現代社会を支えるネットワークとセキュリティのプロを育成
サイバー攻撃や情報漏洩が増加する現代社会では、ネットワークとセキュリティ技術の重要性が急速に高まっています。ネットワークセキュリティ科では、ITの基礎から高度な専門知識までを2年間で徹底的に学び、これらの課題に対応できるプロフェッショナルを育成します。実践的なカリキュラムには、シスコシステムズ社が提供する「シスコネットワーキングアカデミー」を導入。システコシステムズ製のルータを活用した実習のほか、ネットワーク構築やセキュリティ対策を学ぶケーススタディ、インターンシップ、最新技術を活用した実習などが含まれています。また、シスコ認定資格「CCNA」や「情報セキュリティマネジメント試験」などの業界で評価される資格取得もサポート。初心者でも基礎から学べる環境が整っており、卒業後は即戦力として企業で活躍できるスキルを身につけることができます。
[科目A試験]免除対象学科
- ここがすごい! ネットワークセキュリティ科の特長
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ネットワーク業界で求められるスキルを実践的に習得
ITの基礎をしっかり学んだ後、ネットワークやセキュリティに特化した最新技術を実践的に習得します。世界最大のネットワーク機器メーカーであるシスコシステムズ社による「シスコネットワーキングアカデミー」をカリキュラムに導入し、現場で役立つスキルを効率的に磨ける教育を行っています。 -
IT・ネットワーク・セキュリティの重要資格取得を徹底サポート
シスコ認定資格「CCNA」の取得を最大の目標に、「CompTIA認定資格」「基本情報技術者試験」「情報セキュリティマネジメント試験」など、数多くの重要な資格取得を1年次から計画的にサポートします。 -
感動教育を通じて技術力と創造力を育成
ロボットを活用した「IoTものづくり実習」などを通じ、ものづくりの楽しさを体験。ハードウェアの制御や活用技術を学びながら、創造力と実践力を高めます。
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必要不可⽋な社会インフラであるネットワークを構築できるスキルを養います。
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ITシステムをクラッカーから守るセキュリティスキルを養成します。
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ネットワークやセキュリティだけでなく、IoT、Web、データベースに通じるエンジニアに育てます。
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コース紹介
学べること
学びの領域 : IT基礎からネットワークとセキュリティの専門スキルまでを総合的に学習
IT業界でも特にニーズの高いネットワーク技術とセキュリティ技術を専門的に学べるネットワークセキュリティ科では、まずITの基礎知識であるプログラムやデータベースなどのITリテラシーをしっかり身につけます。その上で、高度な専門知識や技術を段階的に習得できる実践重視のカリキュラムを用意。初心者でも無理なくスキルアップが図れます。
ルータ実習
ネットワーク業界で最も利用されているシスコシステムズ製のルータを使い、管理者権限のパスワード設定やルーティングテーブルの設定、セキュリティ設定などを学びます。
ネットワーク・構築・運用
ネットワークの構造、 LAN、WANの基礎的なネットワークを理解し、シスコシステムズ製ルータやスイッチを使用したネットワークの構築、Linuxシステムの運用、クラウドサービスの利用などを実践します。
セキュリティ
情報セキュリティに対する理解を深め、サイバー攻撃の手法を知り、セキュリティ対策のためのプロスキルを実践で学びます。
ITリテラシー
情報技術(IT)に関する基本的な知識やスキルを理解し、適切に活用できる能力を養成。各種基本ソフトの操作方法などを身につけます。
教育方針 : 体験型の学びで技術力+人間力を高める教育を実施
ネットワークセキュリティ科では、実践型の授業を教育に組み込むことで、密度の濃い専門教育を展開。「ものづくり」の感動を通して技術力、創造力を養い、またワークショップや産学連携プロジェクトなど、体験型の学びによって人間力を高めることで、多様なスキルと広い視野を持つIT人材として成長し、これからの社会で活躍できる人材をめざします。
