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AIシステム科

蒲田 八王子 職業実践専門課程認定学科
目指せる職業
AIエンジニア データサイエンティスト IoTエンジニア システムエンジニア

AIスキルと感性を身につけ、AIを活用するスペシャリストをめざす

人工知能(AI)は、快適で豊かな社会を実現するための革新的なツール。特に、近年技術革新が急速に進んでいるChat GPTなどに代表される生成AIは、さまざまな可能性を秘めています。AIシステム科では、最先端のIT教育とプロ同様の施設・設備、そして現役のAIエンジニアたちを講師に迎えた学習環境で、AIを活用した新たな仕組みを生み出し、社会や企業に貢献できる人材を育成します。テクノロジーだけでなく、創造力やビジネスの視点。アイデアとビジネス感覚を兼ね備えたAIスペシャリストは、多くの業界から必要とされており、さまざまな分野で活躍することが可能です。AIの無限の可能性を、一緒に楽しく探求していきましょう。

ここがスゴイ! AIシステム科の特長
3つの約束
  • 世界を変化させることができるICT、AI、Web、データ活⽤スキルを養成します。
  • 社会にある課題を、ICT、AIを利活⽤して解決できるSDGs実現⼈材に育てます。
  • 就職や進学、起業など、希望の進路に向けてフルサポートします。

学べること

学びの領域 AI開発のすべての工程について学べます

AIシステム科では、AI開発の企画、検証、開発、運用のすべての工程について学ぶとともに、AIの開発・活用スキルを確実に身につけるため、クラウド、Web、IoTを中心に、AI関連技術を幅広く学びます。それぞれの分野の専門領域とAI開発のための学びを合わせて行うことで、さまざまな業界の現場で即戦力となるスキルを身につけることが可能です。

AI開発の企画、検証、開発、運用の流れを示した図

教育方針 AI技術、創造性、ビジネスの視点を持つAIのエキスパートをめざそう

人工知能(AI)は、快適で豊かな社会を実現するための魅力的なクリエイティブツールです。そのAIについて、使い方を中心に幅広く学び、AIを活用した新しいしくみを生み出して社会や企業に貢献できる人を育てることが日本工学院 AIシステム科の目的です。そのために、テクノロジーだけでなく、創造性(クリエイティビティ)やビジネスの側面からもAIにアプローチ。アイディアやビジネス感覚を兼ね備えたAIのスペシャリストは、業界の垣根を超えて数多くの企業から求められているため、さまざまなビジネスシーンで活躍することが可能です。この可能性と魅力がいっぱい詰まったAIを、ワクワクしながら一緒に学んでいきましょう。

AIシステム科で学ぶ3つのカテゴリーを示した図
AIシステム科で学ぶ3つのカテゴリーを示した図

テクノロジー

AI開発のベースとなる「AI」「クラウド」、ユーザーインターフェースに関わる「Web」「システム・アプリケーション」、AIと現実空間をつなぐ「IoT」の分野をしっかりと学びます。

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AIシステム科で学ぶ3つのカテゴリーを示した図

クリエイティビティ

社会生活や日常業務の中で改善すべき問題を見つけ出し、問題解決のためにAIで何ができるかを考える「発想力」や「企画力」を養います。

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AIシステム科で学ぶ3つのカテゴリーを示した図

ビジネス

AIをどのようにビジネスに役立てていくかを実践的に学びます。企業や地域、他学科などと連携して問題解決に取り組み、プレゼンテーション能力や実践力を高めます。

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発想力や課題解決力を実践で培う教育環境を整備

AIシステム科は「AIを使ってアイディアを実現する方法」を学ぶ学科です。ここでは、アイディアを生み出す力(課題発見力)を重視し、さまざまな演習を通じて発想力や課題解決力、企画力を養っています。短期間でソフトウェアを開発しアイディアの斬新さを競うハッカソン形式の演習をカリキュラムに取り入れ、またIT教育向けに開発されたIoTデバイスや教材を活用し、実践的な「体験型プロデュース教育」を行っています。

クラウドエース(株)との提携によるGoogle Cloud活用教育を実施

AIシステム科では、クラウドプラットフォーム「Google Cloud」を授業の教材として導入し、機械学習ツールやデータ分析ツールなどさまざまなサービスを活用しています。また、Google Cloudのトータルサポートとコンサルティングを提供するクラウドエース(株)と教育提携を結び、同社のGoogle Cloud認定トレーナーが活用方法を直接指導。このようなクラウドビジネスの最前線を担う企業との連携による体験型授業は、実社会で求められる最新の知識と技術を学べる貴重な機会となっています。

教育設計図(授業計画) 2年間で効率よくAIの専門学習を進めるためのカリキュラムを用意

AIシステム科では、AIのプロスキルを2年間で確実に習得できるよう、段階的な教育システムを整えています。最初はIoTを活用した簡単なプログラミングから始めるので、プログラミング初心者でも安心。テクノロジー、クリエイティビティ、ビジネスの3分野をバランスよく学び、AIを社会やビジネスに生かす力を養います。

1年次 ITとAIを基礎から学び、発想力、応用力を高める

コンピュータ・ITの基礎を学びながら、AIの概要や歴史、クラウドツールの基本についても学習します。機械学習の考え方を理解し、実際の実行方法を習得するほか、クリティカルシンキングやディベートなどのスキルも身につけます。近年、急速に進歩している生成AIの活用も学びます。

2年次 実践的なAI活用で新たな価値を創造する

AIを活用したWebシステムやIoTシステムを実装しながら学び、実際の課題を発見して解決するアイデアソンを通じて発想力を養います。後期には、AIを活用して新たな価値を生み出す卒業制作に取り組みます。

文系の人やプログラミング経験ゼロの人でも安心して学べるよう、段階を踏んで学習内容を深めていきます。そして、全員がITのスペシャリストとして活躍できるよう、クラウド、WEB、IoTに関する活用スキルを身につけます。

段階的な学習内容をまとめた図
授業計画を示した図

1年次 前期 (サンプル)

1時限
プロジェクト実習1 データベースとSQL 情報セキュリティ基礎 プログラミング基礎 資格対策講座1
2時限 プロジェクト実習1 データベースとSQL データサイエンス基礎 プログラミング基礎 資格対策講座1
3時限 人工知能とELSI IoT・VR基礎 UXデザイン基礎 クラウド・データエンジニアリング基礎 機械学習基礎
4時限 Tokyo P-TECH特別講座 キャリア探索1 AI活用基礎 クラウド・データエンジニアリング基礎 Tokyo P-TECH プロジェクト実習

★授業は1コマ90分。蒲田校 9:00始業、16:10終業、八王子校 9:30始業、16:40終業(4時限)です。(予定)

