ものづくりに欠かせないCAD設計技術を身につけ、業界トップ企業での活躍をめざす
機械設計技術者として必要なCAD設計技術を中心に、3D造形や加工技術など、ものづくりのスキルを幅広く学びます。ものづくり業界の核心技術を基礎から応用まで身につけることで、卒業後は精密機器メーカーや自動車業界、航空業界、家電業界など、さまざまな業界で活躍することが可能です。
資格認定
- ここがすごい! 機械設計科の特長
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おもちゃ制作を通じて「ものづくり」を学ぶ
おもちゃ制作を通じて、ものづくりに欠かせない基礎的なスキルから応用技術までを、「創って・使って・楽しむ」学習スタイルで身につけていきます。段階的にものづくりの基礎からスタートし、実習中心のカリキュラムによって、初心者でも着実に専門的なスキルへと発展させることが可能です。 -
オートデスク社との提携で、最先端のスキルを習得
機械設計科では、3D技術を活用した設計およびデザイン向けのソフトウェア分野の一流企業・オートデスク社と、全学的な提携を結んでいます。この連携の一環として、2025年には「オートデスクイノベーションセンター」を開設。AIを活用した最新の機械設計スキルを実践的に学べるよう、充実した学習環境を整えています。 -
CAD利用技術者試験をはじめ重要資格の取得をサポート
設計・ものづくりの現場に必要となる「CAD利用技術者試験」を中心に、在学中に多数の資格を取得することが可能。授業や各種資格対策講座で取得へ向けた支援を行うほか、日本工学院は「CAD利用技術者試験」の認定試験会場となっているため、有利に試験を受けることができます。徹底した資格取得サポートにより、「CAD利用技術者試験」の1級、2級ともに全国平均を上回る高合格率を誇ります。
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「わかる、できる、楽しい」学びと「ワクワク」できるキャンパスライフを用意します。
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ものづくりの先端技術習得と未来の力(資格取得・進路)をサポートします。
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「ものづくり」の奥深さと想いをカタチにできる環境(ひと・もの・こと)を用意します。
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学べること
学びの領域 : 企画・設計・加工・製造のすべてのスキルを身につける
機械設計科では、ものづくりに必要な技術を「おもちゃ」など実際のものづくりを通じて習得する体験型学習が中心です。3D-CADを中心とした進化する設計ツールの習得と、3Dプリンタやマシニングセンターなどの最新加工機を用いて、プロダクトが世に生まれる瞬間をぜひ体感してください。
教育設計図(授業計画) : 段階的な学習計画で着実にレベルアップ!
授業は、機械設計やCAD初心者に対応した基礎からスタート。誰でも必ず理解できるわかりやすい指導により、2年間で着実に機械設計やCADの技術をマスターすることが可能です。
1年次 : 機械やCADの基本について理解することからスタート
機械工学や3次元・2次元CADの基本操作を理解し、機械設計技術者として身につけるべきさまざまな勉強を始めます。全日制ならではの豊富な授業時間を用いて、各種ソフトを用いた設計技術を習得します。
2年次 : より実践的なスキルを習得し、機械設計技術者としての活躍をめざす
さまざまな部品の設計・製作を実践的な実習を通して実施し、卒業後すぐに業界に対応できる実力を身につけます。業務計画や詳細設計などについても学び、「人・物・時間」を管理する能力を養成します。「3次元CAD利用技術者試験1級」合格もめざします。
1年次 前期 (サンプル)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1時限 | ビジネススキル | 機械材料の基礎 | CAD設計実習1 | ものづくり実習1 | 機械の製図 | |
| 2時限 | 工業数学 | 機械工作法 | ||||
| 3時限 | 工業力学1 | 検定対策講座1 | テクノロジー基礎実習1 | |||
| 4時限 |
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実習紹介 : 2年間でものづくりのプロになる充実のカリキュラム
ものづくり業界で実際に使用されているCAD系ソフトを用いて、機械設計の基本を豊富な実習で学びます。3Dスキャナーや3Dプリンター、レーザー加工機など、ものづくりの最新機器の使用方法もマスターし、幅広い技術を体得します。
機械設計科の特徴的な授業の一例をご紹介します。
ICT・IoT実習
機械設計だけではなく、電子技術やプログラミング技術など、周辺技術を幅広く学習。オリジナルのアーケードゲームの企画・設計・製作を行うなど、実際に物が動く感動を味わうことができます。
検定対策講座
3D-CADや2D-CADの技術力の指標となる「CAD利用技術者試験」にターゲットを絞った、本校ならではの対策講座です。毎年、最難関1級の合格者を多数輩出しています。
動画で知る : ものづくりの楽しさ、魅力が詰まった機械設計科の実習をご紹介
CADソフトを使った実習や、3Dスキャナ、3Dプリンターを用いたものづくりの様子まで、機械設計科の実習を映像で見てみよう!
オープンキャンパス+体験入学でもっと知る
ものづくりに必須のスキル「CAD」について詳しく解説。さらに、3Dプリンターやレーザー加工機を用いたワクワクのものづくり体験も実施します!
イベントに参加する
進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!
