番組制作のすべてを経験し、ディレクター、映像クリエイターをめざす
テレビ(TV)番組ディレクターや映画監督、動画制作・配信を手がける映像クリエイターなどを目指すには、テレビ(TV)制作スタッフや映像制作スタッフとして現場で実績を積むのが近道です。 制作コースでは、番組の企画から脚本、撮影、編集、完パケまで、映像制作のすべてを経験。合同実習では制作チームのまとめ役を担い、コミュニケーション能力やマネジメント能力を身につけます。
学べること
制作コースの実習で経験するカテゴリー : 番組・映像制作に携わるすべての領域を専門的に学ぶ
動画で知る : プロの現場そのもの。制作コースの番組制作実習をムービーでチェック!
完全プロ仕様のTVスタジオを使った収録から屋外ロケまで、学生がディレクターや制作スタッフになって取り組む本格的な番組制作実習の様子を動画でご紹介します!
学びの領域 : 企画から完パケまで、番組制作のすべての工程について学びます
テレビ番組の制作は、企画からロケハン、撮影・録音、映像編集、完パケまで、細かく工程が分かれており、さまざまな職種の人たちが協力して一つの番組をつくり上げます。制作コースでは、番組の企画から撮影、編集、完パケまで映像制作のすべてを経験し、ディレクターや映画監督、番組制作スタッフに必要なスキルを身につけます。
テレビ(TV)番組制作の流れ
※1 ポスプロ…ポストプロダクションの略。映像や音楽の編集、テロップ、ナレーションの録音、アフレコや効果音の追加(MA)、特殊効果など撮影終了後に行われるすべての作業の総称。
※2 完パケ…完全パッケージメディアの略。編集を終えて放送できる状態になったコンテンツのこと
教育理念 : 制作プロセス全体を学びながら、コミュニケーション能力を育成
山田素子 先生
放送芸術科 制作コース担当
元 株式会社TV-BOX勤務。構成作家兼プロデューサーとして、バラエティやドキュメンタリー、さらにCM制作なども手がける。
主な担当番組『翔けフジコ・ヘミング!35年目の世界初挑戦』『超ド級!ありえない世界映像博覧会』『ドリームビジョン』『世界おもしろ珍メダルバカデミービデオ大賞』『オーラの泉』『ひるおび』『Panasonic LUMIX』『avex DANCE MASTER』など。
制作コースでは、テレビ(TV)・映像・映画業界で活躍するプロデューサーやディレクターを目指す人材を育成するため、映像制作をゼロから学びます。自分で企画したドラマの脚本を書き、ロケの台本を練ることから、カメラで撮影した映像を編集して完パケにするまでを経験します。すべての制作プロセスの仕上がりについて、責任を持って判断するのがディレクターであり、監督であるからです。
映像制作の現場では、俳優やスタッフなど大勢の人々と関わりながら仕事が進みます。普段から自分がやりたいこと、相手にしてほしいことを正確に伝えるコミュニケーション能力を高めるように意識してください。また、制作を志望するならライブや舞台、絵画、書籍など、あらゆるものに興味を持って吸収してほしい。流行やトレンドにアンテナを張ることが企画のヒントにつながります
学びの成果 : 学生たちの情熱が詰まった作品を公開
制作コースを設置する放送芸術科の学生作品について、詳しくはこちらのページでご紹介しています。
学生インタビュー
自分が納得できるまで悩み、考えて選んだ道を信じる 自分の「なりたい姿」に向かって、一歩ずつ前へ
伊東 春奈
放送芸術科
制作コース
2年
福島県立郡山高校出身
プロと同じ視点を持てたと感じ、この道で生きていくと決心
「一日でも早く映像業界に入りたい」そんな思いから、私は日本工学院への進学を決めました。初めて実習でスタジオ棟に入ったとき、本物のテレビ局のような設備に圧倒され、「すごい!」と感動したのを今でも覚えています。プロ仕様のカメラや音響機器に初めて触れ、映像制作の世界がぐっと身近に感じられ、ワクワクしました。
しかし、学びの道は楽なものではありません。実習では、大人数で一つの番組を作り上げるのですが、その過程では意見がぶつかることもありますし、スケジュールの調整にも苦労します。しかし、みんなで一丸となって一つの作品を完成させたときの達成感は、何にも代えがたいものです。大変だからこそ、やりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。
こうした実践的な授業を通じて、就職後に求められるスキルや考え方を自然と身につけられるのは、専門学校ならではの強みだと思います。現場で活躍している方と同じ視点を自分も持てていると感じたとき、「この道で生きていきたい」という気持ちが一層強くなりました。
オープンキャンパス+体験入学でもっと知る
テレビ局と同等のスタジオを使って番組制作体験など、入学後の姿をリアルに体感できる機会を提供しています。映像制作の楽しさややりがいを実感し、夢への第一歩を踏み出してみませんか。
イベントに参加する
進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!
就職
めざせる業種・職業 : 映像制作の中心的役割を担う多彩な職種を目指せます
-
テレビ番組プロデューサー
-
テレビ番組ディレクター
-
ドラマディレクター
-
CMディレクター
-
映像ディレクター
-
映画ディレクター
-
フロアディレクター
-
アシスタントディレクター(AD)
-
ドラマ監督
-
映画監督
-
演出家
-
脚本家
-
放送作家
-
映像作家
-
シナリオライター
-
構成作家
-
制作デスク
-
タイムキーパー
-
テレビ(TV)局スタッフ
-
ドラマ制作スタッフ
-
バラエティ制作スタッフ
-
映画制作スタッフ
-
CM制作スタッフ
-
ドキュメンタリー制作スタッフ
-
番組アシスタント
-
テレビ・映画制作(製作)の裏方
-
映像配信スタッフ など
主な進路 : 番組制作会社を中心に、映像制作の幅広いフィールドへ
-
TBSスパークル
-
AOI. pro
-
日企
-
ザ・ワークス
-
モスキート
-
いまじん
-
ウエスト
-
極東電視台
-
シオプロ
-
創輝
-
バッカーノ など
卒業生インタビュー
多くの卒業生が他にも活躍中!講師紹介
業界最前線のプロから直接学ぶ!現場経験豊富な講師陣
放送業界の第一線で活躍するプロが直接指導します。講師は、最新の技術や業界のトレンドに精通したエキスパートばかり。技術だけでなく、プロとしての心構えも学べます。業界での豊富な経験を活かし、学生にとって最適な学びの環境を提供しています。
関連情報
企業連携 : 業界のリーダーたちとの連携で、実践的なスキルを磨く
放送芸術科TOPに戻る
資格 : ドローン資格など、カメラマンの仕事に役立つ資格を徹底対策!
放送芸術科TOPに戻る
学習環境 : プロ仕様の本格的なスタジオや放送機器を完備
放送芸術科TOPに戻る本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。
News & Topics
放送芸術科の活動や最新動向をお伝えする情報コンテンツ「News & Topics」をご紹介しています。
動画で知る
他の専攻を見る
もっと知る
入学手続きについて知る
日本工学院について知る