学びの全体像を把握するための資料としてカリキュラムブックを提供しています。各年次の履修科目の詳細、どのような授業が行われるのかを具体的に知ることができます。

詳しくはこちら
日本工学院独自の教育システム「教育設計図」

主な授業紹介 ITの基礎からAIの専門的知識、応用法までを実践的に学ぶカリキュラム

AI初学者のための導入的な授業から、大学でも学ばないような専門的な授業まで、体験を重視した実践型の授業がそろっています。

MAGELLAN BLOCKSで学習中のパソコン画面

機械学習基礎 テクノロジー

グルーヴノーツ社が開発したクラウドAIサービス「MAGELLAN BLOCKS」を使って、機械学習の機能や特性を学びます。画像認識をAIに教えるプロセスを体験し、データの学習を工夫すればAIの精度が上がるといった機械学習の基礎を学びます。

グルーヴノーツ社の「AI教育支援サービス」を実践教育に導入
学生たちがモニターに映る開発内容を説明している様子

IoT活用実習 テクノロジー

Google Nest HubなどのIoTとAIを組み合わせてアプリケーションを制作し、IoT全般への理解を深めます。開発の流れを体験することで、思い通りに動かない難しさ、それを克服するおもしろさ、アプリケーション制作の達成感などを実感できます。

IoT活用実習で、Google Nest Hubを利用した「3分クッキングアプリ」を学生が制作
RPA実習が行われている様子

RPA実習 テクノロジー

RPA(Robotic Process Automation)とは、パソコン業務を自動化するツールです。この授業では、実際にGoogleの提供するRPA、GAS(Google Apps Script)を使用し、RPAのしくみや活用方法を実践的に学びます。

これからのビジネスの現場を変えるRPA(Robotic Process Automation)を学ぶ
学生たちがパソコンやタブレットを見ながら話し合っている様子

発想法 クリエイティビティ

AIで実現したいアイディアを生み出す技術(発想法)を身につける授業です。思いついたことを箇条書きにした後、その順番を組み替えて簡単なプロット(あらすじ)を作り、そのストーリーを絵に描いてみることでイメージを明確にします。

「アイディア・発想法」授業
トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

キャリアデザイン ビジネス

IT業界の第一線で実績を重ねている企業の現役エンジニアの方などを講師に招き、IT業界の現状、身につけるべきスキル、どのような人材を求めているかなど、さまざまなテーマで話を伺い、今後のキャリア形成に役立てます。

トランスコスモス株式会社副社長 向井宏之氏 キャリアデザイン講座開催

動画で知る AIのプロを育成するための教育を動画でチェック

専用のLABOや最先端の実習環境で行うAIシステムの学習、IoTデバイスなどを活用した体験型プロデュース教育を紹介しています。

業界研究

AIを進路として考える方にとって、AIの基礎知識から業界の最新情報まで、今後のキャリア形成に大いに役立つ情報や知識をわかりやすく紹介します。

AI基礎知識 AIとは人間の知的活動をコンピュータで人工的に再現したシステム

AIエンジニアに求められるスキルは、AIを開発する技術的能力に加え、その技術を社会でどう活用するかを考える応用力も重要です。AIシステム科では、開発能力はもちろん、画像認識、文字認識、言語処理などを実践的に幅広く学び、豊かな発想力にも磨きをかけます。

トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

予測分析

過去のデータ(ビッグデータなど)から未来の数値や結果を予測します。

トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

画像認識

画像から色や形などの特徴を抽出し、分析・識別します。

トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

音声認識

音(空気の振動)の波形データを解析し、文字データに変換します。

トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

文字認識

画像データのテキスト部分を読み取り、文字データに変換します。

トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

言語処理

文章や文脈の意味を理解して、正しい意味を抽出します。

AI技術ページへ

AI関連業界の動向 急成長するAI業界と、広がる人材需要の未来

AI業界は急成長を続け、さまざまな分野で新しい技術やサービスが登場しています。AI関連の職業や市場は拡大を続け、AI人材の需要は年々増加。今後も社会全体に大きな影響を与え続けることが予想されています。

AI関連業界研究
トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

AIを活用する職業は多彩

AI技術はあらゆる業界・業種で活用されており、AIを扱う仕事は技術系と活用系の職種に分かれます。デジタル社会の進展に伴い、AI関連の人材が活躍できる場はますます広がっています。

AI関連の職種
トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

急速に拡大する国内AI市場

AI市場の売上金額は毎年上昇し、大きな伸びを記録しています。その傾向は今後も継続すると思われ、AIのスペシャリストの活躍の場は拡大傾向にあると言えます。

AIの市場規模
トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

AI人材の需要は年々拡大

AIの普及に伴い、AIエンジニアやAIプランナーなど、AIのスキルを持つ人材は常に不足しています。AI活用の需要は今後も増加すると見込まれているため、より多くのAI関連人材が必要です。

不足する人材
トランスコスモス株式会社の副社長 向井宏之氏

社会を動かすAIのチカラ

今やAIは、誰もが楽しみながら活用している身近な技術となっています。特に最近では、AIを活用した新しいシステムやサービスが次々と登場し、社会全体に新たな活力をもたらしています。

Aiにできること

就職・進学

めざせる職業 IT業界をはじめ、あらゆる業界・企業への就職が望めます

AIシステム科では、2年間でAIに関するスキルをしっかり養うため、卒業後はすぐにAI・IT業界をはじめとする多彩な分野で活躍することができます。 AI技術系の職、AI活用系の職ともに、あらゆる企業から求人があり、最前線での活躍が望まれます。

ユーザー企業(IT業界以外の一般企業)

  • 社内AIエンジニア

IT業界

AI系企業

  • AIエンジニア

  • データサイエンティスト

  • IoTエンジニア など

IT系企業

  • システムエンジニア

  • ブログラマ など

進路決定率 AIに強い人材は就職に強い!