感動教育で学ぶ、作る、成長する
手を動かして学ぶ、実際に作ってみる「ものづくり」を通して学ぶ姿勢を重視しています。こうしたアプローチにより、目に見える結果が得られることで達成感を感じ、さらに学習のモチベーションが上がることで理解も深まります。本科では、ロボット教材を用いた「IoTものづくり実習」などを通して、ハードウェアを制御・活用する技術を学ぶ実践的な取り組みを導入しています。
技術力と人間力、両方を高める
IT業界の現場では、課題解決力、コミュニケーション力、チームワーク力といったスキルも求められます。本科では、これらのスキルを重視したカリキュラムを提供しており、ワークショップやプロジェクト学習(PBL)、ビジネスリテラシー教育を通じて、技術だけではなく総合的な人間力も育成します。
教育設計図(授業計画) : IT基礎からネットワーク技術まで、即戦力を育成するカリキュラム
2年間を通してITの基礎から高度なネットワークおよび情報セキュリティ技術を学び、実践的なスキルを身につけます。コンピュータやIoT、TCP/IP、データベースの基礎を学んだ後、実際のネットワーク技術やLinux操作、専攻に応じた専門的な技術を習得します。また、卒業制作や資格取得、社会人として求められるビジネスマナーの習得にも注力。即戦力して活躍できる人材を育成します。
1年次 : IoTからネットワークまで基礎と実践を徹底習得
コンピュータのしくみやパソコン操作の基礎を学んだ後、IoTを活用したものづくりを体験します。後期からは、TCP/IPなどのプロトコルやデータベースの基礎知識、さらにルータ操作や管理者パスワード設定といった実践的な技術を習得。2年次から実施される自分の興味や目標に応じて専攻を選択します。
2年次 : Linux操作から専門スキルまで、さらにハイレベルな技術を習得
Linux OSの操作方法や各専攻に応じた高度な専門スキルを学びます。2年間の学びの集大成として卒業制作に取り組みながら、目標とする資格の取得をめざします。また、卒業後に備えて、社会人として必要なビジネスマナーもしっかり身につけます。
経済産業省が定義した、IT業界で活躍する人材育成のために必要とされるスキルの指標・ITスキル標準(ITSS)を反映し、ITSSのレベル2までをしっかりと学習できるカリキュラムを設定しています。ITSS導入のカリキュラムで学ぶ2年間は、就職にも大きなアドバンテージとなります。
ITスキルマップ標準(ITSS)が一目でわかるマップ
時間割サンプルをご確認いただけます。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1時限 | Webアプリケーション開発1 | ルータ実習2 | クラウドコンピューティング | キャリアデザイン3 | 情報系資格対策講座3 | |
| 2時限 | セキュリティ実習 | ルータ実習2 | サーバ構築実習 | キャリアデザイン3 |
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| 3時限 | データベース応用 | 卒業制作1 | サーバ構築実習 | ビジネススキル2 |
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| 4時限 |
動画で知る : ネットワークセキュリティの学びの現場を動画で体感!
ネットワークの構築やIoTを使った実習、実際にサーバやネットワーク機器に触れながら行う実践的な授業の様子を動画で紹介。
資格
資格ロードマップ : 専攻に応じたロードマップに従い、段階を踏んで取得に挑戦できます。
スキル習得の指標であり、そして就職にも大きなアドバンテージとなる各種資格。ネットワークセキュリティ科では、ITスキル標準 ITSSレベル2を基準に、めざす資格を設定し、計画的に資格取得を実現していきます。各コースに準じた資格ロードマップに沿ってチャレンジしていきますので安心して取り組むことができます。
ベーシック資格‥すべての学生が取得をめざす資格
推奨資格‥取得を勧める資格
目標資格‥目標とする資格
取得できる主な資格
認定資格 : 「基本情報技術者試験」の科目A試験が免除されます。
ネットワークセキュリティ科では、基本情報技術者試験対策講座を受講し、修了試験に合格すると、国家資格「基本情報技術者試験」の科目A試験が免除されます。
資格対策プログラム : さまざまな方法で、資格取得を強力にサポートします!
