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ホテル・観光科内設置コース

観光マーケティングコース

蒲田校のみ設置 2026年4月新設

ブランドやサービスのつくり方を学び、実践を通してスキルを磨きます

観光マーケティングとは、旅行者のニーズを満たしつつホテルや地域に利益をもたらす活動をいいます。季節の違いやターゲット層によって異なる旅のニーズを理解し、新しい旅のスタイルや魅力的なプランを提案することも、重要な観光マーケティングです。ホテル・観光科では、ホテル・観光業界の中でも特にマーケティングを重視している星野リゾートと連携し、同社のマーケティング術を教育に導入。学んだことをもとに実際に観光プランを作り、社会実装(実社会で活用すること)を通して知識やスキルを身につけます。さらに地域と連携しながら、その魅力の創出や「地域ブランド」の確立を担う観光コーディネートについても実践的に学んでいきます。

学べること

実習紹介 幅広いビジネススキルを実践的に学べる充実のカリキュラム

”旅を学び、旅をつくる”をコンセプトに、学生も楽しみながら学べる実習を多数用意しています。

講師が前に立ち学生たちが教室で授業を受ける様子

ブランドマーケティング

企業の販売戦略を学びながら、新しいビジネススタイルを考え、ブランディングを高める取り組みを学習。自分たちでブランドを考えてブレゼンテーションも行います。

屋外での実習でガイド役の学生が話す様子

ツアー企画

ツアー旅行に関する基本を理解したうえで、ニーズの調査から、ターゲット設定、企画立案まで、ツアー企画の作り方を実践的に学習します。

実習で街歩きマップを指し示しながら話す学生

観光デザイン

地域や企業が抱える課題に向き合いながら、観光地の魅力を引き出して伝える力を学び、観光資源の新たな価値を創造するデザインスキルを身につけます。

実習先の温浴施設で見学する学生たち

イベント実習

学校がある蒲田周辺のホテルと連携してコンセプトルームを制作したり、商店街と協力して地元の銘品をPRするなど、地域を盛り上げる活動に積極的に取り組んでいきます。

書類を確認し合う学生たち

プロジェクトマネジメント

プロジェクトを管理し、円滑に推進することができるよう、プロジェクトマネージャーに求められるスキルについて体系的に学びます。プロジェクトの立ち上げ、計画、コスト管理、リスク管理などプロジェクトマネジメントの流れを理解し、卒業研究で活用できるよう備えます。

ブーケを持ってカラフルなドレス姿で並ぶ学生

ブライダルビジネス

人生の一大イベントであるウェディングに関わるブライダル業界を分析し、今後のトレンドにマッチする見せ方をするにはどうしたらよいのかを学びます。

インターンシップ 体験を通じて生きた観光マーケティングに触れ、やりたい仕事をより明確に!

星野リゾート運営施設はもちろん、多数の国内有数のホテルと提携して、「生きた観光マーケティング」を学べるインターンシップを行っています。ホテルのタイプも都内近郊の一流ホテルやリゾートホテル、テーマパーク系ホテルなど多種多彩。卒業後に自分がどんな仕事をしたいかなど、将来像も明確にできます。

広大で緑豊かな由緒ある庭園に囲まれた建物
ホテルニューオータニ
ロビー看板の隣でポーズをとる学生たち
リゾナーレ八ヶ岳
緑に囲まれ重厚感のある建
帝国ホテル

旅行会社・観光施設など

JALグランドサービス(羽田空港)、JTBビジネストランスフォーム(羽田空港)、西武トラベル株式会社 など

都内近郊ホテルなど

ザ・ペニンシュラ東京、マンダリンオリエンタル東京、シャングリ・ラ 東京、ザ・リッツ・カールトン東京、コンラッド東京 など

リゾートホテルなど

富士マリオットホテル山中湖、ホテルマウント富士、グランドエクシブ那須白河、ハレクラニ沖縄、ホテル日航アリビラ など

テーマパーク系ホテルなど

ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテル、ヒルトン東京ベイ など

インターンシップ教育について 詳しくはこちら

学生インタビュー

屋外で笑顔で話す柳 恒さん

ホテル企画に挑んだ卒業研究の経験が、仕事の大きな支えに!

