多彩な業界で活躍できるビジネス&PCスキルを習得
情報ビジネス科では、秘書・事務コースとeビジネスコースの2つのコースを設け、2年間の実践的で充実したカリキュラムを通じて、幅広い業界で即戦力として活躍できるスキルを習得します。事務職や営業職、接客業など、さまざまな業界・職種に対応するビジネススキルとコンピュータスキルを学びます。さらに、数々の重要資格の取得もサポート。卒業後は、一般企業の事務職をはじめ、運輸や流通業界、鉄道・旅客業界、美容・コスメ業界、ショップ運営、金融機関、公共機関・団体、そしてeコマース(ネットショップ)を中心としたeビジネス分野など、多岐にわたる業界・職種への就職をめざすことが可能です。
- ここがすごい! 情報ビジネス科コースの特長
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あらゆる業界・企業が進路となる学び
事務職、営業職、接客業など、さまざまな業界・職種に対応するビジネススキルとコンピュータスキルを学びます。幅広い企業が進路の対象となり、望みの進路への就職を実現します -
社会で必要となるさまざまな資格の取得をサポート
「簿記検定」「秘書検定」「MOS(Word、Excel)」「サービス接遇検定」など、企業評価の高い資格をはじめ、さまざまな資格に対応した充実のカリキュラムとサポートでたくさんの資格を取得できます。 -
企業や地域との連携による教育を推進
生きた専門力やビジネススキルなどを身につけるため、企業や地域との連携した教育を推進。特別講義や業界セミナー、インターンシップなど多様な取り組みを行っています。
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どんな職業にも必要になる、ビジネススキル、パソコンスキルを養成します。
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マナー・パソコン・簿記など、検定資格を8個以上合格させます。
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適性や志向に合った希望する職業に就職できる⼈材に育てます。
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コース紹介
学べること
実習紹介 : 豊富なカリキュラムでビジネスの基礎を楽しく学べる
情報ビジネス科では、あらゆる仕事に役立つビジネススキルとパソコンスキルをしっかりと学びます。バラエティ豊かな授業から自分に合ったものを選択し、さまざまなジャンルで活躍できる専門スキルを身につけることが可能です。体験型の授業が中心なので、楽しみながらいろんなことを学ぶ中で視野が広がり、進路選択の幅も広がっていきます。
eコマース演習
ネットショップのビジネスモデルを理解し、ショップ開設に必要な商品撮影技術、売り上げ管理などを学びます。
秘書
ビジネス知識やビジネスマナー、接遇力を学び、ビジネスパーソンとしての基本を学びます。
ICT活用
コンピュータの操作やクラウドサービスなど、ITツールの活用を学びます。
資格対策
各種資格試験への対策講座で、合格する力を身につけます。
英語研修
校外の体験型英語学習施設で、一日体験留学などに参加します。
ビジネスプランニング
社会で求められるニーズを調査し、企画書作成などのスキルを学び、新しいビジネスモデルを創造します。
学びの領域 : あらゆる業界で活躍可能な、ビジネスとITの複合スキルを習得
事務、営業、販売などの現場で活躍するにあたり必要となる、幅広い領域の専門知識とプロスキルを学習します。ビジネス、会計、プレゼンテーションやマーケティングなどを行う際に必要となる基本スキルから、さまざまな業務に対応できるIT・パソコン、さらにeビジネスのスキルも複合してしっかりと身につけることで、社会に求められる人材を育成します
ビジネス
ビジネス基礎知識やビジネスマナー全般、コミュニケーションスキルを身につけ、ビジネス書類作成のためのスキルやリーダーシップ、マネジメントスキルも実践で身につけます。
会計