さまざまな業種が渇望するAIスキルを持つ人材。業界から信頼の厚いAIシステム科の教育によりスキルを習得した卒業生は、毎年あらゆる有名・大手企業への就職を実現しています。

進路決定率 98 %

※2023年度実績(就職者+大学編入者+進学者)

主な就職・進学 毎年多くの卒業生が、さまざまな分野へ就職を実現しています

AI系(AI、データ解析、DX)

  • アイ・エス・ビー

  • パイプドHD

  • ビップシステムズ

  • 日本電通

  • リンクレア

  • Avintonジャパン

  • ネットフォース

  • NSW

  • 日本ディクス

  • カーズ

  • エヌアイディ

  • クラウドエース

  • テクノプロ・デザイン社 ほか

IT系(システム開発エンジニア、プログラマ)

  • 新電元工業

  • 富士ソフト

  • アウトソーシングテクノロジー

  • トッパン・フォームズ・オペレーション

  • コスモインテリジェンス

  • 日本ソフト技研

  • クレアンスメアード

  • ネットワンシステムズ

  • AZAPA

  • アルファテクノロジー

  • シンポー情報システム

  • ナビオコンピュータ

  • 旭情報サービス

  • 東和コンピュータマネジメント

  • セントラルソフト

  • サービス&セキュリティ

  • 富士通

  • ラック

  • システナ

  • ジャステック

  • 京王ITソリューションズ

  • CTCテクノロジー

  • サイバーコム

  • LainZ

  • Ray Arc

  • ネオシステム

  • エルーグシステム

  • インテックソリューションパワー

  • クレオ

  • TOPPANエッジITソリューション

  • TISソリュ-ションリンク

  • オープンアップシステム ほか

その他

  • アスパーク

  • 日研トータルソーシング

  • ワールドインテック

  • テクノプロ

  • ジャパンエレベーターサービスホールディングス

  • ワールドコーポレーション

  • アイ・ケイ・ケイホールディングス

  • レクストホールディングス

  • 医療法人社団国立あおやぎ会

  • ラーニングエージェンシー

  • 西武信用金庫

  • フジ産業

  • 3Hクリニカルトライアル

  • TOMAコンサルタンツグループ

  • JX金属

  • パスコ

  • マガジンハウス

  • ハレックス

  • クリーク・アンド・リバー社

  • マンパワーグループ

  • AZコーポレーション ほか

※2025年3月までの卒業生実績

大学編入制度 さらなるスキルアップをめざし、大学への進学もサポート

AIシステム科を卒業後、一定の条件を満たせば、東京工科大学やITスペシャリスト科(4年制)の2・3年次に有利な条件で編入できます。東京工科大学は大学院を設置しているので、大学を卒業後大学院に進めば、より高度な学習・研究に取り組むことができます。大学編入については東京工科大学以外の大学も視野に入れた上で指導しており、他の大学を希望する学生は、担任教員やキャリアサポートセンターのサポートを個別に受けることができます。

AIシステム科

大学編入制度を示した図

主な進学先

東京工科大学、筑波大学、湘南工科大学、北海道科学大学、関東学院大学、多摩大学、東京理科大学大学院、ITスペシャリスト科 ほか

※2025年3月までの卒業生実績

大学編入者の声

大学に編入した学生

事前に大学の研究室を訪問したことが、大学編入の原動力になりました。

今泉 友希 さん

東京工科大学コンピュータサイエンス学部3年次編入 
AIシステム科 2022年卒 
東京都立新宿山吹高校出身

AIを学ぶうちに、より専門的な研究に興味が湧き、AIシステム科の2年次に進級した頃から大学編入を意識するようになりました。いろいろな論文を読んでいく中で、脳や人工知能を扱う研究室がある東京工科大学コンピュータサイエンス学部に進みたいと思うようになり、編入試験の前に大学の研究室を訪問しました。日本工学院でITの基礎やAI関連の知識を学んでいたおかげでスムーズにコミュニケーションをとることができ、また編入試験の面接でも、事前に研究室訪問をしていたことが大いに役立ちました。現在は、大学編入の動機になった、AIでうつ病などに苦しむ人の助けになる研究に取り組んでいます。

先生からのメッセージ

太田 晶先生

ITカレッジ
AIシステム科

太田 晶先生

大学編入をめざしている方へ あなたの大学編入を、私たちがしっかりサポートします。

プログラミング経験もないけれど、専門学校でAIについて一から学び、将来は大学に進学したい。そんな思いを持っている人は、ぜひ日本工学院のAIシステム科にお越しください。AIシステム科では、大学編入希望者のために、大学編入に必要な数学や統計学などの科目を選択科目として設け、その人の習熟度に応じた学習をサポートしています。普段の授業でもAIやプログラミングなどテクノロジー全般について基礎からじっくり学んでいくので、着実に成長することができます。大学編入を視野に入れている人は、ぜひ私たちと一緒に学びましょう。

AI関連の技術者や研究者をめざすみなさんへ

大学院進学までを視野に入れ、将来設計を描いてみてください。

データサイエンティストなどのAI関連技術者や研究者をめざす人は、大学院進学を見越した学校選びが重要です。その点、併設校である東京工科大学への編入制度を整えている日本工学院AIシステム科では、大学編入をステップに、大学院へ進学することも可能です。AIシステム科には博士号や修士号を取得している先生もおり、大学院進学までを視野に入れた将来設計をサポートしているので、安心して私たちにお任せください。事実、文系出身者や社会人経験のある既卒者など、さまざまなバックボーンを持った人たちがAIシステム科に集い、次のステップをめざして日々技術の習得に励んでいます。

4年制学科編入 ITスペシャリスト科(4年制)への編入が可能です

AIシステム科を卒業後、書類審査や筆記試験に合格すれば、ITスペシャリスト科(4年制)の2・3年次に編入することができます。ITスペシャリスト科を卒業すると、高度専門士の称号が与えられ、就職活動がより有利になります。

ITスペシャリスト科 AI・システム専攻

ホワイトボードを使って指導している先生

より高度なAIシステムの開発を実践で学ぶ

AIや機械学習、IoTのみならず、ビッグデータやディープラーニングなどの活用手法を学び、社会の課題を解決できるシステムの開発に必要な実践力をチームでの開発実習を多数経験し、養っています。

ITスペシャリスト科 AI・システム専攻

インターンシップ IT業界を、そしてプロの仕事を体感する就業体験を実施

有名IT企業をはじめ、さまざまなプロの現場を体験する就業体験・インターンシップを実施しています。 実際の業務を体験することで、IT業界の現状や自分の将来のキャリアを具体的にイメージできる貴重な機会です。さらに、インターンシップは就職活動の第一歩としても重要な経験となり、将来の進路に役立ちます。

就職サポートプログラム 多角的サポートで希望の進路へ導きます

AIシステム科では、キャリアサポートセンター(就職サービスを提供する学内の専門機関)によるサポートとは別に、就活特別セミナーや校外研修など、学科独自の多角的な就職サポートを行っています。最近では会社説明や採用試験をオンラインで行う企業も多いため、オンライン形式と対面形式の両方に対応してサポートを展開しています。

就職サポートプログラムの図
先生と生徒が話し合っている様子

クラス担任制

日本工学院では、学生の入学から卒業まで一人の専任教員が担任を務め、就職や学生生活などあらゆる面でサポートするクラス担任制を採用しています。担任教員は履歴書の添削や模擬面接などを行い、内定が決まるまでじっくり丁寧にサポートします。

スーツを着た学生たちがビジネススキルを学んでいる様子

カリキュラム

就職活動に備えて社会人として必要なマナーを身につける「ビジネススキル」や、企業訪問のしかたや面接の受け方など就職活動に必要なスキルを学ぶ「キャリアデザイン」などの科目をカリキュラムに組み入れ、普段の授業から就職サポートを行っています。