柳 恒

ホテル・観光科
2年(取材時)
私立翔洋学園高校出身

日本工学院の観光マーケティングコースは、実践的なサービススキルだけでなく、簿記やマーケティングなどホテルの経営に関することまで学べるのが魅力です。2年間の学習を通じて、観光業界のさまざまな仕事に生かせる知識や10種類の資格など、多くの収穫がありましたが、特に大きな成長につながったと感じているのが、学びの集大成である卒業研究です。私は3人のチームで、星野リゾートが展開する新しいコンセプトのホテルとして、日本初の「海底ホテル」を企画・提案しました。コンセプトやターゲットの設定から、フロアプランやデザインの決定、プロモーションやオペレーション計画の立案まで、メンバーと納得がいくまで話し合って唯一無二のホテル企画をまとめました。その際、「ブランドマーケティング」の授業で学んだ市場分析の知識など、マーケティングの基本となる考え方と手法が役に立ちました。また、適切なコンセプトづくりやリスクマネジメントの大切さ、メンバー間のモチベーション共有やスケジュール管理の重要性などを肌で学ぶことができました。社会での活動はすべてがチームで行われますが、卒業研究に仲間と全力で取り組んだ経験は、観光業界で仕事を進めるうえでの大きな支えになるに違いありません。

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オープンキャンパス+体験入学でもっと知る

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ホテル・観光業界で活躍するには、どのようなことを学んで、なにを⾝につければ良いの?ホテルスタッフの仕事の魅⼒や、やりがいなどを知るチャンスです!また、星野リゾートプロデュースによるホテル・観光科の学びについて徹底解説します!

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教育連携

提携先講師による授業 星野リゾートの授業担当者による授業解説を行います

ブランドマーケティング

担当:星野リゾート 橋本 里欧 さん

ブランドを初歩から学び、最後には自分たちでブランドを考え発表します

講師が前に立ち学生たちが教室で授業を受ける様子

ホテル業界では、ブランド戦略がとても重要です。マリオットやヒルトンなど大手の外資系ホテルチェーンは、明確なブランド戦略のもと、数十ものブランドを展開しています。私たち星野リゾートもブランドを重視しており、星野リゾートという大きなブランドのもとに、「星のや」や「リゾナーレ」など5つのサブブランドを展開しています。それぞれコンセプトやターゲットが異なっており、ブランドごとに一貫した知覚品質(顧客が感じているブランドイメージ)を保てるように努めています。

サブブランドのコンセプトは、施設ごとにさらに細かく分かれています。私が以前働いていた星のや竹富島のコンセプトは「夢中になるという休息」、星のや東京は「塔の日本旅館」です。同じブランドでも施設によってお客様の求めているものは違うので、ブランド戦略を立て、お客様のニーズに応じていろんな楽しみ方を提供することは、とても意義のあることだと感じています。

サブブランドごとにコンセプトやターゲットを明確化

星のやロゴ画像

星のや
●コンセプト「夢中になるという休息」
圧倒的非日常感を追求した日本発のラグジュアリーホテル

界ロゴ画像


●コンセプト「王道なのに、あたらしい。」
地域の魅力に出会える温泉旅館

リゾナーレロゴ画像

リゾナーレ
●コンセプト「自然を体験するリゾート」
豊富なアクティビティを備える西洋型リゾートホテル

OMOロゴ画像

OMO
●コンセプト「テンションあがる『街ナカ』ホテル」
都市観光のための個性的な「街ナカ」ホテル

BEBロゴ画像

BEB
●コンセプト「居酒屋以上 旅未満 みんなでルーズに過ごすホテル」
若い人をターゲットにしたカジュアルホテル

「ブランドマーケティング」の授業では、ブランドとは何かを理解することからスタートし、サービスを通してブランドを表現できる力を身につけます。ブランド論の世界的権威であるデービッド・アーカー氏の理論に基づき、ブランドの構成要素やターゲットの決め方、セグメントマーケティングの手法、ベネフィットの種類、ポジショニングマップの作り方などを学びます。聞きなじみのない専門用語が出てきますが、2週間単位で1つのテーマを講義・復習する授業形式なので、回を重ねるごとに学生たちの理解もどんどん深まっていきます。