簿記会計を基礎から習得し、試算表、清算表などの作成から、帳簿への記載などを実践で学習。簿記能力検定3級、2級にもチャレンジします。
IT
PC、PC周辺機器についての基礎を理解し、Microsoft Word、Excelといったソフトの使用スキルやパソコンのトラブル対応技術も習得。画像や動画、音声データの加工も学びます。
eビジネス
ネットビジネスの仕組みを理解し、簡易的なECサイトの作成から運営までのスキルを身につけます。また起業する為に必要な事項を理解します。
プレゼンテーション
プレゼンテーションの場を実際に数多く儲けることで、実践で物事を整理し、順序だてて説明するための能力を高めます。
マーケティング
製品、価格、販売促進、流通チャネルの4つの要素を理解し、マーケティングミックスの展開や、Webマーケティングを行うためのスキルを習得します。
教育設計図(授業計画) : 幅広い業界で活躍するためのスキルを習得
ビジネススキル、パソコンスキルを習得するための講義をはじめ、実習やフィールドワークなどの実践的な授業も豊富に用意。さまざまな手法で専門スキルを磨き、社会人として必要な知識と能力を総合的に養成します。
1年次 : ビジネスの基礎からIT活用まで、実践力を養成
接客マナーやビジネスマナー、一般的なビジネス知識を基礎から学び、ITツールの活用方法を習得します。これにより、実務で必要なビジネスの基本をしっかりと身につけ、さまざまな業界・職種に対応できる人材としての基礎を作ります。
2年次 : コミュニケーションからEC運営まで、経験でスキルアップ
秘書・事務コースでは、仕事に必要なコミュニケーションスキルや企業会計などを学び、実務に近い接遇を習得します。eビジネスコースでは、ECサイトの開設・運営・プロモーション方法を学び、実際に在学中に開業をめざします。
Topics : 授業を超えた学びを実践!フレッシャーズキャンプ&校外研修
情報ビジネス科では、入学直後に学生同士や教員との親睦を深めることを目的に、フレッシャーズキャンプを開催。グループワークや夕食づくり、アクティビティなど、楽しい時間を過ごしながら、2年間共に学ぶ仲間との一体感を高め、学習へのモチベーションの向上を図ります。また、世の中の最新情報や技術、地域の産業を理解するために、展示会や施設見学、研修旅行なども行っています。
2年次 後期 (サンプル)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1時限 |
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Office実習3 | パソコン活用1 |
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eコマース演習2 | |
| 2時限 | キャリアデザイン3 | Office実習3 | ビジネスプランニング1 | ファイナンシャルプランナー1 | eコマース演習2 | |
| 3時限 | ICT活用2
/簿記会計2 |
/コンテンツ加工2 | ビジネスプランニング1 | マーケティング2 | 秘書3 | |
| 4時限 | 簿記会計2 | コミュニケーション1 | ビジネスプランニング1 | 資格対策3 |
動画で知る : 最先端のビジネスを学ぶ、実践的な授業を紹介
パソコンやIoTを使った実習、マナー実習やマーケティングの実践的な授業の様子などをムービーでチェックしよう!
資格
資格ロードマップ : 1年次はベーシック資格、2年次は目標資格を中心に、幅広い資格に挑戦!
情報ビジネス科では、IT系、ビジネス系、ヒューマンスキル系を中心に各種資格取得を徹底サポート。学生全員が取得をめざす資格(ベーシック資格)や目標資格を設定するとともに、取得計画の目安となる資格ロードマップを作成しています。学生たちはこれらをもとに、自分なりの取得スケジュールをつくって資格を取得に取り組むことで、2年間で10以上の資格を効率よく手に入れることも可能です。
ベーシック資格‥すべての学生が取得をめざす資格
推奨資格‥取得を勧める資格
目標資格‥目標とする資格
資格ロードマップ
資格対策プログラム : 充実した資格対策授業で、豊富な種類、多彩なレベルの資格取得をサポート!
