お仕事の内容
CAD・設計の仕事は、建築、機械、プロダクトなどの分野で、CADソフトを使って製品や構造物の設計図を創るクリエイティブかつ技術的な仕事です。建築CADは住宅やビルの図面を、機械設計者は自動車や家電の部品を、プロダクトは家具や日用品の形状を設計し、AutoCAD、SolidWorks、Fusion 360などのツールで精密な3Dモデルや2D図面を作成。空間認識力、数学や物理の知識、クライアントの要望に応じた問題解決力が求められ、エンジニアや製造部門との連携も重要です。ものづくりの基盤を支え、完成品が形になるやりがいのあるお仕事です。
職業一覧
CAD設計技術者(建築系)
自分で図面を引いて設計した建築物が、実際にカタチになった時の感動を味わえるスケールの大きな仕事。建築設計の仕事を大きく分類すると、外観・内部空間のデザインを決める「意匠設計」、地震、風雨、荷重に耐えられる安全な建築物のための「構造設計」、電気設備・空調・給排水などの配管設備を決める「設備設計」に大別される。最近では、都市計画や地域計画の段階からCAD設計技術者が参加することも多い。
CADオペレータ
CADは「Computer aided design /drafting」の略。CADオペレータは、自動車からおもちゃに至るまで、あらゆる工業製品や部品、さらに建造物などの設計・デザイン図を、CADシステムを駆使しながら2次元・3次元の図面にする技術者。建設業界、自動車業界をはじめ、さまざまな分野から引っ張りだこの職種。細かなデータ入力をミスなく行う緻密さとスピードが求められる。
CAD設計技術者(機械系)
自動車や工作機械などの大型機器から、家電製品やパソコン、スマートフォンなどの精密機器まで、世の中の工業製品のほとんどの開発・デザイン・設計に関わる不可欠な存在。製品化までのプロセスを考え、2D・3DCADを駆使し設計していく。最近では、小型化、軽量化、低コスト化に加え、環境に配慮した製品づくりがキーワードになることが多く、それらを解決できる機械設計技術者の需要がますます高まってきている。
CAD・設計のお仕事が学べる学科はコレ!