食品の安全を化学のチカラで守るエキスパートになる
現在、私たちの周りには多種多様な食品があふれています。一方で、「食の安全」への関心が高まり、消費者はより健全な食生活を求めるようになりました。この社会のニーズに応えるため、今、食品業界では、食品製造や品質管理を適切に行える、バイオテクノロジーの専門知識を持つ人材が求められています。応用生物学科食品専攻では、衛生管理や製造技術、食品検査技術に加え、工場で必要な製造環境の設定や維持方法も学びます。これにより、卒業後は食品業界を中心に多岐にわたる分野で活躍できる即戦力を育成します。
学べること
実習紹介 : 食品の製造・品質管理のテクニックを実践学習
食品専攻では、企業の研究所や製造現場で即戦力として活躍できる技術を実践的に学びます。安全性試験や品質管理のほか、食品の研究開発や製造に必要な実験・検査技術を専門的に習得。最新の実験設備を活用し、実習を通じて実務に直結するスキルを磨きます。
学びの成果
学生作品 : 製品開発を通じ、実践でスキルと経験を積むプロジェクト型学習
応用生物学科では、2年次に学生が発案から商品開発、製作、プレゼンテーションまでを手掛ける「プロジェクト型学習」を実施しています。このプロジェクトでは、食品や化粧品などのオリジナル商品を学生主体で作り上げ、スケジュール管理や作業を自主的に進めます。実践的な経験を通じて技術力を磨くだけでなく、自ら考え行動し、課題を解決する力を養うことを目的としています。学生が主体的に取り組むことで、実務に直結するスキルと応用力が身につきます。
薔薇入り白カビサラミ『FUMI』
2023年度のプロジェクトでは、学生が、母の日に贈られる花・薔薇の香りを楽しめるサラミの開発にチャレンジ。味、香り共に薔薇のようなサラミにするため、食用薔薇の花びらを使用し、5か月間の試行錯誤の上、熟成された芳醇なサラミの味と薔薇の香りの織り成すハーモニーを楽しむことができるサラミを完成させました。
就職・進学
めざせる職業 : 学んだスキルを生かし、食品系企業で専門技術者として輝く
食品メーカーをはじめ、加工食品の生産・加工・販売を手掛けるさまざまな食品系企業では、品質管理や製造管理、分析、実験といった分野の専門技術者が求められています。応用生物学科食品専攻で培ったスキルと知識を生かして、食品業界で多様な役割を担い、幅広く活躍することが可能です。
めざせる業種・職種
-
食品開発技術者
-
食品検査技術者
-
食品品質管理技術者
-
食品衛生管理技術者
-
食品分析技術者
-
食品製造技術者 など
主な就職・進学 : 食品業界の大手企業を中心に、多彩な進路を選択可能
オープンキャンパス+体験入学でもっと知る
医薬品、化粧品、⾷品の世界で活躍するための学び、業界についてなどを解説。担当の先⽣が個別相談に応じます。ルームフレグランスづくりなど楽しい実験も実施します!
イベントに参加する
進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!
関連情報
本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。
News & Topics
応用生物学科の活動や最新動向をお伝えする情報コンテンツ「News & Topics」をご紹介しています。
動画で知る
他の専攻を見る
公式SNS
もっと知る
入学手続きについて知る
日本工学院について知る