正規授業でしっかり資格対策
全員が取得を目標とする「秘書検定」「サービス接遇検定」「ビジネス能力検定」などの資格については、1年次から週に複数回の対策授業を実施。過去問題を解きながら丁寧な解説を行うことで知識をしっかりと定着させ、前期での合格をめざします。また、「簿記検定」や「ビジネス文書検定」「Microsoft Office Specialist(MOS)」を対象とする授業も用意するなど、正規カリキュラムの中で充実した資格対策を行っており、1年次のうちに10種類前後の資格取得をめざすことができます。
より上位の資格取得もサポート
資格対策授業の中ではグループワークも取り入れることで、名刺の渡し方や言葉遣いといったビジネスマナーをはじめとする実技を実践的に習得可能。「秘書検定準1級」など、より上位の資格試験で行われる面接試験に万全の備えで臨むことができます。また、2年次からは難易度の高い「ファイナンシャル・プランニング技能検定」の取得をサポートする授業も行っています。
資格のエキスパートが指導
資格対策授業を担当するのは、各資格に関する豊富な知識と実績を持つプロフェッショナルたちで、資格試験の作問に携わっていた教員も名を連ねています。この信頼できる教員陣が、授業以外の休み時間や放課後にも学生の質問にきめ細かく対応するなど親身な指導を行い、めざす資格の取得を強力にバックアップします。
資格支援センター
日本工学院では、学内にライセンス・サポート・センター(資格支援センター)を設置。資格の案内・受験の手続き・出願・対策講習会開催など、学生の資格取得をサポートしています。学科を超えて、多彩な資格にチャレンジすることも可能です。
資格解説
秘書や事務ワークに欠かせない重要資格から、eビジネスや起業を支えるIT・ネット系の資格まで、さまざまな業界・分野で役に立つ資格の取得をめざすことができます。
秘書検定
「秘書検定」は、一般財団法人実務技能検定協会が実施する資格試験で、秘書業務に欠かせないビジネスマナーや文書作成などの基本スキルを認定します。3級から1級までの段階があり、上位級では面接試験も実施され、敬語の使い方や接遇の所作など実践的な対応力が評価されます。学生だけでなく社会人にも人気があり、社会人基礎力を高めるうえで多くの人が受験しています。
取得すると、上司や来客への対応、正しい敬語やビジネスマナーの習得を客観的に示せるため、就職や転職の際にアピールしやすくなります。また、秘書業務だけでなく、受付や営業、接客など幅広い仕事でも対人スキルを生かせる点が強みです。上位級に合格すれば、より高度なコミュニケーション能力や状況判断力を備えていると見なされ、リーダー候補としての評価が高まる可能性があります。
取得者は、秘書や受付、総務、人事など、人と接する場面が多い職種で活躍できます。大手企業の役員秘書やオフィス受付、さまざまな接客業をはじめ、きめ細かな接遇が求められる現場の即戦力をめざせるほか、一般事務や営業、販売職、顧客サポートなどでも、言葉遣いやマナー面で強みを発揮して活躍する可能性が広がっています。
取得者の声
資格は自分の価値を証明する手段。
そして大きな自信の源に!
鈴木 瑛美香 さん
情報ビジネス科 2年(取材時)
埼玉県立武蔵野高校出身
JALグランドサービス 内定
自分自身のスキルアップ、そして就職活動にも有利になると思い、1年次から多くの資格取得に取り組みました。2年間で「サービス接遇検定準1級」「秘書検定2級」「ビジネス能力検定2級」「日商簿記検定3級」など計11個の資格を取得。情報ビジネス科では、講義が資格対策にもなっている内容だったため、不明な点などはすぐ講師の方に教えてもらうことができる環境でした。また過去問題を解くことで、出題の傾向と自分の苦手な設問を把握するなどの対策も行いました。「サービス接遇準1級」では、過去問題8年分に取り組み、二次試験の面接対策として、実際の試験と同じロールプレイサービス接遇の講義で先生と実践し、苦手な箇所を繰り返し練習しました。資格は自分の価値を証明する手段。そして自信にもつながる大きな価値のあるものです。皆さんもチャレンジしてみてください!