インターンシップが行われている様子

インターンシップ

インターンシップ(就業体験)は、就職活動につながる最初のステップです。参加した学生には企業からいち早く求人情報が届くケースが多いため、インターンシップ参加を希望する学生に対して、さまざまな相談に乗っています。

学生たちがスーツのネクタイを締めている様子

就活特別セミナー

就職情報企業などを招き、模擬面接やリクルートスーツの着こなしなどに関する就活特別セミナーを開いています。また、IT系企業による個別の学内会社説明会をオンライン形式と対面形式で年間数回実施しています。

校外研修が行われている様子

校外研修

AIやIoTの最新技術に触れ、AIを取り巻く業界の「いま」を知るために、授業時間を活用して積極的に各種イベント(オンラインイベントを含む)の見学に出かけています。研修で得た知識は就職活動でも大いに役立ちます。

外国人の先生が指導している様子

海外研修

AI人材は海外でも求められているため、英語の授業に加え、ネイティブの先生による海外事情・異文化理解の講義も行っています。また、米国のIT企業とオンラインでつなぎ、海外のAI・ITビジネスの実態に触れた実績もあります。

合同企業説明会が行われている様子

合同企業説明会

日本工学院では、春季・秋季合わせて900社もの企業が参加する合同企業説明会を開催しています。AI関連・IT関連の企業も数多く参加するため、AIシステム科では合同企業説明会に向けてあらかじめ企業研究などを行っています。

資料請求でもっと知る

学科紹介から就職、学費、入学方法まで、進学に必要な情報がすべてそろっています。日本工学院の入学案内を資料請求して、未来への一歩を踏み出す準備を始めましょう。

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  • キャンパス・施設
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オープンキャンパス+体験入学でもっと知る

オープンキャンパス+体験入学でもっと知る

⽣成AIやクラウドサービスなどを使った、AIを楽しく学ぶ体験メニューを用意。基礎からわかりやすく指導しますので、IT・AI初⼼者でも安⼼!参加してAIについて楽しんで理解しよう。

イベントに参加する

進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!

資格

資格ロードマップ IT・AI系重要資格を中心に、めざす資格を計画的に取得

日本工学院AIシステム科では、AIに関する知識や技術を習得し、めざす企業への就職を実現することを教育の目的としています。資格は学習の成果を証明する手段として非常に重要で、カリキュラムとも密接に関連。AIに必要なスキルを習得するために取得すべき資格を明確にし、授業や長期休暇中の特別講座を活用して、学生が確実に資格を取得できるようサポートを行なっています。さらに、AI関連の資格だけでなく、IT分野全般の資格もサポートしており、応用情報技術者試験など、高度な資格を取得している学生も多数います。

資格ロードマップ

目標資格(目標とする資格)

  • Python 3 エンジニア認定基礎試験

  • G検定

  • Google Cloud Associate Cloud Engineer

  • 基本情報技術者試験

  • 情報システム試験(J検)

  • LPIC(Linux Professional Institute Certification)

  • LinuC


推奨資格(取得を勧める資格)

  • AWS認定クラウドプラクティショナー

  • IoT検定

  • OCJ-P(Oracle Certified Java Programmer)

  • .com Master ADVANCE

  • ORACLE MASTER

  • HTML5プロフェッショナル認定試験

  • 応用情報技術者試験

  • 情報セキュリティマネジメント試験

  • ウェブデザイン技能検定


ベーシック資格(すべての学生が取得をめざす資格)

  • ITパスポート試験

  • 情報活用試験(J検)

  • MOS(Microsoft Office Specialist)

  • ビジネス能力検定(B検)ジョブパス


資格対策プログラム AI系の資格を中心にさまざまな手法で取得をサポート

AI系資格だけでなく、情報系資格対策講座も開講

G検定、Google Cloud、AWSなどのAIに関連した資格の対策講座はもちろん、IT業界での活躍に有利となる資格の対策講座も開講。希望の進路に合せて、さまざまな資格に挑戦できます。

担任教員が個々の学生の希望に沿って個別にサポート

指導実績の豊富な教員が、入学直後から希望に沿ったサポートを実施。対策講座はもちろん、取得すべき資格のアドバイスや教材の紹介など、さまざまな角度から個別にサポートします。

「資格支援センター」によるサポート

学内に設置されている「資格支援センター」が資格の案内や受験手続、講習会の開催、出願手続きなどをサポート。学科を超えてさまざまな資格に挑戦することも可能です。

資格解説

AIシステム科では、IT関連の有力企業が認証する民間資格と、「基本情報技術者試験」などの公的資格の両方の取得をめざせます。その中から代表的な資格について解説します。

︎Google Cloud Associate Cloud Engineer

Google が提供するクラウドサービスであるGoogle Cloudに関するオペレーションや管理、設定のスキルを証明する資格です。Google Cloudの各種サービスを効果的に組み合わせながら、アプリケーションやデータをクラウド上で円滑に運用できる知識が求められます。Google Cloud認定資格の中でも初級クラスの位置づけに当たり、特に人気の高い資格です。

取得者は、Google Cloud環境を使いこなせる即戦力として高く評価され、就職や転職での優位性を得られます。インフラ構築やアプリ運用におけるクラウドを基盤とした設計・管理スキルが認められるため、チームリーダーやプロジェクト推進役に抜擢されやすくなります。さらに、クラウドセキュリティや運用コスト削減といった現場で重視される課題への対応力を示すことで、キャリアアップや社内外の信頼度の向上にもつながります。

クラウド活用が急速に進むIT業界やスタートアップ企業、製造、金融、小売、医療など幅広い業界で需要があります。職種としては、クラウドエンジニアやインフラエンジニア、セキュリティエンジニアなどが代表的なものとなります。Google Cloudを基盤にした大規模システムやアプリケーション、データ分析環境の構築など、多彩なプロジェクトにおいて中心的な役割を担えます。

AWS認定クラウドプラクティショナー

「Amazon Web Services(AWS)」というクラウドサービスの基本的な利用方法や仕組みなどを理解していることを示すエントリーレベルの資格です。クラウドの概念、主要サービス、料金体系、セキュリティなど幅広い範囲をカバーし、初心者でも受験しやすいのが特長です。AWSを本格的に導入する前段階の理解度を証明できるため、企業のIT以外の部門でも役立てることができます。

資格取得により、AWSの基本構成や用語を理解していることを客観的に示せます。そのため、クラウド導入や運用の検討時に建設的な議論に参加できるなど、業務の幅が広がります。さらに、上位のAWS資格(ソリューションアーキテクトなど)に挑む足がかりとしても有効です。

