応募テーマ「待つための いす」
審査委員長
清水忠男(製品・環境デザイナー、千葉大学名誉教授、金沢美術工芸大学教授)
審査員
田中啓介(株式会社イトーキ プロダクトデザイン室 プロダクトデザインチーム)
河東梨香(テキスタイル&インテリアデザイナー)
受賞作品
※受賞者の高等学校は受賞当時のものです
『ホームチェア』
古賀 愛美
東京都立工芸高等学校
審査員コメント
駅ホームからの転落を防ぐホームドアや、高齢者などに配慮したシルバーシートを備えた車両の普及に対応し、駅に到着する車両のシルバーシートの空席に近いドアの位置を知らせ、安心して電車を待てるイスという提案。車内状況を把握し知らせるシステムとそれを反映する照明の組み込みなど、斬新なアイデアを盛り込んだ意義深くユニークなデザインです。(清水 忠男 氏)
『雨の日』
横内 美紀
北海道函館工業高等学校
審査員コメント
「材料」と「アイデア」がマッチした美しい作品です。雨の日に、スリ加工されたアクリル板に模様が浮かび出てくる様子は、「雨やみを待つ」ことに一つ楽しみを加えてくれます。座面横だけでなく、屋根まで同じ素材で作られているとさらにそのアイデアが際立ちそうです。このようなバス停があっても素敵ですね!(河東 梨香 氏)
『Chair waiting for you』
石井 栞南
秋田県立秋田中央高等学校
審査員コメント
デジタル技術を活用して「待つ」を豊かにするという幾つかの作品の中でも、個人を認識し千差万別な、人それぞれの悩みや問題を広く受け止めフィードバックをしてくれる、そんな優しいアイデアが他と比べて秀でていると感じました。素材やデザインも、誰もが座ってみたくなるものになっているという点にも納得感があります。(田中 啓介 氏)
審査委員特別賞
学校賞
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宮城県・私立東北生活文化大学高等学校
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島根県立出雲工業高等学校
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福井県・私立啓新高等学校
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岡山県立岡山工業高等学校
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静岡県立伊東高等学校 (順不同)