サービス接遇検定
「サービス接遇検定」は、公益財団法人実務技能検定協会が実施する資格試験で、おもてなしの心やビジネスマナーを中心に問う検定です。お客様や取引先との接し方、言葉遣い、身だしなみ、受付・電話応対の基本など、サービス現場で必要となる実践的な知識や技術を幅広く評価します。3級から1級まであり、上級になるほど臨機応変な対応や高度なコミュニケーション力が求められるのが特徴です。
合格者は、対人スキルやおもてなし精神を証明できるため、接客業やサービス業はもちろん、一般企業の受付や事務など、人と関わる職種での評価が高まります。また、社会人として必要な礼儀作法や立ち居振る舞いを学ぶ機会にもなるので、就職や転職の際に大きなアピールポイントとなるでしょう。上級の資格を取得すれば、より高度な接遇能力が認められ、重要度の高い業務を任される可能性が広がります。
「サービス接遇検定」の取得者は、ホテルや飲食店、旅行会社などのサービス業、百貨店や小売店の販売職、医療機関や金融機関の受付・窓口業務など、顧客対応が中心となる現場で力を発揮します。さらに、企業のコールセンターやイベントスタッフ、オフィスの来客対応など、多様な業種・職種で接遇スキルを生かせます。近年は、サービス品質を重視する企業が増えているため、どのような分野でも取得者の需要は高まっています。
取得者の声
問題を解く楽しさを知り多くの資格取得を達成!
新川 瑠斗さん
情報ビジネス科2年(取材時)
私立信濃むつみ高校出身
朝日建設 内定
資格取得に取り組んだきっかけは、最初は授業の内容が資格対策になっていたからでした。ところが、だんだんと問題を解くことが楽しくなっていく自分がいて、実践的なスキルを学べる点にも魅力を感じてからは積極的に挑戦するようになりました。資格取得のポイントは、やはり日々の授業にしっかり取り組むこと。わからないことを放置せず、先生に質問することも大切です。信頼できる先生が過去問題の重要な点や考え方をわかりやすく教えてくださるので、知識を確実に定着することができます。今後はファイナンシャルプランナーなど、さらに多くの価値ある資格を取ろうと思います。
ビジネス能力検定[B検]ジョブパス
「ビジネス能力検定」は、文部科学省後援の資格試験で、社会人として必要なビジネスマナーやコミュニケーションスキル、企業経営の基礎知識などを総合的に評価します。3級から1級の段階制になっており、顧客対応から企画立案、経営戦略の基本まで幅広く出題されるのが特徴です。特定の業界や業種に限定せず、ビジネスの共通基盤として役立つスキルを身につけたい人が多く受験しています。
合格者は、ビジネスマナーや問題解決力、情報整理力など実務に直結する力を客観的に示せるため、就職活動や昇進の際に強みとなります。資格取得の学習過程で、書類作成やプレゼンテーションの基本も習得できるため、社会人としての基礎力が底上げされる点もメリットです。上位級に合格すると、企画力やリーダーシップの高さを証明する材料として活用でき、ビジネスパーソンとしての成長やキャリアアップを後押しします。
「ビジネス能力検定」で問われるスキルは、顧客対応やプレゼンなど、業種を問わず必要とされるため、メーカー、サービス業、小売、金融などあらゆる分野での活躍が期待されます。具体的な職種としては、事務、企画、総務、人事、営業、販売など多岐にわたります。ビジネスの場面全般で求められる基礎力を身につけることで、職場でも信頼される存在になれるでしょう。
日商簿記検定
「日商簿記検定」は、日本商工会議所が主催する簿記(経理・会計)の知識を測る資格試験で、簿記3級から1級までの段階が設けられています。企業の取引を帳簿に正しく記録し、決算書類を作成するための基本的なルールや手順を学ぶことで、ビジネスの根幹を理解することができます。級が上がるほど、複雑な仕訳や原価計算、財務諸表の分析など高度な内容が問われ、企業の財務状況を深く把握する力が身につきます。
合格者は経理・財務スキルを客観的に証明できるため、就職や転職の際に大きなアピール材料となります。企業活動の基本であるお金の流れを把握できるため、経営判断や業務改善にも貢献しやすく、管理職をめざす際にも有利に働きます。初級の3級でも販売や事務など幅広い業務で生かせ、2級以上を取得すれば、本格的な経理職や税理士などへステップアップしやすくなるメリットがあります。