AWSは多くの企業や公共機関で導入が進んでいるため、「AWS認定クラウドプラクティショナー」の取得者は、IT業界に限らず、製造、小売、金融、医療、スタートアップなど幅広い業界で求められます。具体的な職種としては、システムエンジニアやインフラエンジニアをはじめ、営業、企画、マーケティングのスタッフ、プロジェクトマネージャーなどがあります。

取得者の声

AWS認定クラウドプラクティショナーの資格を取得した学生

大学編入後も上位資格に挑戦し、スキルアップすることでさらに上をめざしていきたい。

麓 穂 さん

AIシステム科2年(取材時)
神奈川県立瀬谷高校出身
東京工科大学3年次へ編入

「AWS認定クラウドプラクティショナー」の資格取得は、基本的に授業をしっかり受け、学ぶことが重要だと思います。授業中に先生が口頭で問題を出してくださるので、答えられなった場合は、自分で調べなおしてメモを作り、まとめて何度も復習を行いました。また、実際にAWSのサービスを使いサーバーを構築しながら、今何を使い、何を作ろうとしているのかを意識し、AWSについての理解を深めることができました。わからないところは少し戻ってていねいに説明してくださったり、また覚えやすいように表にし、対比してわかりやすく解説してくださったり、取得することができたのは、先生の熱いサポートのおかげです。資格とは、自分が勉強した専門知識やスキルなどの証明で、また信頼を保証できるもの。これからも、「Pythonエンジニア認定試験」「応用情報技術者試験」「OracleDB」、そしてAWSの上位資格などにもチャレンジしていきたいと考えています。

G検定

「G検定」は、一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施する資格試験で、AIやディープラーニング(深層学習)の基礎的な仕組みや応用に関する総合的な知識が問われます。数学やプログラミングの専門技術だけでなく、倫理的・法的側面、ビジネス活用事例などもカバーし、AI活用に必要な幅広い視点を身につけていることを証明します。AIに関心のある学生から社会人まで、幅広い層が受験対象となります。

取得者は、ディープラーニングの基本原理や活用方法を理解し、企業や組織でAI活用を推進できる人材とみなされます。就職や転職、社内での評価を高めるうえで大きなアドバンテージとなり、AI関連プロジェクトへの参画や新規事業の提案など、キャリアの幅を広げることができます。また、「G検定」は専門技術だけでなくビジネス的な視点も重視されるため、現場と経営をつなぐ役割を果たせる利点もあります。

AIやビッグデータを活用するあらゆる業界で、「G検定」の知識は強みになります。製造業や物流、金融、マーケティング、医療、公共分野など、多様な領域でAI導入の検討が進む中、取得者はプロジェクト推進やデータ分析を行う際のコーディネート役を務めることができます。具体的には、AIコンサルタントやビジネスアナリスト、AI製品の企画・営業など、テクノロジーとビジネスの両面を理解した人材として活躍が期待されるでしょう。

取得者の声

G検定の資格を取得した学生

授業で学んだ知識を参考書とWebで補い、半年間の勉強で「G検定」を取得できました。

土屋 和真 さん

AIシステム科 2022年卒 
埼玉県立越谷総合技術高校出身 
ITスペシャリスト科(4年制)3年次へ編入

「G検定」の取得を目標にすることで、人工知能について効率的に勉強できると思い、入学してすぐに試験対策を始めました。AIシステム科では、授業自体が「G検定」に沿った内容で行われるため、しっかり復習することが大切です。私は授業時間外でも参考書などに目を通し、学んだ知識を定着させていきました。後期になると、制限時間内で問題を解く練習をくり返しながら、Web上で受けられる模擬試験などにもチャレンジ。先生からも勉強方法などについて多くのアドバイスをいただき、1年次の秋に「G検定」を取得しました。資格を取得することで就職も有利になりますし、就職してからの仕事も効率的に行えると思うので、これからも資格取得に取り組んでいこうと思っています。

基本情報技術者試験

経済産業省が実施する情報処理技術者試験の一つで、IT分野の基礎的な知識と技能を幅広く問う国家資格です。ソフトウェア開発やネットワーク、データベース、アルゴリズム、情報セキュリティ、プロジェクト管理など多岐にわたる出題範囲をカバーし、ITエンジニアとしての登竜門的な位置づけを持っています。合格率は平均約25%で、多くの企業が注目する重要資格です。

取得者は、ITの基礎能力を客観的に証明できるため、就職や転職、社内評価でのアピールに有利です。プログラミングやアルゴリズム、セキュリティなど、企業が求める基礎スキルを幅広く学べる点も大きな利点になります。また、上位資格である「応用情報技術者試験」など、より高度な資格取得をめざすうえでのステップアップとしても有効です。

ITを活用するあらゆる分野で需要があり、ソフトウェア開発企業や通信、金融、製造、小売、医療、公共機関など、多様な業界で活躍できます。システムエンジニアやプログラマ、アプリケーションエンジニア、Webデザイナーなど、幅広い職種において基礎的なIT知識を生かして業務を進めることが可能です。将来のキャリア形成の土台としても取得の価値ある資格です。

ITパスポート試験

「ITパスポート試験」は、経済産業省の情報処理技術者試験の一つで、IT分野における基礎的な知識を認定する国家資格です。テクノロジー系やマネジメント系など、ITに関連する多様な分野から出題されます。初心者でも受験しやすい資格であり、取得をめざすことで、情報セキュリティやネットワーク、経営戦略など、学生やビジネスパーソンに必要となる基本的なITリテラシーを総合的に身につけられます。合格率は平均約50%です。

「ITパスポート試験」の取得により、ITの基礎知識やビジネスにおける情報活用スキルを客観的に示すことができ、就職活動や社内評価の際にアピールポイントとなります。特にIT部門以外の人にも分かりやすい出題構成になっており、試験勉強を通じてビジネスの現場で不可欠な基礎力を固められるメリットもあります。さらに、上位資格(基本情報技術者試験など)に挑むうえでの足がかりとしても役立ちます。

「ITパスポート試験」取得者は、情報技術の基盤知識を持つ人材として、業界や職種を問わずに活躍できます。IT企業やコンサルタント業界では、初期の研修などで取得が必須となる場合もありますが、そのほかの業種でも、たとえば総務や経理など事務系職種ではシステム導入の相談役として、営業職ではITを生かした提案力のある人材として貢献することが可能です。幅広い業界でITリテラシーが求められる今、社会人基礎力としても評価される資格です。

教育連携

企業連携プロジェクト 企業との共同研究で最新のテクノロジーを学ぶ

総合案内として「inforoid2」を設置している様子

AIシステム科では、企業と協力し、共同研究を通じて最先端のテクノロジーに触れる機会を提供しています。さらに、企業のAIサービスを授業に取り入れ、学生がそれらを教材として活用することで、より実践的な学びを実現しています。

