11月27日(日)に東京都千代田区の秋葉原コンベンションホールで開催された「U-22プログラミング・コンテスト2022」の最終審査で、日本工学院ゲームクリエイター科四年制の4年生、竹渕高樹さんが制作したゲームエンジン「ButiEngine」が、当コンテストで最も名誉である経済産業大臣賞「テクノロジー」のほか、視聴者賞、スポンサー企業(フォーラムエイト賞)を受賞しました。
竹渕さんの制作した「ButiEngine」は、短期間でのゲーム制作を目的とした自作のゲームエンジン。UnityやREエンジンを参考に、DirectX12フルスクラッチによる柔軟なパイプライン制御、GUIエディタ、自作言語による開発用スクリプト、ホットリロード、などを実装している、学生が到達できる限界にチャレンジしたような個人開発エンジンとなっています。
また実際に「ButiEngine」で制作した「チューズ」や「FIND」はBitSummitや東京ゲームショウなどのゲームイベントで高い評価を得ています。
このように蒲田校ゲームクリエイター科では、プログラミング技術とプレゼンテーション技術の両面を高めるためのカリキュラムとそれを指導できる教員を豊富に用意しており、上記のような個人エンジンを開発する学生を支援する環境があります。
※U22プログラミングコンテストとは
優れた人材の発掘・育成を目的として、1980年から経済産業省主催で開催されている歴史のあるコンテストで、2014年からは協賛企業で構成される「U-22プログラミング・コンテスト実行委員会」が主催する22歳以下対象の作品提出型プログラミング・コンテストです。2022年のコンテストでは、全328の応募作品の中から入選した16作品の最終審査が11月27日に行われ、経済産業大臣賞をはじめ各賞が決定しました。
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