第1回 高校生いすデザインコンテスト
(応募総数285作品)
審査委員長
清水忠男(千葉大学名誉教授、製品・環境デザイナー)
審査員
長友 啓典(K2デザイン アートディレクター)
加藤 雅士(株式会社イトーキ 商品開発統括部 統括部長)
石 裕二(株式会社イトーキ 商品開発統括部商品戦略部 部長)
加賀 武見(日本工学院専門学校 プロダクトデザイナー)
受賞作品
※受賞者の高等学校は受賞当時のものです
『Float Chair』
本田 香菜
神奈川県立横浜平沼高等学校
審査員コメント
審査は数段階に分けて行われたのですが、その最初の段階ですでに、審査員全員が投票したという、際立って優れた作品。屋外用ベンチで、透明な素材でできており、坐ったときに人が浮いているように見える、周囲の景観をこわさない、ベンチの下の草に水が行き届くように穴があけられているなど、今後の屋外環境のあり方をよく考えて、魅力的な造形表現にまとめています。アクリルの一体成形で作るにあたっては、多少の難しさもありそうですが、解決できなくはないでしょう。親子が並んで腰掛け、楽しめるイスという、本田さんのねらい通りのデザインになっています。金賞に値するすばらしい作品です。
『「成長するいす」Green Green』
内海 明裕香
東北生活文化大学高等学校
審査員コメント
いすを庭の木に設置し、成長を見守るという発想は、人の思い出をデザインすることです。このいすと共に家族の成長を記録していくと、もうそれは、家族の仲間になり、大きな価値を持つようになるでしょう。ただのいすをそこまで考えてデザインする発想に拍手です。今後は木の種類やいすの材質、等を工夫して実現できるよう、本人もいすと一緒に成長して欲しいと思います。
特別賞
学校賞
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北海道函館工業高等学校
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武蔵工業大学第二高等学校
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埼玉県立春日部工業高等学校
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長野県北部高等学校
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神奈川県立神奈川工業高等学校
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宮崎県立宮崎工業高等学校