企業との連携

地域連携プロジェクト 地域との連携による課題解決プロジェクト

区役所の来庁者数を予測した表

AIを暮らしや社会に活用するため、「プロジェクト実習」を通じて企業や地域と連携した課題解決に取り組んでいます。その一例が、機械学習を活用した区役所の来庁者数予測プロジェクト。高い予測精度が混雑緩和に役立つと評価され、プロジェクトの継続が決定しています。

地域との連携

他学科とのコラボレーション ホテル・観光科との連携

他学科の学生たちと話し合いをしている様子

「プロジェクト実習」の時間を活用し、ホテル・観光科の学生がクライアントとなり、AIシステム科の学生がAIシステムでホテルの諸問題を解決するプロジェクトに取り組んでいます。例えば、ドアマンがホテルの利用客一人ひとりに適した声かけができるよう、入館時に撮影した顔写真に宿泊目的などの属性を紐付け、ドアマンが装着するメガネ(ウェアラブル端末)にその情報が表示されるシステムを開発・提案するなど、アイディアに富んだプランが数多く提案されています。

企画力・プレゼンテーション能力

講師紹介

AI・IT業界の最前線で活躍する、多彩な分野の専門家が直接指導!

AIのスペシャリストには、企画力や開発力、ビジネススキルなど幅広い能力が求められます。AIシステム科では、ヒット商品を生み出したプランナーやIT業界のトップエンジニア、企業経営やマーケティングの専門家を講師に迎え、実践的なAI教育を提供しています。

特別講師

吉積 礼敏先生

最先端のクラウドで、みなさんの学びをサポートします。

吉積 礼敏 先生

クラウドエース(株)取締役会長
【担当科目】クラウドサービス実習(特別講義)

日々、圧倒的な量のビッグデータを処理・分析・活用しているGoogleにとって、AIはもっとも強みを発揮する分野のひとつです。私たちクラウドエース社は、創業以来Google関連のビジネスに携わっており、 Google Cloudという最先端のクラウド環境の企業への導入実績で、国内トップクラスを誇っています。AIシステム科では、このGoogle Cloudを学生のAI教育に活用する、画期的なカリキュラムの実施をサポートしています。AI やクラウドに強い人材のニーズは、今後ますます高まっていくことは間違いありません。ぜひ、私たちと一緒に最先端のITを学び、新しい価値の創造に挑戦していきましょう!

■プロフィール
東京大学工学部卒業後、総合コンサルティング会社を経て、2005年に吉積情報(株)を、2016 年にクラウドエース(株)を設立。「Google Apps Certified Development Specialist」を日本人として初めて取得するほか、Google Cloudの全5資格も日本人で初めて取得。

ラリオス 川口先生

失敗を怖れず、いろんなことにチャレンジしてください。

ラリオス 川口 先生

クラウドエース(株)
事業推進本部 マーケティング部エモーショナルエバンジェリスト兼Google Cloud認定トレーナー
【担当科目】クラウドサービス実習

学生時代にぜひやりたいものを見つけてください。思いついたことは、なんでもチャレンジしてほしいと思います。そしていろいろなものに興味を持って、ITやAI以外のことでも、気になったことはどんどん学んでください。失敗しても大丈夫!日本工学院の環境ならなんでもできると思います。

■プロフィール
セミナーで講師を務めたり、SNSで発信するなど、Google Cloudについての広報活動を行う。非エンジニアでありながら、Google Cloudの認定資格を6つ保有。(さらにAWSの資格も1つ取得)

関根 泰先生

幅広く学び、経験することが将来を照らす力になります。

関根 泰 先生

クラウドエース(株)
事業推進本部 事業企画2部 部長
【担当科目】クラウドサービス実習

Google Cloudという最先端のインフラに触れて学ぶことをきっかけとして、積極的にいろいろなことに興味を持ち、学んでほしいと思います。学んだこと、経験したことすべてがつながり、将来を照らす力となるでしょう。

■プロフィール
Google Cloudの魅力を伝えるトレーナーとしてトレーニングを行う一方、クラウドを活用する企業をさまざまな面で支援している。

赤星 良輔先生

テクノロジーだけではなく、AIの生かし方を学んでほしい。

赤星 良輔 先生

(株)グルーヴノーツ
テックパーク事業部 ディレクター
【担当科目】機械学習基礎

学生のみなさんには、実際に私たちがビジネスの現場で体験し、苦労したことを実践に近い形で学べるように教えています。AIに触れる中で、AIを使ってできることや、AIが使えるシーンと使えないシーンが見えてくるでしょう。テクノロジーの知識だけでなく、物事の本質をつかむ力をぜひ磨いてください。

中村 悟先生

いま企業が求めているのは、AIを活用して業務を最適化できる人。

中村 悟 先生

(株)グルーヴノーツ
アドバイザー
【担当科目】機械学習基礎

これからは「AIの民主化」が加速し、もっとライトに誰もがAIを使える環境が整っていくでしょう。仕事で使うだけなら、難しい技術は要らなくなるかもしれません。企業では、業務をAIで最適化できる人材が不足しています。私たちの授業を通じて、業務の中でAIを活用するためのスキルを学んでほしいと思います。

AIシステム科の先生

学習環境

施設・設備 クラウドとIoTをフル活用!AI学習に最適な学習環境を完備

最先端技術を学ぶための施設として、蒲田校に「AI実習室」、八王子校に「AI実践センター」を設置。学生は授業やプロジェクトで実践的に技術を磨きます。さらに、「LEGO MINDSTORM」や「Google Nest Hub」など最新デバイスを活用した体験型教育で、高度なスキルを習得します。

青いライトが印象的なAI実践センター
AI実践センター
沢山の椅子とテーブルが設置されたAI実践センター
椅子やテーブルなどが設置されたAI実習室
AI実習室
大きなホワイトボードが設置されたAI実習室
日本工学院八王子専門学校 AI実践センター AIシステム科
青い照明に包まれたAI実践センター

特集 AI実践センター

AIを実践的に学ぶための施設「AI実践センター」について詳しく紹介。

AI実践センター

学習リソース Google Cloudなど、最先端のクラウド学習環境でAIを開発・活用

パソコンやスマホを使うサービスとして、ネットワーク上のデータやソフトウェアを活用する「クラウドサービス」が広く普及しています。特にAIの開発・活用においてクラウドサービスは必要不可欠です。AIシステム科は、世界的IT企業であるGoogle社が提供するクラウドサービス「Google Cloud」を授業に導入。Google Cloudのトータルサポートを手がけるクラウドエース(株)と提携し、最新のスキルを体験を通して学びます。その他「Amazon Web Services」や「Microsoft Azure」などのクラウドサービスについても幅広く学習。クラウドに強い学習環境を整えています。

Google Cloudのツールを示した図

Google Cloud(グーグル クラウド)

Googleが提供する各種クラウドツールの活用法が学べます。

Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)

Amazonが提供する各種クラウドツールの活用法が学べます。

Microsoft Azure(マイクロソフト アジュール)

マイクロソフトが提供する各種クラウドツールの活用法が学べます。

MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)

AIと量子コンピュータを駆使した各種クラウドツールの活用法が学べます。

Prediction One(プレディクション ワン)

機械学習を用いた予測分析ツールの活用法が学べます。

Git Hub(ギットハブ)

ソースコードなどを保存、共有できるプログラマー向け支援ツール。

最新のPC、サーバ、デバイスを使用し、プロスキルを実践習得!