先日、授業で学んだことの集大成として、学生たちが考えた新しいブランドをプレゼンテーションする発表会が行われました。授業が始まった当初は反応の薄かった学生たちも、時間をかけてブランドを作っていく過程で愛着が湧き、ブランドマーケティングの難しさと楽しさを感じたようです。私自身、授業を担当するのは初めての経験でしたが、学生の成長を間近で見られてとても感動しました。

「ブランドマーケティング」の授業では、ブランドとは何かを理解することからスタートし、サービスを通してブランドを表現できる力を身につけます。ブランド論の世界的権威であるデービッド・アーカー氏の理論に基づき、ブランドの構成要素やターゲットの決め方、セグメントマーケティングの手法、ベネフィットの種類、ポジショニングマップの作り方などを学びます。聞きなじみのない専門用語が出てきますが、2週間単位で1つのテーマを講義・復習する授業形式なので、回を重ねるごとに学生たちの理解もどんどん深まっていきます。

先日、授業で学んだことの集大成として、学生たちが考えた新しいブランドをプレゼンテーションする発表会が行われました。授業が始まった当初は反応の薄かった学生たちも、時間をかけてブランドを作っていく過程で愛着が湧き、ブランドマーケティングの難しさと楽しさを感じたようです。私自身、授業を担当するのは初めての経験でしたが、学生の成長を間近で見られてとても感動しました。

笑顔で話す橋本 里欧先生

橋本 里欧 先生

(株)星野リゾート 人事グループ キャリアデザインサポートユニット

星野リゾートの自由な社風、年齢や経験年数に関係なく意見を出し合うフラットな組織文化に惹かれて入社。「星のや竹富島」「星のや東京」でサービススタッフとして勤務した後、現在は人事グループに所属。新卒者の採用を担っている。

ファシリティマネジメント

担当:星野リゾート 小林 康雄 さん

施設管理やエコの視点から、ホテル運営について考えます

緑を眺めながら入浴できる半露天風呂

ファシリティマネジメントとは、施設や設備などの資産(ファシリティ)を管理・運営(マネジメント)することをいいます。大きな資産を持っている企業ほど、運用次第で収益に大きな影響が出てくるので、欧米では財務や人事、マーケティングなどと並んで組織の中で重要なポジションを占めています。

ホテル事業でもファシリティマネジメントは重要です。ホテルはお客様の滞在期間中の舞台装置であり、土地や客室、機械設備や電気設備などのファシリティは、ホテルを経営するために欠かせない要素です。それらをどのようにして顧客満足度を落とさずにメンテナンスして運用していけるのか。設備の更新にどれくらい投資すれば、どの程度のリターンが返ってくるのか。星野リゾートも国内外で60以上の施設を運営しているので、ファシリティマネジメントには力を入れています。

HOSHINO HYDRO POWER PLANTと表示された看板が掲げられ緑に囲まれた木造建物

近年、SDGs(持続可能な開発目標)が注目を集めていますが、私たち星野リゾートはファシリティマネジメントの観点から、長年それと意識せずにSDGsに取り組んできました。例えば「星のや軽井沢」では、敷地内に水力発電所を設置し、年間数十万KWhの電気を生み出しています。また、歯ブラシのリサイクル、ペットボトルの廃止、ゼロ・エミッション(廃棄物を再資源化して排出量をゼロにすること)などにも取り組んで成果を上げています。私たちが「勝手に」行ってきたことなので「勝手にSDGs」と称していますが、エネルギーや環境の視点から経営を考えることも、ファシリティマネジメントの重要な役割です。

