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高校生イラストコンテスト2025

高校生イラストコンテスト2025

テーマ「季節」

グランプリ

題材:夏「きらめく夏に飛び込んで!」

題材:夏 「きらめく夏に飛び込んで!」
Umi(PN)
N高等学校

「夏の爽やかさと、ワクワクする冒険の雰囲気を描きました!海面の表現や、画面上部の水滴の表現が工夫した点です。
いつでも夏を感じられるような一枚になっていたら嬉しいです。」

水の中に差し込む光やぷかぷかと浮かぶ泡の描写がとても丁寧で、思わず息を止めて見入ってしまうような迫力があります。ラムネやひまわり、灯台といった“夏の思い出”のモチーフも、水中からの視点で描くことで新鮮さが加わり、作品全体に物語が広がっています。また、ウミガメや魚だけでなく、一緒に泳ぐ友達の存在まで想像させる描写にも魅力を感じました。 ここまで細やかに描ける観察力と発想力にとても感動しました。今後も作家ならではの視点を大切にしながら、より多くの人を魅了する作品を生み出してください。

講評 : クリエイターズカレッジ マンガ·アニメーション科 学科長 守屋一

準グランプリ

題材:夏「夏への合図」

題材:夏 「夏への合図」
三浦 啓寧
東京都立板橋有徳高等学校

「夏のイメージの色である青を詰め込みました。」

写真のような細かい背景にイラストを描きこむフォトドローイングを感じさせる作品でした。ブルーを基調とした色使いが冷たさを感じさせるでもなく、背景とキャラクターによって夏を想起させるイラストに仕上がっていると思います。これからも、いろいろなものを観察して自身の中に取り込んで、たくさんの作品を描いてください。

講評 : 株式会社ワコム
ブランドビジネスジャパン
ディレクター 角井健一

題材:夏「小さな友との避暑の時間」

題材:夏 「小さな友との避暑の時間」
田代 彩夜未
千葉県立松戸南高等学校

「入道雲と古屋の縁側、そして小さな友人と西瓜。私の好きな夏の要素を詰め込みました。外の暑そうな風景と、室内の涼やかな雰囲気の対比から部屋の外と中の温度差を感じて頂けましたら幸いです。」

友は何を見ているのだろうか?女の子?スイカ?友は猫なのか?猫のような生き物なのか?猫ならこんなに暑い(と思われる)時間には動かない、、、では、ぬいぐるみ?といろいろと想像してしまいました。季節感のある背景を上手に表現されていて素敵な夏を表現されているイラストになっていると思います。

講評 : 株式会社ワコム
ブランドビジネスジャパン
ディレクター 角井健一

優秀作品賞

題材:夏「しんちょーに!」

題材:夏 「しんちょーに!」
福永 結
広島市立舟入高等学校

「これまでに挑戦したことのなかった空気遠近法や木漏れ日の表現などに挑戦してみました。加えて虫や木を描いたことが無かったので絵に馴染むようにリアルに表現するのがとても難しかったです。補色の彩りが綺麗だと感じていただけたら幸いです。」

ダイナミックな構図に引き込まれます。クワガタが精密に描き込まれていることで、捕まえようとする手から今にも逃げていきそうな緊張感が生まれており、目が離せない作品でした。陰影の表現の仕方もちょうどよく、うまく視線を誘導し、作品のコンセプトを伝えられていると思います。

講評 : CLIP STUDIO PAINT(株式会社セルシス)

題材:夏「海とひまわりとラムネ」

題材:夏 「海とひまわりとラムネ」
石山 芽依
国際アート&デザイン大学校高等課程

「夏のイメージがあるひまわりと海で、夏の暑い印象と涼しい印象が同時に現れるようにしました。」

描き込みの密度が高くすみずみまで眺められる作品です。女の子の色味をまわりの海の生き物に近づけることで、位置関係だと一番奥にあるひまわりをしっかりと目立たせることができており、海中でひまわりが咲いているような不思議な空間をうまく演出できているように感じました。

講評 : CLIP STUDIO PAINT(株式会社セルシス)

大陽出版賞

題材:秋「黄金のかけら」

題材:秋 「黄金のかけら」
わしゃ(PN)
S高等学校

「黄金に輝くイチョウの絨毯に寝転びたいという願望から、このイラストを描きました。全体的に黄色っぽい色使いをして、温かみのある空間を表現しました。小さなイチョウの葉がたくさん敷き詰められ、日光により煌めいているのを感じていただけたらと思います。」

秋の静けさの中、イチョウの葉がぽたぽたと落ちる音が聞こえてきそうな雰囲気あるイラストです。まばゆいばかりの黄色の中に、人物の穏やかな微笑みが調和しており、優しさと幸福感に満ちた心地よさを感じて、色彩の美しさに心癒されます。視覚的な美しさだけでなく、穏やかな「音」や「暖かさ」まで伝わってくるようです。空気感を作り出す表現力は本当に素晴らしい作品で感動しました。

講評 : 大陽出版株式会社

佳作

題材:夏「晩夏の燈」

題材:夏 「晩夏の燈」
mugikko(PN)
R高等学校

題材:春「花粉のせい」

題材:春 「花粉のせい」
こもも(PN)
飛鳥未来きずな高等学校(静岡キャンパス)

題材:夏「初夏の食卓」

題材:夏 「初夏の食卓」
UMI (PN)
桐光学園高等学校

題材:春「春風を待つ日に」

題材:春 「春風を待つ日に」
安陪 華子
有明工業高等専門学校

題材:夏「夏が押し寄せる」

題材:夏 「夏が押し寄せる」
高野 結
埼玉県立川越西高等学校

題材:秋「秋を嗜む」

題材:秋 「秋を嗜む」
ハルルナ(PN)
東日本国際大学附属 昌平高等学校

題材:春「春告鳥」

題材:春 「春告鳥」
豊島 煌正
埼玉県立松山高等学校

題材:秋「ほかほかな星」

題材:秋 「ほかほかな星」
鬼沢 美音
埼玉県立芸術総合高等学校

題材:冬「おまたせ!」

題材:冬 「おまたせ!」
興野 朱里
茨城県立多賀高等学校

題材:春「花ざかり」

題材:春 「花ざかり」
杏(PN)
沖縄県立美来工科高等学校

 

非常に瑞々しい感性の作品群を見せて頂き、私自身高校2年にイラストコンテストに応募したときの記憶が蘇ってきました。若き創造性はクリエイターとして活動していく上で一番大切な原石だと思いますので、その一瞬のきらめきを描き留めた作品たちをこれからも大切にしてください。

講評 : マンガ·アニメーション科講師 山田先生


イラストコンテストお疲れさまでした!
今回自分は各季節からそれぞれ「ワンシーン感」「今らしいイラスト感」「イラストへのぬくもり感」などをテーマに選考させていただきました。
甲乙つけがたい作品ばかりで、どれもみんなが思い描くであろう季節というものへの空気感や色、温度感など、イラストにふんだんに盛り込まれていて見ていて楽しかったです!

講評 : マンガ·アニメーション科講師 ユウマ先生

学校賞

千葉県立市川工業高等学校