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建築設計科 教育について

建築設計科 教育について建築設計科 教育について

2年間という最短の学習で二級建築士をめざす

建築設計科では、2年間という最短の学習期間で、卒業時に二級建築士の資格取得をめざし、工事計画の立案や現場監督など、建築全般に渡る仕事に携わり、またリフォームなども手がけることができる建築設計のエキスパートを育成します。授業では建築業界の実務経験を持つ講師陣が、建築のスキル全般と現場のプロセスを丁寧に指導。徹底したフォローアップシステムで資格取得と就職を叶えます。さまざまな業界の最前線で建築のプロとして活躍できる人材を養成します。卒業後は、就職はもちろん、さらにスキルアップをめざし、一級建築士がめざせる建築学科4年制や大学への編入も可能です。

産学連携プロジェクトで実践力を育む

建築学科では、さまざまな有名企業や団体との産学連携により、特別抗議やコンペ、実習などを行い、業界に密着した教育を行っています。

産学連携による企業課題コンペにチャレンジ

不動産業を行うメイショウエステートとの産学連携による企業課題コンペを実施。課題は決められた条件の中で1K マンションのリフォーム案を提示するというもの。優秀なアイディアを発案した学生には、審査を担当したメイショウエステートより表彰状と副賞が贈られました。

オートデスクとカリキュラムを共同開発

日本工学院とオートデスクは、最先端の設計手法を身につけた人材育成のためのカリキュラムを共同開発しています。

(株)ヤマダホームズによる特別講義

2014年4月、産学連携授業の一環として、(株)ヤマダホームズによる特別講義が開講。建築業界の現状などを解説していただきました。

企業課題「50年この街に住まう家」を実施
(株)ヤマダホームズとの連携による企業課題「50年この街に住まう家」を実施。大田区の木造密集地域を敷地に設定し、街の特性を活用した視点で、高齢者が住み慣れた町で生き生き暮らすことができる住宅、50年住み続けることを前提とした都市型住宅を提案します。対象地域の調査や、都市型3階建て住宅のモデルハウスの見学などを行い、問題提起、解決型の課題に取り組んでいます。

スマートハウス実習棟(八王子校)での実習

(株)ヤマダホームズとの産学連携で、ソーラーパネルや各種スマート家電、蓄電池など最新のスマート技術を結集したスマートハウス実習棟(八王子校)での実習を行っています。

建築設計の新しいワークフロー・BIMが学べる教育を用意

これまでの建築3Dと違い、BIMは3次元で建物のモデリングをするだけではなく、材質や構造、そしてコストや仕上げ、管理情報などのデータまでを含むこれから主流となる新しい形の建築CADです。建築の設計、施工から維持管理まですべての工程で情報活用を行うことができ、建築の新しいワークフローとして注目を集めています。建築学科(4年制)・建築設計科では、今後、建築業界のスタンダードとなるBIM教育を重要視し、BIM専攻を設置。Autodesk Revitを基本操作から学習し、計画、設備、環境工学、建築史、法規、構造力学、一般構造、材料、施工、設計製図、CADといった建築に関するすべての学習と連携したBIM教育を行うことで、より理解度も深まり、建築設計のプロとして現場で即戦力となるスキルを身につけることができます。

BIM専攻はこちら

十三浜プロジェクトで2014年度グッドデザイン賞を受賞

十三浜プロジェクトは、東日本大震災で被災した宮城県石巻市十三浜地域の「復興への挑戦」と、東京で建築を学ぶ「学生の挑戦」がコラボレーションし始動したプロジェクト。津波などの被害で枯れた樹木を材料とし、本校学生が授業課題として小屋や遊具などの製作を行っています。現在までに、農作業用の小屋や、教育機関へ幼児向けの遊具などを提供しており、その活動内容の有効性が認められ、2014年度グッドデザイン賞を受賞しました。

地域連携授業「八王子学~ものづくりの道~」開講

日本工学院八王子専門学校では、地域連携授業の一環として、八王子市内のものづくり企業をはじめとする業界のリーダー7名を講師として招いた特別講義シリーズ「八王子学~ものづくりの道~」を開始。第一回講座は、日本工学院テクノロジーカレッジに在籍する1年生約550人を対象に、八王子市の市長を10年以上努めてこられた、黒須隆一前市長をお招きし、「市長の仕事と役割~トップマネジメントとは~」をテーマに講義が行われました。
この特別講座は、地域を代表する各分野で活躍するリーダーから、ものづくりの魅力や社会人としての心構え、地元八王子の魅力などについて直接講義を受けることで、今後の授業や実習、就職活動などに活かしてもらおうと導入されたものです。