簿記の知識はすべての企業に必要とされるため、業種を問わず活躍が可能です。具体的には、経理や財務部門をはじめとして、営業、総務、人事など、コスト管理や予算計画に携わるあらゆる職種で役立ちます。また、会計事務所や税理士法人、銀行など、専門的な会計知識が求められる分野では特に重宝されます。日商簿記の取得で、数字を扱う力やビジネス全体を見渡す視点が評価され、多彩なキャリアプランを描けるようになります。
ファイナンシャル・プランニング技能検定
「ファイナンシャル・プランニング技能検定」は、個人や企業の資産管理やライフプラン設計に関する知識を問う国家資格で、3級から1級まで段階的にレベルが設定されています。試験範囲は、年金・保険・税金・不動産・投資・相続など幅広く、ファイナンシャルプランナー(FP)としての総合力を測定する内容となっています。実生活や仕事でも生かせる具体的な知識が学べるため、金融業界だけでなく一般企業や個人でも注目される資格です。
合格者は、資産管理やライフプラン全般の知識を証明できるため、保険や銀行などの金融機関への就職や転職で優位になります。企業内でも、従業員のマネーリテラシー向上や顧客への提案力強化につながり、キャリアアップに役立ちます。個人の財務計画にも応用できるので、節税や投資、保険の選び方など、自分や家族の生活設計に貢献できる点も魅力です。
ファイナンシャルプランニングの知識は、銀行・証券・保険会社といった金融機関をはじめ、不動産、税理士法人、コンサルティング会社など、多様な業界で求められます。具体的な職種としては、銀行の資産運用相談員、保険代理店のプランナー、証券会社の営業、税理士や会計士のアシスタント、総務や経理担当などが挙げられます。個人向けライフプランから法人の財務相談まで、幅広いフィールドで活躍が期待されます。
ネットショップ検定
「ネットショップ検定」は、オンライン販売に必要な実務知識と運営スキルを問う資格です。商品の魅力を伝えるページ作成や顧客対応、物流・決済、関連法規、マーケティングなど、ECサイト運営を総合的に理解できるのが特長です。初級から上級までレベル別の試験が用意され、学習段階に応じて受験できます。
取得者は、ECサイト運営全体を理解していると評価され、就職や転職で優位になります。集客や販促ノウハウを生かし、売り上げ向上やリピーター獲得に貢献できるのも魅力です。さらに、ネットショップ開業時には、トラブル対処や顧客満足度向上に関する実践的な知識を生かしながら、適切に事業を進めていくことができます。
アパレル、雑貨、食品、美容品、デジタルコンテンツなど、ネット販売を行うあらゆる業界で求められます。ECサイトの運営やマーケティングの担当者、カスタマーサポート、物流・在庫管理などの職種で特に有効です。また、自分でハンドメイド作品を販売する個人事業主や、新規EC事業を立ち上げる企業でも重宝され、キャリアの幅を広げられる資格と言えるでしょう。
マーケティング・ビジネス実務検定
「マーケティング・ビジネス実務検定」は、企業や組織での販売戦略や市場調査、プロモーションなど、マーケティングに関わる業務の基礎から応用までを総合的に評価する資格試験です。顧客ニーズの把握や商品・サービスの企画、ブランド戦略の立案など、多岐にわたるマーケティング知識と実務能力が問われます。C級からA級までのレベルが設けられており、ステップアップしながら体系的にスキルを身につけていくことが可能です。
取得者は、市場や顧客を分析し、売り上げ拡大のための施策を具体的に考えられる人材として評価されます。特にマーケティング戦略の策定や実行に携わる際に大きなアドバンテージとなり、社内外での信頼度も高まるでしょう。学習の過程で顧客心理や販売チャネルの仕組みなど幅広い知識を修得できるため、企画提案や新規事業の立ち上げなど、多様なビジネスシーンで活躍する可能性が広がります。
小売・流通、メーカー、サービス業、IT企業など、商品やサービスを扱うあらゆる業界で活躍できます。具体的には、マーケティング部門や商品企画、営業企画、広告宣伝、ECサイト運営などで力を発揮できるでしょう。データ分析や消費者心理を踏まえた戦略立案が必要とされる現場で、顧客満足度向上やブランド価値の確立に貢献できる人材としてさまざまな仕事を担当できます。
ビジネス文書検定
