ドラマからコンサートまで、ジャンルを問わず活躍できる照明スタッフを育成
照明技術は、テレビ、映画、MV(ミュージックビデオ)など、制作する映像のジャンルによって異なります。そのため照明コースでは、幅広いジャンルの照明技術を学べるように、豊富な実習を用意。第一線で活躍する照明スタッフが講師となり、各分野の照明技術に加え、コンピュータ制御のライティングなど、実践的な照明テクニックを指導しています。毎年、多くの卒業生がテレビや映画関係の照明会社に就職しており、業界から厚い信頼を得ています。
学べること
実習紹介 : ジャンルごとに異なる多彩な照明テクニックを、豊富な実習で学ぶ
Topics : プロ仕様の機材で実習
テレビ番組や映画など、映像制作の現場でオールマイティに機材を使いこなせるように、ハロゲンからLEDまで充実した機材を揃えています。また、コンサートの演出などに使うムービングライトを制御する「グランドMA」という業界で最先端の照明卓を実習に導入。プロの現場と同様の機材で学ぶことで、確かな実践力が身につきます。
動画で知る : 番組制作実習で照明技術を学ぶ様子をムービーでチェック
プロの現場同様のスタジオと照明機器を使い、照明プランからセッティング、オペレートまで、多彩な照明テクニックを学ぶ実習の様子を動画でご紹介します!
学びの領域 : 照明打合せ〜収録を中心に、制作工程全体についても学びます
テレビ番組の制作は、企画からロケハン、撮影・録音、映像編集、完パケまで、細かく工程が分かれており、さまざまな職種の人たちが協力して一つの番組をつくり上げます。照明コースでは、準備段階(照明プランの立案〜セッティング〜リハーサル)から収録を中心に、工程全体について一通りの知識を身につけます。
テレビ(TV)番組制作の流れ
※1 ポスプロ…ポストプロダクションの略。映像や音楽の編集、テロップ、ナレーションの録音、アフレコや効果音の追加(MA)、特殊効果など撮影終了後に行われるすべての作業の総称。
※2 完パケ…完全パッケージメディアの略。編集を終えて放送できる状態になったコンテンツのこと
教育理念 : 「照明」は映像に深みを与える楽しい仕事です
金井高広 先生
放送芸術科 照明コース担当
放送芸術科卒。映像制作会社を経て、日本工学院放送芸術科教員。20年にわたり、蒲田校・八王子校で照明コースを担当。
照明コースの特長は、テレビ番組の照明と、映像(ミュージックビデオやCMなど)の照明の両方を学べることです。照明に対する考え方や明かりのつくり方もまったく異なる両方のスキルを、各分野のプロが基礎から丁寧に指導しています。LEDやコンピュータ制御のライティングなど、業界で主流になりつつある新しい技術についても学べます。照明に興味のある人は、ぜひオープンキャンパス+体験入学に参加して、照明のおもしろさに触れてみてください。
テレビや映画などを観ている人は、ほとんど照明には気づきません。それが照明の魅力であり、照明には番組や作品のクオリティを左右するほどの力があります。ライティングひとつで、出演者をより美しく見せたり、感動のシーンをより感動的に見せることができます。照明は映像を豊かに彩るとても楽しい仕事なので、ぜひめざしてほしいですね。そして、照明のプロとして一枚の画にこだわり、プライドを持って業界で活躍してください。
学びの成果 : 学生たちの情熱が詰まった作品を公開
カメラマンコースを設置する放送芸術科の学生作品について、詳しくはこちらのページでご紹介しています。
学生インタビュー
先生とともに参加した照明のプロの現場で自分がめざす未来の輪郭を見ることができました
鎌倉 翔一
放送芸術科
照明コース
2年
神奈川県立保土ヶ谷高校出身
照明の魅力に惹かれ、プロの世界で活躍する未来を夢見て
小学生の頃、テレビの音楽番組で見たムービングライト。その光が激しく動いて演出をする様子に、私は強く心を奪われました。「照明って、すごい!」その時芽生えた興味が、今の進路へとつながっています。日本工学院を選んだ理由は、最新の照明機材がそろった実習環境と、現場に近い形で学べる実践的なカリキュラムに惹かれたからです。
授業では先生方がプロの視点から指導してくれ、わからないことがあればすぐに質問できる雰囲気があります。さらに、照明コースでは実際に先生の担当するプロの現場に同行させていただくチャンスもありました。そのとき目の当たりにしたのは、教育者としての顔とは違う、第一線で活躍する“プロの仕事人”としての先生の姿。背筋が伸びるような緊張感と同時に、これから自分がめざす未来の輪郭を見ることができました。先生とは、授業中は真剣に、授業外ではフレンドリーに接することができる、メリハリのある信頼関係が築けていて、とても居心地の良い学びの環境です。
オープンキャンパス+体験入学でもっと知る
テレビ局と同等のスタジオを使って番組制作体験など、入学後の姿をリアルに体感できる機会を提供しています。映像制作の楽しさややりがいを実感し、夢への第一歩を踏み出してみませんか。
イベントに参加する
進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!
就職
めざせる業種・職業 : ジャンルを問わず活躍できるプロの照明スタッフを目指せます
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テレビ(TV)照明スタッフ
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映画照明スタッフ
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ドラマ照明スタッフ
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CM照明スタッフ
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照明マン
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特撮照明スタッフ
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電飾スタッフ
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劇場・舞台照明スタッフ
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ライティングデザイナー
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ライティングオペレーター
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ライティングプログラマー
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特殊照明スタッフ
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照明技師
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LEDビジョン など
主な進路 : 毎年多くの卒業生がテレビ・映画関係の照明会社に就職しています!
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TBSアクト
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共立ライティング
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テレテック
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フジ・メディア・テクノロジー
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ネオテック
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エクサート松崎
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黒澤フイルムスタジオ
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綜合舞台
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東京舞台照明
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プログレッソ
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ホライズン
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ラルーチェ など
卒業生インタビュー
実習がきっかけで、電飾の道へ進みました
岩瀬 葵さん
株式会社TBSアクト
電飾
放送芸術科 2019年卒
千葉県・銚子市立銚子高校出身
在学中の音楽番組制作実習で、星球(星空を表現する照明)を扱ったことがきっかけで、電飾に興味を持つようになりました。現在は歌番組などで楽曲に合わせた電飾オペレートを担当しています。いろいろな仕事で、私にお願いしてよかったと言っていただける機会が徐々に増えてきたことが嬉しく思います。大変なことも多いですが、その分やりがいのある仕事です。
講師紹介
業界最前線のプロから直接学ぶ!現場経験豊富な講師陣
放送業界の第一線で活躍するプロが直接指導します。講師は、最新の技術や業界のトレンドに精通したエキスパートばかり。技術だけでなく、プロとしての心構えも学べます。業界での豊富な経験を活かし、学生にとって最適な学びの環境を提供しています。
関連情報
企業連携 : 業界のリーダーたちとの連携で、実践的なスキルを磨く
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資格 : 照明技術者技能認定資格を有利に取得できます!
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学習環境 : プロ仕様の本格的なスタジオや放送機器を完備
放送芸術科TOPに戻る本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。
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