住む人のライフスタイル・生活を考え、快適で機能性の高い部屋をデザインする住空間のデザイン。居住者との綿密なコミュニケーションにより、求められる要素を的確に掴み、またそのパーソナルや趣向を取り入れた上で、より良い暮らし、そしてより良い生活を提案、デザインを行います。
そのような住空間デザインのスキルを基礎から身につけ、つくりあげたインテリアデザイン専攻の学生作品、ぜひ御覧ください!
山越 隆博
デザイン科(3年制) インテリアデザイン専攻
日本住宅と欧米住宅の融合により新たなる複合要素住宅を考え計画しました。各々の生活文化や技術を併せ持った住環境をインテリアとして創り上げました。また家具デザインや素材選びを欧米アレンジの上に侘び寂を入れる手法をとることで懐かしさの中にも歴史観を感じるものになりました。
融合されているインテリアがテーマである「趣き」として新たなるデザインとなっているように感じました。文化の違いをインテリアによってアレンジされ様々な提案が住居内に施されており大きな壁を乗り越えたといえる作品ですね。
中田 良
デザイン科(3年制) インテリアデザイン専攻
山の傾斜と一体化した家をテーマに、住居の補強・景観・地熱に注目した空間を設計しました。内部空間は、壁面が地層で表され部分的に岩肌が現れることでまるで洞窟と建築が一体したような仕上げとしました。風景に溶け込んだ家はその物自体が主張せず自然本来の形を保ち共存していきます。
大昔は洞窟で暮らしていた。そんな歴史的な感覚にさせるインテリア提案です。風景に溶け込んだ住宅、インテリア内まで浸食された自然など好感を持てる共存されたデザインとなっており魅力的な空間と感じました。