応募テーマ「いっしょのいす」
審査委員長
清水 忠男(製品・環境デザイナー。クランブルック美術大学院修士課程修了。ザ・バーディック・グループ主任デザイナー、ワシントン大学美術学部助教授等を経て、千葉大学工学部教授を務める。現在、千葉大学名誉教授。)
審査員
長友 啓典(K2アートディレクター、日本工学院専門学校 顧問)
櫻井 多弥男(株式会社イトーキ プロダクトデザイン室 室長)
加賀 武見(プロダクトデザイナー、日本工学院専門学校 教員)
受賞作品
※受賞者の高等学校は受賞当時のものです
『SphAir』
西垣 佑哉
国立豊田工業高等専門学校
審査員コメント
清水忠男氏
面識のない人同士が互いを認識し間接的な交流を楽しめるいすを」という発想は、ふだんから人間の行動や心理について観察し考えている結果でしょう。それを実際に見てみたくなるような魅力的なデザインにまとめているところがすごい! 空港ロビーに設置された様子のスケッチもわかりやすいですね。
『いすぎんちゃく』
大野 賀世
富山県立高岡工芸高等学校
審査員コメント
清水忠男氏
「いすに逆向きに腰掛け、うつぶせ気味にもたれると楽だ」とは多くの人が感じることながら、そこに止まらず、柔らかい素材に寄りかかって中を覗き込み互いにリラックスしながら会話を楽しむしかけにしてしまうというのですからユニークです。人は喜んで一緒に引き寄せられることでしょう。
『温い包み (ぬいぐるみ)』
佐藤 聖良
静岡県立伊東高等学校
審査員コメント
清水忠男氏
自分が集めたぬいぐるみからできているイスというだけあって、疲れているとき、さみしいとき、ぬくぬくしたいときに、きっと温かく包み込んでくれそうです。イラストによる説明も楽しく、わかりやすく、うまいな~とうならせられました。
審査委員特別賞
学校賞
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兵庫県立兵庫工業高等学校
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香川県立高松工芸高等学校
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神奈川県立神奈川工業高等学校
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東京都立府中西高等学校
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静岡県・私立三島高等学校