テーマ「季節」
グランプリ
題材:夏
「晴れたよ!」
鈴木 一紗
奈良県立高円芸術高等学校
「夏の涼しさを、全体を青っぽくすることで表現しました。光や影を意識して頑張りました。
女の子は、ひまわりのようにしたかったので、黄色系の色を使いました。綺麗と思ってもらえたらうれしいです。」
タイトルの『晴れたよ!』の通り、光と風を感じさせる爽やかな雰囲気と、明るく力強い表現が審査員の心を掴みました。今回送られてきたイラストの中で、画面を通して、季節の香りや水のきらめきを一番感じました!また、テーマである『季節』を「海の透明感」、「風鈴」や「朝顔」、「傘」といったアイテムで表現し、一瞬の季節の記憶を切り取ったかのようで物語性を感じさせてくれます。主役の少女キャラクターの柔らかな笑顔と風に舞う髪が、生き生きとした躍動感を生み、見る人に「夏の幸せな一日」を感じさせてくれました。本コンテストの大賞作品は「夏」が続いてしまっているので違う季節にしたかったのですが、心をつかまれてしまった我々の負けです(笑)!大賞おめでとうございます!
講評 : クリエイターズカレッジ マンガ·アニメーション科 学科長 大泉佑一
準グランプリ
優秀作品賞
大陽出版賞
題材:夏
「思い出のビー玉」
古林(PN)
比治山女子高等学校
「自分が考える夏を一生懸命描きました。」
夏の心躍るような眩しさと生命の輝きが全体から伝わってきます。色に統一感がありキャラクターの表情が可愛らしいです。色調とハイライト、そして輪郭線の太さが太陽そのものを描かずに夏の強い日差しを感じさせ、静止したポーズでありながら躍動感のある素晴らしい構成だと思います。様々に彩られたビー玉と瞳の色合いが夏の思い出を色濃く鮮やかに表現しており、画面全体がひまわりを表しているアイデアも素敵でした。
講評 : 大陽出版株式会社
佳作
作品応募ありがとうございました!選出するのがとても難しいぐらい皆さんの熱量を感じました。 ユウマが選ばせていただいた作品は特に絵の中に世界観や物語が広がっていて、見たときに少し立ち止まってゆったりその世界観に浸ってみたいなという作品を選んでいます。 描き込みやライティングはもちろんのこと、キャラクターが心をもってその絵の世界で生きているんだなという描写にとても惹かれました。
講評 : マンガ·アニメーション科講師 ユウマ先生
受賞作品は高校生離れした技術にくわえ、高校生らしいフレッシュさの掛け合いで、 とても眩い「季節」が感じられました! 季節という課題に対しての思い出や感情、匂いなど、言葉では言い表せないものを表現できていて素晴らしいです。 これからも、たくさんの経験を重ねて、今持っている自分の武器をさらに成長させてください!
講評 : マンガ·アニメーション科講師 上野先生
学校賞
徳島県立城南高等学校