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日本工学院 × Autodesk
第2回 高校生建築コンテスト
結果発表 テーマ:「集まって住む家」 応募総数120点
 
審査委員長
岡本賢 (久米設計特別顧問)
審査員
近藤慎二 (オートデスク株式会社 パートナーセールス 文教担当マネージャー)
田村裕希 (建築家)
福田一志 (建築家)
高校生を対象に募集しました「第2回けんちくコンテスト」は、前回の145点に続いて今回も日本全国から120点もの応募作品をいただきました。このコンテストに対する関心の高さがうかがわれます。 東日本大震災が多くの若者に強烈なインパクトを与えた結果、「集まって住む」という事の切実さを深く考えるキッカケになったと思います。各々の家族とその住み方を見直し再に広くコミュニティーを形成していこうとする若い意欲も感じさせられました。 金賞は、泡をモチーフに組みたてた居住空間とコミュニティー空間の自由な新鮮さが魅力的でした。銀賞の2作品も、各々古い居住形式を思い起こし、それをベースに現代的な感覚の提案をしていますね。銅賞の3作品は、大震災からその先を見た提案やメルヘン風な提案等様々な特徴のある案が、審査員特別賞は、各々感銘を与えた案を選びました。 今回の作品では、その提案の内容とプレゼンの力を大きな効果を与える高校生レベルのプレゼン力の高さに驚かされると共に、更に若くみずみずしい発想とCGを駆使したプレゼン力も期待したいです。
総評:岡本審査委員長
 
金賞:「人々の集う場所」田村志乃さん 北海道札幌工業高等学校
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岡本審査委員長

泡をテーマにした造型によって住居空間と集う空間を構成し相互に交流する、流れる様な状況をイメージさせ人々が集う魅力ある空間を美しいプレゼンと共に提案されています。人と人の繋がりを大切にし、広くコミュニティーを形成していこうとする意欲を強く感じさせられました。
田村審査委員
壁のカーブが魅力的です。一見自由(フリーハンド)にみえるカーブをコントロールすることで単なる境界線ではない、プライベートとパブリックのとり合い方を生みだしていると思います。それが過去の人類が暮らしていた住居からイメージした点がすばらしいです。
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福田審査委員
コの字型に配置された住居とコミュニティー空間を連らねる事で構成される集合住宅を軽やかな屋根によって覆い、昔ながらの長屋の隣組のような親密さをホウフツさせます。過去のたくさんの建物を参照することでより多くの建築的な技を身につけてもらえたらと思います。
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田村審査委員
計画された橋の下の集合住宅は、インフラのようでもあり、都市のようでもあり、不思議な迫力があると思います。これからの都市はよりインフラ的になり、これからのインフラはより都市的になる。そんな予感を感じました。
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福田審査委員
大きな木を住空間の中心にしシンボリックに扱った上、そこの下に集まって人々が住み木の葉(カサのような)に守られているという安心感を感じさせる作品です。木の葉でできた大屋根には、従来のヤネとは違った魅力があると思います。
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岡本審査委員長
様々な匠や職人が集まって住む村は様々な様式の家屋となりそれらを結びつける通路は水の上を渡る橋となって昔ながらの村のイメージを感じられました。
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近藤審査委員
CADを使用した3D表現がとても素晴らしかったです。各室の境界を曖昧にすることで日本の昔ながらの生活を取り戻そうとするアイデアも良い作品です。
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岡本審査委員長
子供向けの絵本の様なデザインと魚のウロコの一枚一枚に住みたいという空想にみずみずしさを感じました。プレゼンのデザインの美しさを評価します。
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近藤審査委員
国籍も宗教も違う人たちが集まって住むための空間の提案であり、唯一世界を見据えた作品であると感じました。
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福田審査委員
建築の基本構成要素で様々な可能性を創造させる作品です。フレキシブルでアーティスティックな魅力的な空間となりました。
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田村審査委員
斜め上やはす向かい、上下、といった立体的な隣接関係を作り出そうとしていることに可能性を感じます。より雲らしい大きな建築(物)を構想してみて下さい。
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山梨県立富士北稜高等学校/東京都立稔ヶ丘高等学校/清水国際高等学校/秋田県立大曲工業高等学校/北海道立札幌工業高等学校/京都市立伏見工業高等学校/埼玉県立春日部工業高等学校/山梨県立峡南高等学校

学校賞8校 順不同