AIシステム科では、ハイブリッドクラウドを実現するためのハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)サーバを校内に設置。また、最新のIoTデバイスに触れながら、クラウド、Web、IoTの3分野について実践中心に学んでいきます。

HPCサーバ(ハイパフォーマンス・コンピューティングサーバ)

HPCサーバ

HPCサーバは膨大なデータに対し複雑な演算処理を高速に実行できる機能を有したコンピュータ環境です。クラウド環境と組み合わせたハイブリッドクラウドとして利用することで、クラウド利用のコスト低減や、データアクセス速度の向上など、用途に応じた使い分けが可能となります。AIシステムでは研究機関レベルのディープラーニング用HPC サーバを校内に導入。クラウドの従量課金を気にせず、存分に機械学習を活用した研究や開発を行うことができます。

【主要スペック】
●CPU:Intel Xeon×2 ●メモリ(RAM):192GB 
●GPU:NVIDIA Tesla V100 32GB×2 
●ネットワーク:10Gbps ●OS:Linuxベース

HPCサーバ

Raspberry Pi
(ラズベリーパイ)

教育目的で開発されたカードサイズのコンピュータです。シンプルな構造なのでプログラミングを学びやすく、電子部品を本体に接続することでさまざまな機能を実装できるため、IoT開発を手軽に体験できるツールとして注目を浴びています。AIシステム科では、この「ラズベリーパイ」や、それを組み込んだ「reTerminal」(IoT端末)を使い、コンピュータスキルや創造力を高めています。

HPCサーバ

micro:bit
(マイクロビット)

イギリスのBBC(英国放送協会)が主体となって開発した教育用のマイコンボードです。図形や文字が表示できる25個の赤色LED、スピーカー、マイク、各種センサーなどを搭載しており、機能を組み合わせていろいろな作品をつくることが可能。「IoTもの作り実習」や「プロジェクト実習」などで使用しています。 ※八王子校で導入

HPCサーバ

Google Nest Hub
(グーグルネストハブ)

話しかけるだけで欲しい情報が表示されるスマートディスプレイ。AIを利用したアプリケーション開発などに活用しています。

※蒲田校で導入

HPCサーバ

LEGO MINDSTORMS
(教育版レゴマインドストーム EV3)

センサーやモーター、CPUなどを組み合わせてロボットを作れるキットです。主にプログラミングの学習に使用しています。

HPCサーバ

DOBOT Magician
(ドボット・マジシャン)

デスクトップで使える小型ロボットアームです。アタッチメントを交換することにより、多彩な用途に使用できます。主にプログラミングの学習や創造力育成のために活用しています。

HPCサーバ

Nao
(ナオ)

自立歩行できるヒューマノイドロボットです。本体にはカメラ、マイク、タッチセンサーなど多くのセンシングデバイスが搭載されており、人の話す言語や表情を認識し、話す・動くなどインタラクティブなコミュニケーションを行うことができます。八王子校では、このNaoを使って楽しみながらAI技術や高性能センサーの知識を学びます。

※八王子校で導入

ホワイトボードを使って話し合う学生たち

教室内・キャンパスには快適な無線LAN環境を完備

本校のキャンパスではロビーやカフェなど、さまざまな場所で無線LANに接続が可能です。多くの試験で導入されている、コンピュータを使ったオンラインの試験・CBTなども活用されています。しかも実習室は放課後、学生たちに開放されているので自習やスキルアップの情報収集に大活躍、ネットサーフィンも思い切り楽しめます。

クラス担任制 担任教員が、学習・就職・学生生活を親身にサポート

日本工学院では、クラス担任制を採用。ITスペシャリスト科(4年制)でも、入学から卒業までを一人の専任教師が責任持って担任し、学習・就職・そして学生生活全般まで、あらゆる面で親身なサポートを行います。担任教員が、定期的に学生一人ひとりと面接を行うことで、個々の状況をしっかりと把握するとともに、信頼関係を構築。学生と担任教員の距離は近く、絆も深くなるため、卒業後も先生のもとへ近況を伝えにくる学生も少なくありません。こうした雰囲気がITカレッジ全体の就職の良さなどに結びついています。 

就職サポート

クラス担任は、キャリアサポートセンターや講師の先生方と連携を取り、学生一人ひとりの就職活動をサポート。適性試験、模擬試験の実施や、模擬面接、そして履歴書の添削、求人情報の紹介などを行います。特に模擬試験では、前年度の試験問題の傾向や、採用のポイントなどの有用な情報をもとに実践的に指導。内定が決まるまで、あらゆる面でていねいにサポートします。 

学習サポート

授業内容や進行についての相談や、卒業制作や大学編入などに対する助言や指導、そして各種資格取得のためのサポートとして、個別に過去問題を配って解説するなど、きめ細やかに学習をバックアップ。学生一人ひとりが安心して学べるよう、最適な環境づくりを行います。 

学生生活サポート

学生一人ひとりとの面談により、個人の特性をしっかりと把握。個々の学生に合わせ、さまざまな悩みや将来の目標など、あらゆる面で親身に助言、指導を行います。より専門的な相談を行うことのできる学生相談室もありますが、まず担任教員が相談の窓口となり、学生生活の道案内的な役割を果たします。 

学びの成果

学生作品 独自の発想でAIの新しい世界を創造!