ベンダー系の重要資格の取得を授業でサポート
ネットワーク機器大手のシスコシステムズ社が認定するネットワーク関連の重要資格である「CCNA」の取得に必要な知識とスキルを、実機を使って身につける実践的授業を用意。また、日本工学院はAWS(Amazon Web Services) Academyに加盟しており、Amazonが提供するAWS Academyのサイトを活用して、最先端のクラウドサービスの機能や操作を学べる授業も実施。「AWS認定クラウドプラクティショナー」の取得をめざすことができます。そのほか「LPIC」というLinux OSに関する世界共通資格の取得に役立つ授業もあり、意欲と向上心ある学生を強力にバックアップします。
資格解説
IT業界で高く評価される各種ベンダー系の資格と、ITエンジニアに必要な知識を有することを公的に証明する国家資格の取得をめざすことができます。
CCNA
「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」は、ネットワーク機器大手のシスコシステムズ社が認定する、ネットワーク技術者向けの資格です。主にルータやスイッチを中心としたネットワークの基本設定やトラブルシューティング、セキュリティの基礎など幅広いスキルを問われます。TCP/IPプロトコルの理解やルーティング、スイッチング技術など、現場で必要とされる初級~中級レベルの知識を身につけていることを客観的に示せる資格です。
取得者は、ネットワーク分野の標準的な知識・スキルを身につけていると認められ、就職や転職の際に有利になります。ネットワーク機器の導入や運用における基本を習得していることで、現場での即戦力として期待されやすく、上位資格へのステップアップもめざしやすくなります。また、資格手当を設ける企業もあり、専門性の高さをアピールすることで給与やキャリア形成にもプラスに作用します。
ITインフラを扱うあらゆる業界で需要があり、通信キャリアやシステムインテグレータ、クラウドサービス企業、金融、製造、小売など多彩なフィールドで活躍できます。職種としては、ネットワークエンジニアやインフラエンジニア、サーバー管理者、セキュリティエンジニアなどが代表的なものです。「CCNA」の基礎知識はクラウドやIoT領域でも応用が利き、幅広い技術者としてキャリアを築くことが可能です。
取得者の声
取得した重要資格が就職活動に生きた!
近藤 祥 さん
ネットワークセキュリティ科 2年(取材時)
島根県立情報科学高校出身
IIJエンジニアリング 内定
重要度の高い複数の資格を取得したことが能力の証明となり、就職活動の好結果につながりました。特にシスコシステムズ社の認定資格である「CCNA」は、内定をいただいた会社からの高い評価につながったのは間違いありません。ネットワークセキュリティ科は、実際にネットワーク機器に触れて学ぶことができるほか、特別対策講座を開講するなど、資格取得をめざす学生を強力に支援する環境が整っています。万全のサポートのもと具体的な目標を持って学ぶことで、自分のやりたい方向性を明確にできることも、資格取得のメリットだと感じています。
LPIC
「LPIC(Linux Professional Institute Certification)」は、LinuxというオープンソースのOS(基本ソフト)を利用するシステムの基本操作から高度な管理・運用までを段階的に認定する国際資格です。LPIC-1からLPIC-3まで複数のレベルがあり、受験者の技術レベルに応じてスキルを証明できます。
「LPIC」を取得すると、Linuxの基礎から応用までの知識があることが証明され、IT企業などにおいて高く評価されます。特定の企業製品に頼らず、世界中で通用する資格なので、就職や転職、進学時のアピールにも有利です。サーバー運用やクラウド環境の仕事につながるチャンスも広がります。
Linuxが導入されるシステムは多く、Webサーバーやクラウドプラットフォーム、組込みシステムなど多岐にわたります。そのため、ITコンサルティング、通信、Webサービス、製造、IoT関連など、業界を問わずに需要があります。職種としては、サーバー管理者、クラウドエンジニア、インフラエンジニア、セキュリティエンジニアなどがあります。
情報セキュリティマネジメント試験
「情報セキュリティマネジメント試験」は、経済産業省が実施する情報処理技術者試験の一つで、組織内の情報資産を保護するための基礎知識を認定する国家資格です。セキュリティポリシーの策定やリスクマネジメント、個人情報保護など、管理者や一般従業員が理解しておくべき項目を幅広く網羅します。ITに関することだけでなく、マネジメントや法令、倫理的側面についても出題され、現場での実践力が重視される試験です。
取得者は、情報セキュリティに関する基本的な考え方や運用のポイントを把握していると見なされ、企業内での信頼度が高まります。特に、セキュリティ対策を徹底する必要がある現場では、資格を持つ人材がリスクの評価や方針の立案に貢献できるため、キャリアアップに有利に働きます。また、コンプライアンスや法令順守を意識した運用を行う能力も証明されるので、幅広い業種・職種で評価されるでしょう。
