応募テーマ「スポーツ観戦の いす」
(応募総数471作品)
審査委員長
清水忠男(共生環境デザイナー、千葉大学名誉教授)
審査員
河東梨香(テキスタイル&インテリアデザイナー)
田中啓介(株式会社イトーキ 商品開発本部)
受賞作品
※受賞者の高等学校は受賞当時のものです
『ボルダリング S席』
松﨑 明日花
広島県・広島市立広島工業高等学校
審査員コメント
ボルダリングはこんな所をよじ登るのかと驚かせますが、遠くからの観戦では選手の表情や手足のかけ方の詳細がわかりません。そこで提案されたのが、天井から吊るされた板上に身を固定し、選手のよじ登るタイミングに合わせて上下する特別席から観戦するというこの方式。ユニークさとプレゼンテーションの巧みさが際立っていました。(清水 忠男 氏)
『talisman』
和田 まゆか
北海道函館工業高等学校
審査員コメント
スポーツ観戦を移動しながら楽しむという発想の転換、快適な観戦を実現させるための軽量性、収納性という課題に対し、ドリームキャッチャーという美しいデザインモチーフで解決するというアイデアが秀逸でした。屋外競技の観戦を想定した日除けの機能性も担保し、それらを実現させる素材の提案までもが考えられている点にも好感が持てます。(田中 啓介 氏)
『アドレナリンMAXチェア』
和泉 皓士
広島県・広島市立広島工業高等学校
審査員コメント
競技と観戦者が一体化する作品が幾つかあった中でも、その場の臨場感と熱気が抜群に伝わってくる作品でした。どれだけ高画質になってもスクリーンを通した映像ではなかなか味わうことのできない緊張感を、選手と一緒に体感できる観戦席です。場面設定が見事なので、椅子のデザインにもう一工夫あるとさらに良かったでしょう。(河東 梨香 氏)
審査委員特別賞
学校賞
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北海道小樽未来創造高等学校
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宮城県石巻工業高等学校
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静岡県・私立知徳高等学校
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鳥取県・私立米子松陰高等学校
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熊本県立熊本西高等学校