2年間の集大成として、2年次後期に行われる「卒業制作」。学生は個人またはチームで課題に取り組み、2年次2〜3月に行われる卒業展でその成果を発表します。どんな課題に取り組むか(AIを何に活用するか)は一切自由。取り上げるジャンルも料理、ゲーム、生成AI活用など多種多彩です。アイディア、有用性ともに素晴らしいものが多く、学生たちは2年間でめざましい成長を遂げています。

学生たちが卒業制作の発表をしている様子

You are GREAT painters

「自分を褒めてくれるAI」を活用したWEBアプリケーション。手書きのイラストをWEB上にアップロードすると、AIが絵の「雰囲気」と「何が描かれているか」を判別し、キャラクターが絵を褒めてくれます。PythonとHTMLで作成した作品で、「絵を褒めることで、自分の創造力に自信を持って楽しく絵を描いてもらいたい」という想いが込められています。

歩容識別の紹介をしている様子

深層学習を活用した歩容認証

歩容識別(ほようしきべつ)とは、歩き方の特徴をもとに人物を識別する技術で、犯罪捜査や行方不明者の捜索などの人物特定に用いられています。この研究では、歩行映像から作成したモデルに人物識別モデルを学習させることで、歩容識別を実現(深層学習を用いたモデルベース手法)。従来の識別手法の課題だったコストの高さを軽減できました。

IT業界研究

IT業界の基礎知識や、IT関連の各職種について知ろう

ITに興味を持つ方や、これから学びを始めようと考えている方へ、IT業界の基礎知識や、IT関連の各職種について、わかりやすく解説します。IT業界を理解し、自分の進路を見極めるためのページです。

関連情報

本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。

職業実践専門課程とは

News & Topics

AIシステム科の活動や最新動向をお伝えする情報コンテンツ「News & Topics」をご紹介しています。

AIシステム科のメニュー一覧

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岩堀 信一先生

岩堀 信一 先生
システムエンジニア/プロジェクトマネージャー

【担当科目】AIリテラシー概論、クラウド技術基礎、プレゼンテーション、プロジェクト実習

■プロフィール
主に金融分野・公共分野におけるシステム開発にシステムズエンジニア・プロジェクトマネージャーとして従事。提案、要件定義、開発、テスト、運用のシステムライフサイクル全般に渡る実務経験有り。米国PMI認定PMP、AWS認定ソリューションアーキテクト–アソシエイト、日本ディープラーニング協会G検定等の資格を有する。

安孫子 かおり先生

安孫子 かおり 先生
医療事務/診療情報管理士

【担当科目】データ分析基礎、資格対策講座

■プロフィール
総合病院・大学病院にて、診療(医療)情報を国際統計分類等に基づいた収集・管理を行い、またデータベースを抽出・加工・分析し、ニーズに適した情報を提供する専門職の実務経験あり。診療情報管理士指導者、国際診療情報管理士(修了)、医療情報技師、日本ディープラーニング協会G検定の資格を有する。

黛 宏明先生

黛 宏明 先生
システムエンジニア/ネットワークエンジニア/ITインストラクター

【担当科目】AI・Web実習、Web技術基礎、データベース基礎

■プロフィール
金融機関でのシステム開発や通信事業者での研究・開発業務などに従事し、広くIT技術を俯瞰する目を養う。教育ベンダーでのインストラクター経験も長く、IT技術をわかりやすく教えることを得意とする。基本/応用情報処理技術者、ネットワークスペシャリスト、情報処理安全確保支援士、日本ディープラーニング協会G検定等の資格を有する。

末吉 竜介先生

末吉 竜介 先生
Webエンジニア/組み込みエンジニア

【担当科目】Web開発実習、AI・Web実習

■プロフィール
企業のWebサイト制作や券売機等の組み込みシステムの開発に従事し、提案から設計、開発、運用、保守まで全行程の実務経験がある。基本情報技術者試験、旧初級システムアドミニストレータ試験、旧CG検定2級等の資格を有する。

足高 圭介先生

足高 圭介 先生
AIエンジニア

【担当科目】IoT活用実習、AI・IoT実習

■プロフィール
大学院ではニューラルネットワークを使ったパターン認識の研究を行う。現在は株式会社リンクス執行役員CTOとして、AI関連の新規事業コンサルティングやベンチャー企業の立ち上げを行い、主にプロダクト開発に携わっている。

谷一 博之先生

谷一 博之 先生
AIエンジニア/プロジェクトマネージャー/会社経営

【担当科目】クラウドサービス実習、AI・クラウド実習

■プロフィール
エアコンの組み込みプログラマーから、AIエンジニアに転職。ドライバーの行動予測、音声感情認識、スマートハウスの研究開発に従事。その後、AIの会社を起業。社会人および法人向けにAI概論・機械学習・ディープラーニングの講義を行っている。

大野田 和弘先生

大野田 和弘 先生
研修講師/コンサルタント

【担当科目】マーケティング

■プロフィール
30年間、ICTビジネス系の専門学校に所属し、ICTの知識や技術、資格試験対策、マネジメント系の知識や演習などの講師経験を持つ。また、企業相談役・研修講師として、マネジメントや人財評価・育成などの研修を数多く経験している。さらに、異業種交流会や法人会、NPOの理事として、地域のビジネス活性化にも寄与している。

太田 晶先生

太田 晶 先生
修士(メディアサイエンス)/システムエンジニア

【担当科目】AIプログラミング基礎・実習、Web技術基礎、プロジェクト実習 他

■プロフィール
大学院修士課程では、画像認識・ロボット・IoTを活用して人を支援する技術開発を研究。教育機関におけるICTインフラの導入や運用に技術職員として従事。基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験、福祉情報技術コーディネーター認定試験1級、G検定(日本ディープラーニング協会)などの資格を保有。趣味は木工からITサービスまでのDIY。

小林 彰人先生

小林 彰人 先生
博士(工学)/修士(工学・社会工学)/データサイエンティスト

【担当科目】データ分析基礎、アルゴリズムとデータ構造、IoTものづくり実習 他

■プロフィール
大学院博士課程では、電気特性を用いた食品の品質評価について研究。食品の食感データを機械学習し、人間の感性を可視化する研究に従事。ハード・ソフト両面から、音や光、電気等の波動を用いて様々な対象のデータ計測、信号処理、機械学習による予測・分類に強い関心がある。高校教員免許(工業)の資格を保有。トレイルランニングは上位入賞の常連。

ラザフィマナンテナ エドゥアルド アンジアナリジャウナ先生

ラザフィマナンテナ エドゥアルド アンジアナリジャウナ 先生
学術博士(数学)/システムエンジニア

【担当科目】AIリテラシー概論、情報セキュリティ、数学・統計学 他

■プロフィール
大学院博士課程では無限次元関数解析について研究。その後、カオスニューラルネットワークに関する研究に従事。母国(マダガスカル)では数学と開発言語の大学教員と政府機関の仕事に従事。日本ではシステムエンジニアの実務を経て、大学・専門学校における講師を担当。現在は、機械学習とIoTプログラミングを中心に研究。趣味はバドミントン。

姿勢認識AIでマスコットと遊ぶアプリ

姿勢認識AIとは、カメラの動画から人の姿勢、動き、骨格や関節などの位置を認識するAI技術です。今回学生はこの技術を活用し、日本工学院オリジナルキャラクターと一緒に楽しく遊べる旗揚げゲームを開発。学園祭で一般の来場客の方々にも楽しんでいただきました。