舞台・ステージの総指揮者、舞台監督をめざす
舞台監督とは、演出家のイメージしたことを舞台に実現するため、裏方スタッフ（音響、照明、大道具、衣装、メイクなど）のまとめ役として舞台（ステージ）の現場を統率し舞台作品をつくり上げるセクション。上演中のステージ展開や照明・音響など、制作から上演までステージ運営のすべてを管理・監督します。
舞台監督専攻では、幅広い専門スキルや舞台知識を身につけて、マネジメント能力、コミュニケーション能力、スタッフ管理能力などについて学びます。
学べること
実習紹介 ： 数多くの舞台公演を中心に、舞台・ステージの管理、運営を実践的に習得
演出家との打ち合わせ
舞台監督は演出家と密接に連携し、リハーサルを円滑に進行できるようサポートします。
スケジュール管理
出演者やスタッフの予定を調整し、スケジュールを作成。リハーサルの進行を管理します。
舞台設営の調整
舞台監督は舞台美術、照明、音響など、全ての舞台セットや機材が正しく準備されているか確認します。
公演の進行管理
舞台監督は劇場でのすべての動きを管理し、全体の流れがスムーズに進行するように調整します。
動画で知る ： 本格的な舞台公演で実践学習。その様子を動画でチェック！
舞台の総指揮者として各専門スタッフをまとめながら、舞台作品を完成まで導いていく実習の様子を動画でご紹介します！
学生インタビュー
大好きな「舞台」を自分の手で作り、役者を支えたい 舞台監督の夢に向かって仲間と日々奮闘しています
横山 桃
演劇スタッフ科
舞台監督専攻
2年
福島県立光南高校出身
演劇のプロの言葉に感銘、学びの中に新しい道が開けました
日本工学院の魅力は、すべての専攻の基礎を学んだ上で、自分に合った専攻をじっくり選べるところです。最初は演出も照明も舞台監督も「全部おもしろそう」と迷っていましたが、授業を受ける中で自分がやりたいことは舞台監督だという気持ちが明確になっていきました。現場で活躍されているプロの講師から学べる授業は、毎回刺激的。実際の現場での体験談を交えながら指導してくださるので、リアルな舞台制作の世界がぐっと身近に感じられます。
また、専攻ごとに実習を行う時間が多いため、同じ目標を持った仲間との距離も自然と近づきます。担任の先生だけでなく、各専攻の講師の方々も親身に進路や就職の相談に乗ってくださるので、業界について具体的に学べる環境が整っています。今まで学校外で演劇に関わっていたので、自分は経験を積めていると感じていたのですが、経験豊富な講師の方に「やり方はひとつじゃないから囚われない方がいい」と言葉をかけていただいた時はハッとさせられました。公演や実習を重ねていくうちにその言葉の意味を体感し、この考え方が本当に好きになりました。
就職
めざせる業種・職業
オープンキャンパス＋体験入学でもっと知る
舞台スタッフの仕事を体感できるチャンス！ 舞台監督・照明・⾳響・⼤道具など、舞台をつくるさまざまなセクションの中から、あなたの希望するスタッフになって、舞台公演のオペレートを体験できます。2.5次元ミュージカルについても詳しくご説明します。
イベントに参加する
進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう！
関連情報
活躍する卒業生 ： 多くの演劇スタッフ科OB・OGが舞台のプロとして活躍中
舞台監督専攻を設置する演劇スタッフ科の卒業生について、詳しくはこちらのページでご紹介しています。
講師 ： プロのステージで活躍中の演劇スタッフがノウハウを伝授
舞台監督専攻を設置する演劇スタッフ科の卒業生について、詳しくはこちらのページでご紹介しています。
本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。
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舞台音響は、音でステージを彩り、観客の想像を刺激する音の演出家。照明や俳優の動きとの連携も求められ、時間の感覚やチームワークなどがとても重要です。さまざまなタイプの舞台を通じて、実践的な技術を学びます。
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