金融や医療、公共機関など、高度なセキュリティが求められる業界で特に需要があります。具体的には、セキュリティ管理者やリスクマネージャー、IT部門の運用担当、コンサルタントなどの職種で、能力を発揮して活躍可能です。また、個人情報保護の重要性はますます高まっており、情報セキュリティマネジメントの知識を持つ人材は、さまざまな領域で安定した需要が見込まれます。
AWS認定クラウドプラクティショナー
「Amazon Web Services(AWS)」というクラウドサービスの基本的な利用方法や仕組みなどを理解していることを示すエントリーレベルの資格です。クラウドの概念、主要サービス、料金体系、セキュリティなど幅広い範囲をカバーし、初心者でも受験しやすいのが特長です。AWSを本格的に導入する前段階の理解度を証明できるため、企業のIT以外の部門でも役立てることができます。
資格取得により、AWSの基本構成や用語を理解していることを客観的に示せます。そのため、クラウド導入や運用の検討時に建設的な議論に参加できるなど、業務の幅が広がります。さらに、上位のAWS資格(ソリューションアーキテクトなど)に挑む足がかりとしても有効です。
AWSは多くの企業や公共機関で導入が進んでいるため、「AWS認定クラウドプラクティショナー」の取得者は、IT業界に限らず、製造、小売、金融、医療、スタートアップなど幅広い業界で求められます。具体的な職種としては、システムエンジニアやインフラエンジニアをはじめ、営業、企画、マーケティングのスタッフ、プロジェクトマネージャーなどがあります。
基本情報技術者試験
経済産業省が実施する情報処理技術者試験の一つで、IT分野の基礎的な知識と技能を幅広く問う国家資格です。ソフトウェア開発やネットワーク、データベース、アルゴリズム、情報セキュリティ、プロジェクト管理など多岐にわたる出題範囲をカバーし、ITエンジニアとしての登竜門的な位置づけを持っています。合格率は平均約25%で、多くの企業が注目する重要資格です。
取得者は、ITの基礎能力を客観的に証明できるため、就職や転職、社内評価でのアピールに有利です。プログラミングやアルゴリズム、セキュリティなど、企業が求める基礎スキルを幅広く学べる点も大きな利点になります。また、上位資格である「応用情報技術者試験」など、より高度な資格取得をめざすうえでのステップアップとしても有効です。
ITを活用するあらゆる分野で需要があり、ソフトウェア開発企業や通信、金融、製造、小売、医療、公共機関など、多様な業界で活躍できます。システムエンジニアやプログラマ、アプリケーションエンジニア、Webデザイナーなど、幅広い職種において基礎的なIT知識を生かして業務を進めることが可能です。将来のキャリア形成の土台としても取得の価値ある資格です。
ITパスポート試験
「ITパスポート試験」は、経済産業省の情報処理技術者試験の一つで、IT分野における基礎的な知識を認定する国家資格です。テクノロジー系やマネジメント系など、ITに関連する多様な分野から出題されます。初心者でも受験しやすい資格であり、取得をめざすことで、情報セキュリティやネットワーク、経営戦略など、学生やビジネスパーソンに必要となる基本的なITリテラシーを総合的に身につけられます。合格率は平均約50%です。
「ITパスポート試験」の取得により、ITの基礎知識やビジネスにおける情報活用スキルを客観的に示すことができ、就職活動や社内評価の際にアピールポイントとなります。特にIT部門以外の人にも分かりやすい出題構成になっており、試験勉強を通じてビジネスの現場で不可欠な基礎力を固められるメリットもあります。さらに、上位資格(基本情報技術者試験など)に挑むうえでの足がかりとしても役立ちます。
「ITパスポート試験」取得者は、情報技術の基盤知識を持つ人材として、業界や職種を問わずに活躍できます。IT企業やコンサルタント業界では、初期の研修などで取得が必須となる場合もありますが、そのほかの業種でも、たとえば総務や経理など事務系職種ではシステム導入の相談役として、営業職ではITを生かした提案力のある人材として貢献することが可能です。幅広い業界でITリテラシーが求められる今、社会人基礎力としても評価される資格です。
教員メッセージ
資格の背景にある知識を理解し、実社会で活用できる力を養います。
西山 陸先生
ネットワークセキュリティ科
資格取得を支援することは、専門学校の大切な役割の一つです。ネットワークセキュリティ科でも、充実した対策を行い多くの実績を上げてきました。しかし、資格を取ることが学びの最終目的ではありません。本科では、資格の背景にある知識をしっかり理解し、それを実際の仕事で活用できる力を養うことを重視しています。そのため、カリキュラムや授業は、単なる試験対策にとどまらず、実践的なスキルを磨けるよう設計されています。
