9月17日にオンラインで発表された日本ゲーム大賞アマチュア部門の発表授賞式において、日本工学院専門学校ゲームクリエイター科四年制チーム「DAN5」の制作した「DragKnockFight」が佳作を受賞しました。

「DragKnockFight」は、重りを振り回して大量のブロックを連続破壊し高スコアをめざす2Dアクションゲーム。日本ゲーム大賞の募集テーマ「感触」をプレイヤーに伝えるために、ブロックを破壊する際の振動や効果音にこだわった作品です。

以下は審査員からのコメントです。

本作品は、新規性のあるゲームの操作とルールでありますが、左右のアナログスティックをそれぞれ操作することによって多くのブロックを連続破壊する気持ちいい感触の表現ができていると高く評価させていただきました。それぞれのステージもスーパークラッシュによる大胆な操作で一気に破壊するステージや、丁寧な操作で破壊していくステージなど、遊び心地的にも非常に緩急のあるステージデザインができていると思います。

また、グラフィックについては、ピクセル感を意識した世界観と目立つ色彩で統一されており、その表現はブロックを破壊するといったゲーム内容と非常にマッチしていて、作品全体のまとまり感と魅力の向上に大きく貢献していると思います。

演出においても、ブロック破壊時の画面振動やSEなどエフェクトについても感触を伝えたいという気遣いを感じまして、作品全体を通じて品質を上げて行こうといった開発チームの力を強く感じ、高く評価させていただきました。

オンラインで行われた発表授賞式の様子

日本工学院ゲームクリエイター科の日本ゲーム大賞アマチュア部門での受賞は9作品目となります。

タイトル：DragKnockFight
チーム：DAN5
プランナー：東駿平　北澤周磨
プログラマー：橋本花梨　大石和範　船競拓海

◎ゲームクリエイター科四年制／ゲームクリエイター科