高校生イラストコンテスト2025
テーマ「季節」
グランプリ
題材:夏
「きらめく夏に飛び込んで!」
Umi(PN)
N高等学校
「夏の爽やかさと、ワクワクする冒険の雰囲気を描きました!海面の表現や、画面上部の水滴の表現が工夫した点です。
いつでも夏を感じられるような一枚になっていたら嬉しいです。」
水の中に差し込む光やぷかぷかと浮かぶ泡の描写がとても丁寧で、思わず息を止めて見入ってしまうような迫力があります。ラムネやひまわり、灯台といった“夏の思い出”のモチーフも、水中からの視点で描くことで新鮮さが加わり、作品全体に物語が広がっています。また、ウミガメや魚だけでなく、一緒に泳ぐ友達の存在まで想像させる描写にも魅力を感じました。 ここまで細やかに描ける観察力と発想力にとても感動しました。今後も作家ならではの視点を大切にしながら、より多くの人を魅了する作品を生み出してください。
講評 : クリエイターズカレッジ マンガ·アニメーション科 学科長 守屋一
準グランプリ
優秀作品賞
大陽出版賞
題材:秋
「黄金のかけら」
わしゃ(PN)
S高等学校
「黄金に輝くイチョウの絨毯に寝転びたいという願望から、このイラストを描きました。全体的に黄色っぽい色使いをして、温かみのある空間を表現しました。小さなイチョウの葉がたくさん敷き詰められ、日光により煌めいているのを感じていただけたらと思います。」
秋の静けさの中、イチョウの葉がぽたぽたと落ちる音が聞こえてきそうな雰囲気あるイラストです。まばゆいばかりの黄色の中に、人物の穏やかな微笑みが調和しており、優しさと幸福感に満ちた心地よさを感じて、色彩の美しさに心癒されます。視覚的な美しさだけでなく、穏やかな「音」や「暖かさ」まで伝わってくるようです。空気感を作り出す表現力は本当に素晴らしい作品で感動しました。
講評 : 大陽出版株式会社
佳作
非常に瑞々しい感性の作品群を見せて頂き、私自身高校2年にイラストコンテストに応募したときの記憶が蘇ってきました。若き創造性はクリエイターとして活動していく上で一番大切な原石だと思いますので、その一瞬のきらめきを描き留めた作品たちをこれからも大切にしてください。
講評 : マンガ·アニメーション科講師 山田先生
イラストコンテストお疲れさまでした!
今回自分は各季節からそれぞれ「ワンシーン感」「今らしいイラスト感」「イラストへのぬくもり感」などをテーマに選考させていただきました。
甲乙つけがたい作品ばかりで、どれもみんなが思い描くであろう季節というものへの空気感や色、温度感など、イラストにふんだんに盛り込まれていて見ていて楽しかったです!
講評 : マンガ·アニメーション科講師 ユウマ先生
学校賞
千葉県立市川工業高等学校