「ビジネス文書検定」は、社内外で交わされる文書やメールを正しく書き、伝える力を測る資格試験です。ビジネスの場で求められる礼儀や敬語の使い方、文書の構成や表現方法などを幅広く理解していることが求められます。段階別に3級から1級まで用意されており、資格取得をめざす学習の過程で、ビジネス文書作成の基礎から応用までを習得できます。正確で読みやすい文書を作成するスキルは、組織内外でのコミュニケーションを円滑にするうえで不可欠なものと言えるでしょう。
取得者は、ビジネス文書の作成能力を客観的に証明でき、就職や転職の際にアピール材料となります。報告書や企画書、クレーム対応メールなど、多様なビジネス文書をスムーズに作成・編集できるため、社内評価の向上や仕事の効率化にも貢献します。文書作成スキルを磨く過程で、表現力や論理的思考力も高まり、他の業務に応用したり、コミュニケーション能力を向上させたりするメリットもあります。
製造、小売、サービス、ITなど、どの業界でも報告書や企画書、顧客対応メールなど文書を扱う場面は多様に存在します。文書作成能力は業種を問わず、事務、営業、広報、人事、総務など、ビジネス文書が頻繁に必要な部門で役立てることができます。「ビジネス文書検定」の取得者は、正確かつ分かりやすい文書でコミュニケーションをサポートし、組織内外での情報やメッセージのやり取りの品質向上に貢献できます。
Microsoft Office Specialist
「Microsoft Office Specialist(MOS)」は、Word、Excel、PowerPointなどのOffice製品の操作スキルを証明する国際資格です。基礎から応用機能まで幅広く出題され、業務効率化や資料作成など、パソコン実務の標準的な指標となっています。試験は操作手順だけでなく、実践的な課題に沿って進むため、実務で必要な作業手順やトラブル対応力も身につきます。
資格を取得すると、Officeソフトの操作を効率よく行えるだけでなく、就職・転職時にスキルを客観的に示せる利点があります。作業時間の短縮やプレゼン資料の質向上など、実務に直結する成果を出しやすく、キャリアアップや社内評価の向上にもつながります。企業によっては資格手当が支給される場合もあり、専門性をアピールする有力な武器となります。
「MOS」取得者は、事務・営業・企画・経理・人事など、Officeソフトを扱うあらゆる職種でさまざまな仕事を担当できます。金融や製造、小売、サービス業など幅広い業界において、資料作成やデータ管理、プレゼン業務などを効率化できるため、組織全体の生産性向上に寄与します。特に正確かつ魅力的な資料を短時間で作成できる能力は、マネジメント層とのコミュニケーションの場面で高く評価されることが期待できます。
教員メッセージ
大きな達成感とともに、将来に生きるスキルを手に入れましょう!
諸星 朱里先生
情報ビジネス科
皆さんは、勉強中に「この知識は何に使えるのだろう?」と疑問に感じたことがあるかもしれません。しかし、資格対策の学習は、将来ビジネスの現場で役立つ実践的なスキルを身につけるための大切なプロセスです。めざす資格を取得すれば、社会に出たときにその価値や有用性に改めて気づき、「努力は間違いではなかった」「勉強して良かった」と必ず実感できることでしょう。私たち教員は、皆さんが大きな達成感を味わいつつ自信を手に入れるために、惜しみなくサポートしていきたいと考えています。目標の資格を見つけとき、難しそうだからと簡単に諦めてしまうのはもったいないことです。ぜひ、希望をもって取得にチャレンジしてください。そしてわからないことがあったら、資格の専門家である教員に気軽に質問してほしいと思います。疑問や不安を解消するだけでなく、わかる楽しさまで感じてもらえるよう、私たちも皆さんと一緒にがんばっていきたいと思います。
就職・進学
めざせる職業・主な就職先 : ビジネスの基本をしっかりと身につけた人材は、幅広い業界への就職が可能
すべての業界で通用するビジネスの基礎をしっかりと身につけ、秘書・事務、eビジネスの専門知識・スキルを習得。2年間の充実した学びが、企業やショップ、サービス業などさまざまなビジネスシーンでの活躍を可能にします。情報ビジネス科には、幅広い業界からたくさんの求人があり、あなたの就職を全力でサポート!多くの卒業生がさまざまな業界・職種で活躍中です。
ファッション業界
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サマンサタバサジャパンリミテッド
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トミーヒルフィガージャパン
