応募テーマ「学校で座りたい いす」
(応募総数579作品)
審査委員長
清水忠男(共生環境デザイナー、千葉大学名誉教授、金沢美術工芸大学大学院教授)
審査員
河東梨香(テキスタイル&インテリアデザイナー)
田中啓介(株式会社イトーキ 商品開発本部)
受賞作品
※受賞者の高等学校は受賞当時のものです
『uneri』
山田 美宇
東京都立葛飾野高等学校
審査員コメント
丸みを帯びて、うねりのように曲がりくねる木製のいす。自由な座り方が可能で、作業や読書のできる台としても使えるとのこと。複雑な形状を表現するスケッチも巧みで楽しく、見ているだけで使い方のイメージがふくらんで行きます。創作意欲が、まさに「うねり」のように発展させられるでしょう。ユニークさに感心させられました。(清水 忠男 氏)
『今日の心はくもりのち晴れ』
庄原 敬人
広島県・広島市立広島工業高等学校
審査員コメント
純粋にここで時間を過ごしたいと感じた作品です。日本の伝統的な技法である芝棟は、味気なくなりがちな学校の屋上にのどかな風景を作りだします。緩やかなカーブが人と人との視線をずらし、それぞれが自分の思いに浸れる場所になっています。溶け出すような淡い着彩方法がコピーとマッチしていて印象的でした。(河東 梨香 氏)
『スケットくん』
園川 笑未
鹿児島県立川内商工高等学校
審査員コメント
使用していない時は競技に邪魔にならない壁となり、引き出したらゆっくり観戦が出来るベンチ、緊急時には担架になる。体育館で求められる様々な機能を単純かつ合理的にまとめたアイディアです。体育座りで競技を観戦するよりもリラックスした姿勢で応援ができ、空間に集う人々の笑顔に溢れた風景が目に浮かびます。(田中 啓介 氏)
審査委員特別賞
学校賞
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北海道留萌高等学校
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東京都立つばさ総合高等学校
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石川県・金沢市立工業高等学校
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京都府・京都市立京都工学院高等学校
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熊本県立熊本工業高等学校 (順不同)