森がみえるプロジェクト

建築設計科では、スマートハウス実習棟(八王子校)の建設など、幅広く教育提携を行っている(株)ヤマダホームズとの実践的プロジェクト「森がみえるプロジェクト」を行っています。実在の分譲地を対象に学生が住宅の設計提案を行い、優秀作品は建て方演習の基本プランとして活用されるというもので、丸太が住宅になるまでを体験することにより、設計以外の建築に関るさまざまな技術を知ることを目的としています。

家具や什器制作プロジェクト・カマタマルシェが「ウッドデザイン賞2017」を受賞

大田区 と日本工学院テクノロジーカレッジの産学連携では、大田区のイベントである「おおたオープンファクトリー」で使用する家具や什器を制作するプロジェクト「カマタマルシェ」に建築学科・建築設計科の1年生が参加。参加企業に学生が訪問して要望を聞き取り、木材は、東日本大震災の被災地である石巻市の高台移転地で伐採された樹木を製材して使用して製作。制作の途中に企業担当者に確認をとり、修正を加えながら完成させていきます。このプロジェクトは、制作プロセスなどが評価され、国産の木材を使用して木の良さや価値を再発見させる取り組みに与えられる「ウッドデザイン賞2017」を受賞しました。

汎用性の高いCADのスキルを基礎から学ぶ

建築設計学科では、建築業界をはじめとするさまざまな業界で汎用性の高い、AutoCADやVectorWorksなど2・3次元CADの教育に力を入れています。最新のCADソフトを使った実習で、基礎から実践的に学ぶことで、現場で即戦力となるCADのスキルを身につけることが可能です。

業界でも話題のオリジナル教科書でCAD実習

授業では、本校の先生たちが学生向けに作った書籍を使用。「VecterWorks学習帳」「建築・インテリア系の3DCAD」「わかる!建築構造力学」など、市販もされているもので、その充実した内容はプロの建築士からも絶賛されています。

教育設計図

建築設計科では、学習内容をステップ式に明示した日本工学院独自の教育制度「教育設計図」を導入。建築の基礎学習から、プロのスキル習得まで、学生一人ひとりの習熟度に合わせて無理なくスキルアップができる技術者教育を行っています。

教育設計図

ホンモノに触れ、学ぶカリキュラムがたくさん

国内の各種建築物を実際に訪ねる見学会や、海外の有名建築物を巡る海外デザイン研修など、体験型カリキュラムを多数用意。実際に見て、触れることで座学では学べないホンモノを実感することができます。

在学中からプロ現場を体験し、建築の仕事を肌で感じる

建築業界の仕事を肌で知るために、多くの提携企業や設計事務所の現場を実体験するインターンシップを実施しています。授業だけでは学べない、リアルなプロの現場を実感でき、その経験は就職にも有利です。

インターンシップ協力企業

久米設計、観光企画設計社、アトリエ・天工人、ピーディーシステム(清水建築グループ)、アルモ設計(鹿島建設グループ)、内外テクノス(大林組グループ)、環境総合研究所、アーキテクチャー・ラボ、リノベイトダブリュー、藤原成暁設計室、グラフィクスアンドデザイニング、イオン設計、清水建設、田中建設、朝日建設、丹青TDC、池下設計、馬淵建設、ライフ設計事務所、インターコア など

コンペ&コンテストに挑戦! 毎年数多くの栄冠を手にしています

おもなコンペ入賞実績

第11回専門学校卒業作品展示会 ポスターコンテスト最優秀賞/ARC250コンテスト<第2回>大賞・準賞・佳作<第3回>Bena Techno賞/学生による屋上利用提案競技<第4回>優秀賞<第5回>最優秀賞&入賞/コイズミ国際学生照明デザインコンペ<第22回>銀賞<第23回>佳作&Web賞/東京インターナショナルフラワー&ガーデニングショー2010 スモールガーデン部門ブロンズ賞/第2回大田区ビジネスプランコンテスト ナムコ賞/UR都市機構 こんなの団地にあったら楽しいよ! 特別賞/JAPANTEX2008 インテリアデザインコンペ 最優秀賞/第24 回全国都市緑化ふなばしフェア 金賞/日経アーキテクチャー主催コンペ 佳作/祇園城通りまちづくりアイディアコンペ 最優秀賞/ヒマラヤ店舗デザインコンペ 優秀賞/ UR都市機構 住棟大改造から団地の活性化を考える 特別賞/第6回主張する『みせ』学生デザインコンペ優秀賞・入賞・部門賞/蔵の谷間のトイレ設計コンペ 優秀賞/日比谷公園ガーデニングショー2007 奨励賞/ジャパンガーデニングフェア for 2007 金賞/東京デザイナーズウィーク<2005>ベスト16<2008>ベスト20/地球にやさしい住生活デザインコンペティションベスト5/第11回ブラインドカラーコーディネートコンテスト学校賞準グランプリ&入賞/ニッセンデザインアワード2009審査員特別賞/第12回専門学校卒業作品展示会ポスターコンテスト最優秀賞/第7回建築家のあかりコンペ2013佳作入選/第21回主張する『みせ』学生デザインコンペ優秀賞 ほか多数