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ストライプインターナショナルなどの ファッション業界。
美容・コスメ業界
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TBCグループ
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コーセー化粧品販売などの美容・コスメ業界。
進路決定率 : 学科と専門機関の連携サポートで、希望の就職を実現
学科とキャリアサポートが連携したダブルサポート体制で、学生一人ひとりの希望に合わせた就職支援を行っています。専門力だけでなく、人間力を磨く全校一丸の「就職力強化プロジェクト」により、業界が求める人材を育成。これにより、大手企業をはじめとする希望の進路への就職を実現しています。
大学編入制度 : さらなるスキルアップをめざし、大学への進学もサポート
日本工学院では、情報ビジネス科を卒業後、併設校の東京工科大学の2年次・3年次に編入できる制度があります。さらに学びを深め、専門的な知識を身につけて就職の幅を広げたい方をサポート。多くの単位が互換され、この制度を利用すれば、最短4年間で「専門士」と「学士」の2つの資格を取得することができます。
卒業生インタビュー
接客の仕事に就きたい! という思いが叶いました
鈴木杏果 さん
キャメル珈琲 勤務
情報ビジネス科卒 静岡県・私立浜松修学舎高校出身
アルバイトでの接客やインターンシップに参加した子ども食堂での経験を通して、接客の楽しさややりがいを感じ、店舗の雰囲気が大好きなキャメル珈琲(カルディコーヒーファーム)を就職先に選びました。先生方との面接の練習を通して、自分のやりたいことやめざす道を明確にできたことが、就職活動でも良い方向に働いたと思います。働きながらさまざまなスキルを身につけ、将来は商品企画やマネージメントの仕事にも挑戦し、会社の発展に貢献していきたいです。
オープンキャンパス+体験入学でもっと知る
ビジネスについての各種講座や、ビジネス系の検定試験、パソコンソフトなどを体験してみませんか。楽しいメニューをたくさん用意していますので、ぜひご参加ください!
イベントに参加する
進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!
学習環境
施設・設備 : 多彩な実習室はもちろん、専門学校のスケールを超えた施設を完備
キャンパス内には、プログラミングを学ぶコンピュータ実習室や最新技術を扱うネットワーク実習室など、スキル習得のための多彩な実習室と学習施設を完備しています。また、快適なキャンパスライフを過ごすための各種施設も充実。2年間の学習期間を有意義に過ごすための環境を揃えています。
教室内・キャンパスには快適な無線LAN環境を完備
本校のキャンパスではロビーやカフェなど、さまざまな場所で無線LANに接続が可能です。多くの試験で導入されている、コンピュータを使ったオンラインの試験・CBTや医療系学科で使われる電子カルテやレセプトなども活用されています。さらに、実習室は放課後に学生たちに開放されているので、自習やスキルアップのための情報収集に大いに役立ちます。インターネットを活用して、自由に情報を検索したり学習したりすることもできます。
クラス担任制 : 学習から就職、学生生活まで、担任教員がきめ細やかにサポート
クラス担任制を採用している日本工学院。情報ビジネス科でも専任教員が入学から卒業まで一貫したサポートを行っています。担任教員は定期的に学生と面談し、状況をしっかり把握するとともに、信頼関係を築くことで、学習や就職、学生生活全般にわたり、個別に親身な指導を行います。
就職サポート
クラス担任は、キャリアサポートセンターや講師の先生方と連携を取り、学生一人ひとりの就職活動をサポート。適性試験、模擬試験の実施や、模擬面接、そして履歴書の添削、求人情報の紹介などを行います。特に模擬試験では、前年度の試験問題の傾向や、採用のポイントなどの有用な情報をもとに実践的に指導。内定が決まるまで、あらゆる面でていねいにサポートします。
学習サポート
授業内容や進行についての相談や、卒業制作や大学編入などに対する助言や指導、そして各種資格取得のためのサポートとして、個別に過去問題を配って解説するなど、きめ細やかに学習をバックアップ。学生一人ひとりが安心して学べるよう、最適な環境づくりを行います。