現代社会では、かつての終身雇用が当たり前ではなくなり、特に変化の激しいIT業界では、転職を重ねながらキャリアを築くことが一般的になっています。新卒としての就職だけでなく、将来キャリアアップをめざす際にも、資格は自分の知識や技術を証明する強力な武器となります。また、資格取得を通じて身につく勉強法や考え方は、社会に出てから新たなスキルを習得する際にも大いに役立つでしょう。資格を取得することは、努力が形となる成功体験の一つです。この経験を重ねることで、自信をつけ、未来への可能性を広げることができます。あなたのスキルを客観的に証明し、社会での評価やキャリアの選択肢を増やす重要な要素である資格を手に入れて、夢に向かって羽ばたいてください。
就職・進学
めざせる職業 : IT業界をはじめさまざまな業種へ
ネットワーク・セキュリティ系は常に成長を続ける分野であり、ネットワークやセキュリティの専門知識を備えた人材は、さまざまな業界から高い需要があります。ネットワークセキュリティ科の卒業生も多彩な業界で活躍しています。
ネットワーク系
パソコンやWebをはじめ、スマートフォンや情報家電、車など、あらゆるものがネットワークでつながっている現代。そのネットワーク上のさまざまな問題を一手に引き受けるのが、ネットワークエンジニアやセキュリティエンジニアといった専門家たちです。
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ネットワークエンジニア
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ネットワークシステムオペレータ
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セキュリティエンジニア
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カスタマエンジニア
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セキュリティアドミニストレータ
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IoTエンジニア
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コンピュータエンジニア
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Webエンジニア など
セキュリティ系
コンピュータウイルス、ハッキング、情報漏洩、サイバーテロなどから、コンピュータやネットワーク、サーバ、そして情報を守る仕事です。
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セキュリティエンジニア
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セキュリティアドミニストレータ
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セキュリティ監視管理者
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セキュリティコンサルタント
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ネットワークエンジニア
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Webエンジニア など
主な進路
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ネットワーク関連企業
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Web関連会社
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インターネット関連企業
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一般企業のネットワーク管理部門
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携帯電話関連企業
進路決定率 : ネットワーク業界を中心に、毎年高い就職率をキープ
ネットワークセキュリティ科で学んだ学生たちは、ネットワーク・セキュリティ業界を中心に、毎年、希望の企業へと就職を決めています。
主な就職・進学 : 多くの卒業生が理想の進路を実現し、キャリアをスタート
大学編入制度 : さらなるスキルアップをめざし、大学への進学もサポート
日本工学院では、ネットワークセキュリティ科を卒業後、併設校の東京工科大学の2年次・3年次に編入できる制度があります。さらに学びを深め、専門的な知識を身につけて就職の幅を広げたい方をサポート。多くの単位が互換され、この制度を利用すれば、最短4年間で「専門士」と「学士」の2つの資格を取得することができます。毎年、意欲を持った学生が大学進学の道を選び、次のステップへ進んでいます。
Topics : ネットワークセキュリティ科より編入した学生が、卒業生総代に選出!