Message from OB・OG

建築業界は若い人の挑戦を待っています!

澁谷 明さん
住友不動産 勤務
建築設計科2000年卒
神奈川県立大和東高校出身

現場監督を経験後、現在は営業所長として、住宅の販売や営業所のマネジメント、新人教育などを行っています。学生時代に学んだ建築の基礎や図面を読み書きするスキルは、現在の仕事にも大変役立っており、卒業後、一級建築士の資格も取得しました。自分の行った仕事が形として残り、地図にも残る。これが“建築”という仕事の醍醐味です。若い人には活躍するフィールドがたくさん用意されているので、ものづくりが好きな人、建築に興味のある人は、ぜひこの業界に挑戦して欲しいです。

在学中は、建築のプロが備えるべき幅広い能力を身につけることができました

吉澤 峻さん
清水建設 勤務
建築設計科2007年卒
埼玉県・川口市立川口高校出身

建築設計科在学中は、建築の歴史を含む幅広い建築の基礎的知識から、図面の見方や作成方法、そしてものづくりへの情熱まで、建築のプロが備えるべき資質や能力を幅広く身につけられることができました。また、多くの実習を中心に、実際の現場を想定した知識と技術の実践的な応用まで学べたことは、今の仕事の基盤になっています。建築は、奥の深い「ものづくり」だと思います。現在、私は清水建設で施工管理などを担当し、「世界にひとつしかない作品」に関わる面白さや、それを完成させる感動を味わいながら、充実した日々を送っています。これからも工事に関わる多くの人と円滑なコミュニケーションをはかり、より責任ある仕事を任されるようがんばっていきたいと思います。

この学校が私の視野を大きく広げてくれました

山内 悠槙さん
清水建設 勤務
建築設計科2013年卒
神奈川県立磯子工業高校出身

入学した当初は建築について全くの初心者でしたが、基礎から丁寧に教えてくださるカリキュラムのおかげで、建築に関する専門知識・技術を段階的に習得することができました。また日本工学院には多くの学科・コースがあり、さまざまなタイプの学生や先生との出会いが、私の視野を広げてくれました。就職活動のサポートは想像以上に手厚く、社会人としての基礎となるビジネスマナーについてもご指導いただきました。周りの方々のサポートのおかげで、第一志望の清水建設から内定をいただくことができ、心からうれしく思っています。

憧れていた建築業界へ近づくことができました!

梁木 怜南さん
エコハウス 勤務
建築学科2020年卒
香川県立三本松高校出身

小学生の頃に見ていたテレビ番組がきっかけで建築家に憧れるようになり、日本工学院建築学科へ入学。建築学科では、建築について基礎の基礎から学ぶことができ、在学中に「二級建築士」をはじめ「木造建築士」「商業施設士」「福祉住環境コーディネーター」など、さまざまな資格も取得することができました。産学連携で行われたマンションのリノベーション課題では、私の作品が選ばれ、実際に施工していただけることに。この経験が、リノベーションの仕事に就きたいと思うきっかけになりました。建築業界に精通した先生方から教わったことはすべてが将来役立つと確信しています。日本工学院を選んで本当に良かったです。

建築にじっくりと向き合える環境です

米本 祐大さん
西松建設 勤務
建築学科2021年卒
埼玉県立春日部東高校出身

小さい頃から工作などのモノづくりが好きだったため、建物に関わる仕事に就きたいと思い、建築学科に入学しました。建築学科では、実際の現場を知る先生方から講義を受けられるので、細かなところまで丁寧に学ぶことができるほか、学内の作業スペースを自由に利用することができるので、建築にじっくりと向き合える環境だと思います。4年間の学びを通して、建築全般の知識だけでなく様々な角度からものを考える力を養うことができました。これまで培った知識や経験を活かして、多くの人が利用しやすい設計を作っていきたいです。