「ファシリティマネジメント」の授業では、ファシリティとは何なのか、ホテル経営に必要なものは何か、ホテル事業とファシリティの関係などについて幅広く講義します。特に強調したいことは、ホテルは接客サービスだけでなく、いろんな要素が複雑に組み合わさって成り立っているということです。将来、ホテル業界で働くとき、人事や総務、施設管理などの部門に配属されるかもしれません。接客部門で働く場合でも、ファシリティマネジメントの知識があれば、仕事をする上で大きなプラスになると思います。

正面を向いて話す小林 康雄先生

小林 康雄 先生

(株)星野リゾート 国内企画開発 地域FMユニット

1977年入社。入社後は接客サービス、新規施設開発、複数施設の総支配人を歴任し、現在はグループの施設管理を担当。現在は、これまでの経験を活かし新入社員に向けた研修の講師を通して、会社の価値観や組織文化を伝える活動にも従事。

ブライダルビジネス

曲線的にデザインされた青い屋根の下でキャンドルライトに照らされたステージと新郎新婦

ブライダルをマーケティングの観点から徹底分析

ブライダル業界を分析し、今後のトレンドにマッチする見せ方をするにはどうしたらよいのかを学ぶ授業です。結婚式は人生の一大イベントであり、マーケティングの観点から見るとユニークな市場です。結婚情報誌などを読んでウェディングに憧れている人は常に存在し、ブライダル業界の潜在的なターゲットになっています。ブライダル業界は、そうした人が5年後、10年後になったときに選んでもらえるような見せ方をしており、その点が一般的なマーケティングと大きく異なっています。

ツアー企画

海を背景にポーズをとる学生たち

ツアー旅行を企画し、実現するためのスキルを養います

ツアー旅行に関する基本を学び、ツアーを企画する能力を養います。ニーズの調査から、ターゲット設定、企画立案まで、ツアー企画の作り方を実践的に学習。また、企画したツアーを実現するために欠かせないプレゼンテーション能力も磨きます。

観光産業

カウンターに並んだ温泉施設のキーホルダーや暖簾

日本全国の地域文化や特性など、観光人材に必要な知識を学びます

日本には地域ごとに特性があり、それぞれに地域固有の文化が根付いています。歴史的にどんな産業が盛んなのか、どのような祭り・郷土芸能があるのか、温泉や森林などの天然資源はあるのか—。全国各地の地域文化や特性を正しく理解することで、日本の観光産業に広く貢献できる力を養います。

学びの成果

プロジェクト事例 在学中から観光マーケティングを社会で実践

学校周辺のホテルや商店街、観光関連の企業などと多彩なコラボレーションを展開して、観光マーケティングの面白さを体感しながら、社会で必要なスキルやマナー、コミュニケーション能力などを高めていきます。

企業連携 地元蒲田のホテルとコラボレーションし、コンセプトルームを提案

学生たちがホテル客室でアメニティ用品を手渡しながら打ち合わせをしている様子

ホテル・観光科は、2020年より「ホテル オリエンタルエクスプレス 東京蒲田」と連携し、ホテルのコンセプトルームや観光プランを学生が提案する共同プロジェクトを実施しています。2023年もホテル・観光コースの学生たちがこのプロジェクトに取り組み、企画から制作、宣伝、運用などについてプランを提案。ホテルへのプレゼンテーションを経て、大田区ゆかりの”海苔”グルメなどを堪能できる「ノリノリ海苔プラン」、親子でスイーツを楽しめる「蒲田スイーツ巡りプラン」の2つが最優秀賞に選出され、2023年12月〜2024年2月末までの期間限定で一般向けに販売されました。

地域連携 「KAMAレンジャー」として蒲田の魅力を紹介!