日本工学院 ネットワークセキュリティ科卒業後に、東京工科大学 3年次に編入学したカンボジアよりの留学生、ホン パンニャーさんが、編入後の4年次に成績最優秀者として特別学長賞を受賞!卒業生総代に選ばれました。
4年制学科編入 : ITスペシャリスト科(4年制)3年次への編入でさらに専門力をアップ
ネットワークセキュリティ科卒業後に、「もっと学びたい」「専門分野をもっと深く追究したい」という方のために、ITスペシャリスト科(4年制)の3年次への編入制度も用意しています。編入によってさらに専門力を強化することができ、ITスペシャリスト科卒業時には、「高度専門士」の称号が与えられ、就職活動がより有利となります。
インターンシップ : 就職への第一歩、業界・企業での就業体験
ネットワークセキュリティ科では、企業での実務経験を積むインターンシップ制度を実施。学生は、IT業界の現場を体験しながら学び、就職・進路選択の大きなヒントを得ることができます。また、インターンシップは就職活動にも大きなアドバンテージとなります。日本工学院は、多数のIT企業と提携しており、希望する分野での貴重な体験が可能です。
短期インターンシップ(1週間程度)
オープンオフィス(職場体験)により実際の現場を体感し、主に社会人としてのマナーや心構えなどを身につけます。
中期インターンシップ(2週間~1ヶ月間)
ケーススタディ(事例研究)を行います。まとまった仕事や課題を与えられ、実際に問題解決力などを養います。
長期インターンシップ(1ヶ月~3ヶ月)
短期・中期で学んだことを発展させ、実際のプロジェクトに参加、プロとともに仕事を行うこともあります。
主なインターンシップ実績企業
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アドビシステムズ
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オー・エイ・エス
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日立社会情報サービス
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技研電子
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コアード
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インターネットイニシアティブ
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JIT
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古河インフォメーション・テクノロジー
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ソフテム
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ヒューマンシステム
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ビリングシステム
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AppBank Games
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インキュベート・ジャパン
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システム・ランド
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コンピュータネットワーク
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エンライズコーポレーション ほか
卒業生インタビュー
より深く学ぶため東京工科大学へ編入。世界中の人がネットワークを活用して、快適に生活できる社会を構築したい。
ホン パンニャーさん
ネットワークセキュリティ科 2015年卒
2015年 4月 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部3年次編入
2017年 3月 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部卒業
カンボジア出身
富士通(株)勤務
私は、世界で一番と言われる日本のIT関連技術を学ぶために留学してきました。ネットワークセキュリティ科では、C言語、Java言語、Linux、データベース知識、ネットワーク知識などを基礎から習得。その後の学習のベースをしっかりと作ることができました。「日本工学院で学んだことを、もっと深く学んで社会の役に立ちたい」と思った私は、担任の先生に相談し東京工科大学への編入を希望。先生にサポートしていただきながら、無事大学の3年次の編入試験に合格。編入当初は不安でいっぱいでしたが、4年次には成績優秀者として特別学長賞をいただいたうえに、2016年度卒業生総代にも選出され、とても充実した学生生活を送ることができました。現在、就職先でネットワークエンジニアを担当。ネットワークの技術は日進月歩なので、日々勉強の毎日です。
オープンキャンパス+体験入学でもっと知る
PCやスマホがネットに繋がるための仕組みを知り、ネットワーク・セキュリティの重要性を実体験できる体験メニューを用意。実体験で楽しみながら学べるチャンスです!
