その情熱、実現させよう。



日本工学院×ITOKI 第5回 高校生いすデザインコンテスト
審査委員長
清水 忠男 製品・環境デザイナー。クランブルック美術大学院修士課程修了。ザ・バーディック・グループ主任デザイナー、ワシントン大学美術学部助教授等を経て、千葉大学工学部教授を務める。現在、千葉大学名誉教授。
審査員
長友 啓典 K2アートディレクター、日本工学院専門学校 顧問
櫻井 多弥男 株式会社イトーキ プロダクトデザイン室 室長
加賀 武見 プロダクトデザイナー、日本工学院専門学校 教員
受賞作品
 
清水 忠男氏
面識のない人同士が互いを認識し間接的な交流を楽しめるいすを」という発想は、ふだんから人間の行動や心理について観察し考えている結果でしょう。それを実際に見てみたくなるような魅力的なデザインにまとめているところがすごい! 空港ロビーに設置された様子のスケッチもわかりやすいですね。
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審査員コメント清水 忠男氏
「いすに逆向きに腰掛け、うつぶせ気味にもたれると楽だ」とは多くの人が感じることながら、そこに止まらず、柔らかい素材に寄りかかって中を覗き込み互いにリラックスしながら会話を楽しむしかけにしてしまうというのですからユニークです。人は喜んで一緒に引き寄せられることでしょう。
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清水 忠男氏
自分が集めたぬいぐるみからできているイスというだけあって、疲れているとき、さみしいとき、ぬくぬくしたいときに、きっと温かく包み込んでくれそうです。イラストによる説明も楽しく、わかりやすく、うまいな〜とうならせられました。
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清水 忠男氏
人がたくさん集まる公園に設置された、さまざまな高さを持つ階段ですが、そこに座った人々の視線が交わるように構成されています。いすという個体にこだわらず、会話を引き起こす環境づくりにまで発展させている点が評価されました。
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清水 忠男氏
コミュニケーションは気ままである」という発想から生み出されたユニークなしかけ。ユーザは場を共有しながらも、使い方はかなり勝手。コミュニケーションは自然に生まれるというのでしょう。回転展望レストランを思わせる変化を楽しめるしかけとなっているのもいいですね。
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清水 忠男氏
東日本大震災で多くの人命とともにペットたちの命も失われ、ストレスを抱えるようになった人も多いようです。このイスは、飼い主とペットとの日常の品々をネット状のイスにつめこんで行き、ずっと一緒に居られるという思いを形にするというのですから、心の癒しにもつながって行くと思われます。

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清水 忠男氏
温もりのある素材で創られた蔵書機能を持つこのイスで、子どもは自分で選んだ本を母親に読んでもらいながら育ち、やがて友だちと、さらには近所の人たちと一緒に集う場として使いながら、人とのつながりも育んで行くのだそうです。発想が柔らかで温かく、素晴らしいと思います。
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長友 啓典氏
花田さんはどのように考えたのだろう。水槽が先なのか、ペットが先なのか、どちらのアイデアを優先したのだろう。ペットとの過ごし方に水まわりを持ってきたことに、まず驚き、好感を持った。本物の魚ではなく、あくまでもバーチャルなものにした方が不思議感というか、微妙な不安定感が醸し出されるだろう。兎に角好きだ。
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櫻井 多弥男氏
実験を行なってちょうど良い角度を導き出したこと、模型を製作してプレゼンしている姿勢に好感をもちました。シンプルで美しいデザインですし、すぐにでも商品化できそうです。実際にコンセプトのような後押しをしてくれるか、見てみたいですね。
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加賀 武見氏
あわちぇあのスケッチから、自由で夢のある世界がイメージできます。こんなイスがあったら、「見てみたい」「触ってみたい」「座ってみたい」というようにイメージが膨らみます。デザインが現実的で売れることばかりを気にするのでなく、たくさんの人が夢で溢れる世の中にしてみたいと思える作品です。

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学校賞
兵庫県立兵庫工業高等学校
香川県立高松工芸高等学校
神奈川県立神奈川工業高等学校
東京都立府中西高等学校
静岡県・私立三島高等学校
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