀審査委員】
立体的に展開するパズルのブロックは、回転したり、向きを変えたりして、様々な座り方や、場の状況を作り出します。そういう広がりのある提案が高く評価されました。さらに雰囲気のあるスケッチやデザイン的感性がぎっしりつまったアイデアは、魅力に溢れています。カラフルで自由なとても楽しい提案になっています。将来のご活躍を期待しています。
審査委員賞(4点)
瀬下 航さん
長野県立上田千曲高等校2年
タイトル:『グルグル』
座る人:アインシュタイン
【コメント 清水審査委員】
アインシュタインの頭の中は、たぶん複雑だろうが、一人の人間なのだから、すべては一本の線のように繋がっているに違いない。このいすも同様に一本の金属の棒を曲げて作られている。このいすの上でなら、さらなるヒラメキがあるかもしれない。
南 弘敏さん
北海道釧路工業高校2年
タイトル:『漢字が好きな人のための椅子』
座る人:漢字の一部になりたい人
【コメント 長友審査委員】
「グラスの底に顔があっても良いじゃないか」と言うTVコマーシャルのフレーズがあった。発想の転換である。「座ることを拒否する椅子」があっても良いじゃないかと同じく、座ることで漢字になる椅子があっても良いと思う。ちょっとした遊び心がアートへと誘う。
石田 友香さん
広島県立宮島工業高校3年
タイトル:『マトリョーシカチェア』
座る人:家族
【コメント 石審査委員】
家族のそれぞれの体格にあわせて、最適な大きさを選ぶことができます。日本の家庭の広さや引越しも考え、ロシアのマトリョーシカ人形のようにコンパクトに収納と運搬ができる点も評価します。軽量で自由に置けて、幼稚園や学校などでも利用できそうです。
山下希望さん
北海道函館工業高校3年
タイトル:『デコチェア』
座る人:デコが好きな女の子
【コメント 加賀審査委員】
若い感性の女の子を中心に進化するデコレーションは、社会の情報や情勢を表現し、流行やトレンドを生み出します。この作品は、デコが好きな女の子がイスをアレンジすることにより、イスに現れる「かわいい」という感覚とオリジナリティーを追求していくイスです。 飾ること、見せることの行為とデザインとの関係が深いと思わされる提案です。
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