学生生活サポート
学生一人ひとりとの面談により、個人の特性をしっかりと把握。個々の学生に合わせ、さまざまな悩みや将来の目標など、あらゆる面で親身に助言、指導を行います。より専門的な相談を行うことのできる学生相談室もありますが、まず担任教員が相談の窓口となり、学生生活の道案内的な役割を果たします。
企業連携・地域連携
企業・地域連携プロジェクト : 企業や地域との連携で行うイベントや講座、教育がたくさん
情報ビジネス科では、多彩な企業と連携し、産学協同プロジェクトや講義、インターンシップを通じて、社会や企業とのつながりを重視した教育を展開しています。八王子市の商店街や企業、農協と連携した地域活性化プロジェクトや、地元産野菜、道の駅の販売促進プランを提案するなど、実践的なカリキュラムを通じて、企業や地域の課題解決を行うプロジェクトにも取り組んでいます。
BASE(株)のサービスを活用し、ネットショップを開設
蒲田校では、革新的なインターネットサービスを展開するBASE株式会社CEO鶴岡裕太氏と株式会社CAMPFIRE代表取締役CEO家入一真氏を招き、特別講義を開催。この講義をきっかけに、4名の学生がBASEのサービスを活用し、オリジナルアパレルブランド「M-b.life」を設立し、実際にネットショップを開設しました。
八王子市の地域活性化への取り組み
八王子校では、2年生がプロジェクトチームを組み、八王子市の商店などと連携して地域活性化プランを立案。商店街の各店舗の版版促進プランの提案や八王子産パッションフルーツの商品開発などに取り組んでいます。学生たちは、実際に店舗などに足を運んで打ち合わせを行い、八王子学園都市センターで地元企業を前にプレゼンテーションを実施。キャンパス内では経験できない実践的なビジネス経験を積んでいます。
羽田地域での校外研修
蒲田校では、キャンパスにほど近い羽田イノベーションシティでの校外研修を実施。先端産業に取り組む企業が集まるこの施設では、さまざまな産業・社会の未来を展望することができ、学生たちの大きな刺激になっています。この施設では、東京の企業をサポートする信用金庫を招いての特別講義なども行われました。
学びの成果
受賞実績 : ビジネスプロデュースコンペティションで数々の賞を受賞
情報ビジネス科では、バラエティ豊かな授業を豊富に用意。自由に選択して、楽しみながら専門スキルを身につけることが可能です。 体験型の授業がほとんどなので、楽しみながらいろんなことを学ぶなかで視野が広がり、将来の進路の幅もどんどん広がっていきます。「ビジネスプロデュース コンペティション」とは、全国の専門学校生が職業観を養うことを目的に、自らのビジネスプランをプレゼンテーションする競技会です。この大会において日本工学院は、プレゼン賞や審査員奨励賞など過去13年間で13回受賞。2023年の大会では、グランプリこそ逃しましたが、アイデア賞を受賞しました
講師
講師紹介 : IT・ビジネスのプロたちが、基礎から丁寧に指導します
IT業界で豊富な実務経験を持つプロフェッショナルな講師陣が、IT業界で培ったノウハウを授業に取り入れ、基礎から応用まで幅広いスキルをしっかり指導します。
「楽しく学ぶ」がモットーの授業で楽しみながら進路を決定!
風間 恵先生
情報ビジネス科
秘書、ビジネスマナー、雑貨・ショップ研究、就職講座担当
情報ビジネス科はみんな和気あいあいとアットホームな学科です。パソコンスキルを学ぶのはもちろん、メイクアップ講座やフラワーアレンジメントなど楽しめる講座をたくさんラインナップ!みんな生き生きと勉強しています。さらにさまざまなイベントも用意。原宿や六本木など、最新トレンドの発信地に行って現場で働いている人の声を聞き、いろいろな業界の理解を深めたり、社会の第一線で活躍している方を特別講師として招いて、いろいろな体験談を聴くことができたり。自分は何がやりたいのだろう、何に向いているんだろう… と迷っている人にはお勧めの学科です。いろいろな勉強をする中から、将来の目標を決めていけますよ。
業界研究
関連情報
本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。
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