イベントに参加する
進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!
学習環境
施設・設備 : プロ仕様の専門設備を完備した実習室・ラボを設置
キャンパス内には、最先端のITスキルやネットワーク・セキュリティ技術を学ぶための、理想的な学習環境が整っています。プロ仕様のソフトウェアやPC、ネットワーク環境、サーバなどを完備した、高度な実習室やラボを多数設置しており、これらの施設は授業時間だけでなく放課後にも学生に開放され、自習やスキルアップ、情報収集のために自由に利用することができます。
シスコシステムズ製の機材を豊富に用意
ネットワーク実習室
シスコシステムズ製のルータやスイッチなど、最新のネットワーク機器を完備したネットワーク実習室。この実習室では、実際のネットワーク構築や管理の技術を学び、最新のネットワークコンピューティング技術を実践的に習得できます。
モバイルアプリ開発&プログラミング専用施設
iOS アプリ開発 Labo
Apple社のiMacを導入し、Apple社の開発ツールを利用したiOSアプリケーションの開発を基礎からしっかり学べる実習施設です。実際のアプリケーション制作現場さながらに、企画からプログラミング、動作確認までアプリケーション開発の一連の流れを学習します。
Android アプリ開発 Labo
Androidを搭載したスマートフォンやタブレット型端末向けのアプリケーション開発を行う実習施設です。最新鋭のマシンとソフトを使い、スマホや家電、ゲーム機などにも搭載されるAndroidアプリの開発を学びます。
iLabo(アイラボ)
LEGO社の教育版マインドストームやドローン、さまざまなハードウェアを用い、楽しみながらプログラミング技術を習得できる実習施設です。グループワークを通して、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も身につきます。
教室内・キャンパスには快適な無線LAN環境を完備
本校のキャンパスではロビーやカフェなど、さまざまな場所で無線LANに接続が可能です。多くの試験で導入されている、コンピュータを使ったオンラインの試験・CBTなども活用されています。しかも実習室は放課後、学生たちに開放されているので自習やスキルアップの情報収集に大活躍、ネットサーフィンも思い切り楽しめます。
クラス担任制 : 学習から就職、学生生活まで、担任教員がきめ細やかにサポート
クラス担任制を採用している日本工学院。ネットワークセキュリティ科でも専任教員が入学から卒業まで一貫したサポートを行っています。担任教員は定期的に学生と面談し、状況をしっかり把握するとともに、信頼関係を築くことで、学習や就職、学生生活全般にわたり、個別に親身な指導を行います。
就職サポート
クラス担任は、キャリアサポートセンターや講師の先生方と連携を取り、学生一人ひとりの就職活動をサポート。適性試験、模擬試験の実施や、模擬面接、そして履歴書の添削、求人情報の紹介などを行います。特に模擬試験では、前年度の試験問題の傾向や、採用のポイントなどの有用な情報をもとに実践的に指導。内定が決まるまで、あらゆる面でていねいにサポートします。
学習サポート
授業内容や進行についての相談や、卒業制作、大学編入などに対する助言や指導、そして各種資格取得のためのサポートとして、個別に過去問題を配って解説するなど、きめ細やかに学習をバックアップ。学生一人ひとりが安心して学べるよう、最適な環境づくりを行います。
学生生活サポート
学生一人ひとりとの面談により、個人の特性をしっかりと把握。個々の学生に合わせ、さまざまな悩みや将来の目標など、あらゆる面で親身に助言、指導を行います。より専門的な相談を行うことのできる学生相談室もありますが、まず担任教員が相談の窓口となり、学生生活の道案内的な役割を果たします。
講師紹介
IT・ネットワーク・セキュリティのプロたちが、基礎から丁寧に指導します
IT業界で豊富な実務経験を持つプロフェッショナルな講師陣が、IT業界で培ったノウハウを授業に取り入れ、基礎から応用まで幅広いスキルをしっかり指導します。
その他の主な講師
業界研究
関連情報
本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。
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