商店街でポーズをとる学生たち

ホテル・観光科では、地域連携の一つとして、「かまた祭」や各種イベントなどで、星野リゾートのOMOレンジャーをお手本にした「KAMAレンジャー」を企画・実施しています。これは、学生が5色(赤・青・黄・緑・ピンク)に分かれ、テーマカラーに沿ったお店や場所を紹介するというもの。ブルーは写真映えスポット担当、グリーンはお散歩スポット担当など、蒲田の名所を案内します。街のマップやお店の紹介パンフレットも学生たち自身で制作し、観光コーディネートのおもしろさを体験しています。

地域連携 商店街と協力し、地域の魅力発信に貢献

学生が笑顔で商店街をガイドする様子

ホテル・観光科では、企業や地域と連携したさまざまな取組みを行っています。その一つが、大田区や大田観光協会などが主催する「おおた商い・観光展」への参加です。おおた商い・観光展とは、大田区の特徴ある商品や観光地としての資源を生かし、大田区ならではの魅力を発信する一大イベント。2021年は、大田区内約150の事業者と観光スポットが参加して、お店やSNSなどでさまざまなイベントが行われました。ホテル・観光科でも、「ホテル オリエンタル エクスプレス 東京蒲田」のスペースを借りて、大田区の企業の商品紹介や飲食の提供・販売を行い、地元地域の魅力発信に貢献しました。

企業連携 株式会社JALスカイと連携し、空の玄関口のホスピタリティを学ぶ

講師の空港運営会社現役スタッフが前に立ち授業をする様子

JALグルーブの空港運営会社である「株式会社JALスカイ」の現役スタッフを講師に迎え、空港ではどういう人にどんなサービスを提供しているのか、搭乗口でお客様にどのような対応をしているのか、オフィスの中でどんな仕事をしているのかなど、航空業界の実態に触れてホスピタリティについて学びます。

企業連携 他学科と連携してオリジナルツアーを実施

宗教施設を見学する留学生たち

2024年12月、観光マーケティングコースは、本校AIシステム科と連携し、同科に在籍する外国人留学生を対象とした東京都内の宗教施設見学ツアーを実施しました。“Oh My God!!”Tourと題したこの1日ツアーは、SDGsがめざす「世界の平等と平和」への貢献をコンセプトに、異文化・宗教への理解を深めながら学生同士の交流を促すことを目標とするものです。将来、観光業界をめざす観光マーケティングコースの学生たちが、ツアーの基本プラン作成から、訪問する宗教施設の選定と事前交渉、しおりの作成、当日のガイドやサポートまで、責任を持って行いました。ツアーには16名の外国人留学生が参加し、都内6か所のキリスト教、道教、ヒンズー教、仏教、神道、イスラム教の各宗教施設を、電車を乗り継ぎながら見学。宗教施設にふさわしい服装のルールやマナーを守りつつ、トラブルなく終始和やかに8時間のツアーを終えました。参加者からは、「いろいろな宗教の建物を見学でき満足できた」「とてもリラックスして楽しめた」など多くの高評価をいただいた一方、タイムスケジュールや説明方法などに関する課題も見つかりました。主催した学生にとっても、参加した学生にとっても有意義な取り組みとなった、こうしたコラボレーション企画を、今後も積極的に実施していく予定です。

卒業研究 地域とともに発展していくホテルや新コンセプトのホテルを、一からつくり上げます

施設のA棟とB棟のフロア構成と客室の内訳を示す図

2年間の集大成として行われる『卒業研究』。さまざまな地域や新しいコンセプトをテーマに、学生たちがグループに分かれ、ホテルの立地選びから価格設定、運営計画、プロモーション戦略まで、ホテルづくりを一から体験します。例えば、蒲田にはどんな歴史や文化的背景があるのか、誰をターゲットにしてどんな価値を提供していくのか、スタッフを何人雇って何年かけて収支を黒字にしていくのか─。実際にホテルづくりを手がけている業界のプロからノウハウを教わりながら、卒業研究発表会で成果を発表。学外の人に対しても、卒業展でプレゼンテーションを行っています。

関連情報

本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。

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