資格
めざせる資格 : ものづくりの現場で活きる国家資格をはじめ、豊富な資格の取得をめざせます
機械設計科では、「CAD利用技術者試験」などを中心に、就職に有利となる資格取得に向けて、授業や各種資格対策講座などで、しっかりと支援を行っています。また、日本工学院は「CAD利用技術者試験」の認定試験会場であるため、普段授業で使用しているパソコンや教室で受験できるというメリットもあります。徹底的な資格サポートにより、機械設計科はCAD利用技術者試験の1級、2級ともに全国平均を上回る高い合格率を誇っており、就職にも有利です。
認定資格 : 3次元CAD利用技術者試験(1・2級)
資格解説
3次元CAD利用技術者試験(1・2級)は、3DCADソフトウェアを使い、製品や建物の設計図を作成する技能を証明する国家資格です。2級では基本的な操作や図面作成のスキルが問われ、1級ではさらに高度な設計力や複雑な図面作成能力が求められます。これらの技能は、製造業、建築、機械設計などの分野で実務に直結するため、就職や進学の際のアピールポイントとなります。
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CAD利用技術者試験1・2級
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2次元CAD利用技術者試験(1・2級)
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消防整備士[甲種] 認定資格 *受験資格が得られます。
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機械設計技術者試験
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Autodeskマスター試験
(CADベーシック、AutoCADオペレータ、AutoCADマスター試験、2D Design、3D Design) -
CATIA認定技術者
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情報検定(J検)
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ビジネス能力検定[B検]ジョブパス1~3級
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トレース技能検定1~4級
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CADトレース技能審査上・中・初級
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MOS(マイクロソフト認定技術資格)
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テクニカルイラストレーション技能士(1〜3級)
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機械・プラント製図技能士(1・2級)
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3Dプリンター活用技術検定
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CGエンジニア検定
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カラーコーディネーター検定
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色彩検定 など
認定資格とは
日本工学院は、創立78年の歴史と約26万人の卒業実績により、省庁、東京都、そしてベンダー企業および団体から数多くの認定を受けています。これにより、無試験取得、試験科目免除、受験資格取得など、さまざまな有利な条件で取得できる資格を「認定資格」と言います。
資格対策プログラム : 1年次から目標資格の取得につながる授業で実力アップ!
資格取得に直結したカリキュラム
機械設計科では、ものづくりに携わる人材の実力の証となる3次元CAD利用技術者試験を重要資格に位置づけ、特にレベルの高い1級の合格を全学生共通の目標に設定。入学直後から、資格取得に求められるスキルを通常授業の中でしっかりと身につけていきます。特に「おもちゃ」など身近な素材を活用する本校独自の特徴あるカリキュラムを通じて、CADや機械の初心者である1年次から無理なく着実にステップアップできます。
企業との提携を支えに高い合格率を達成
教育提携するAUTODESK社の業界標準ソフトを活用することにより、3次元CAD利用技術者試験1・2級の合格に必要とされる、基本的なCAD操作や図面作成のスキルから高度な設計力、複雑な図面作成能力まで実践的に習得可能。同資格の試験において本科学生は、87.5%*という高い合格率を達成しています。 *2023年度実績
資格支援センター
日本工学院では、学内にライセンス・サポート・センター(資格支援センター)を設置。資格の案内・受験の手続き・出願・対策講習会開催など、学生の資格取得をサポートしています。学科を超えて、多彩な資格にチャレンジすることも可能です。
資格取得実績 : CAD利用技術者試験 満点合格者として表彰
一般社団法人コンピュータ教育振興協会が主催するCAD利用技術者試験において、2023年度後期「3次元CAD利用技術者試験1級」を満点で合格した4名が協会より表彰されました。社会人でも難関の1級合格者を、そのほかにも多数輩出しています。
就職・進学
めざせる職業 : 多くの卒業生が、大手メーカー、製造業など幅広い業界で活躍中
ものづくりのあらゆるスキルを習得した機械設計科の就職実績は抜群。自動車、工業製品、家電メーカーなどさまざまな舞台へ進むことができます。
めざせる業種・職種
就職率 : 毎年多くの学生が有名企業や成長企業へ就職を決めています
機械設計科での確かな学びは業界から高く評価され、日産自動車をはじめとする自動車メーカーや、清水建設、不二サッシなどの大手企業を中心に、毎年多くの求人を集めています。
就職率 97.9 %
※2024年度実績
主な就職先 : CADや機械設計のスペシャリストとして、多彩な舞台で活躍!
他大学への進学もサポート : 大学への編入学をめざすことも可能です
機械設計科を卒業後、さらに学びを深めたい学生には、大学編入の道も用意しています。これまでに、併設校・東京工科大学をはじめ、国立大学や有名私立大学など、多くの学生が大学への進学・編入学を選択しています。
おもな大学編入実績
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東京工科大学
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群馬大学
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日本経済大学
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女子美術大学
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帝京大学
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創価大学
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関東学院大学
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神奈川大学 ほか
卒業生インタビュー
学生インタビュー
自分のアイデアを形にできることが本当に楽しい!ものづくりが好きな人にとって、最高の学びの場です
井上 詩野
機械設計科
2年
東京都・私立貞静学園高校出身
モデリングが形になった瞬間「ここに来て良かった」と思えた
3DCADの授業が始まり、しばらく経った頃のことです。頭の中にあった「作りたいもの」が、モニター上で少しずつ形になり、ついには実際に出力されて手元に届いた瞬間の感動は、今でも忘れられません。最初は操作も難しく、自分の思い描いた通りに形を作ることができず、何度もつまずきましたが、先生方が丁寧にサポートしてくださるおかげで、少しずつできることが増えていきました。「ここに学びにきて本当に良かった」と、心から思えた瞬間です。機械設計科は、クラスの雰囲気も落ち着いていて集中でき、質問もしやすい空気があるので、自分のペースでしっかりと学べます。先生方それぞれが異なる専門分野を持っていいて、どんな質問にも深く具体的に答えてくださり、時には雑談の中からも貴重な学びやヒントを得ることができます。教科書だけでは学べない「現場のリアル」を日常的に感じることができるので、毎日の授業がとても刺激的で楽しく感じられます。
学習環境
施設・設備 : 最先端のものづくり学習環境を完備
機械設計科では、「3Dスキャナー」や「3Dプリンター」をはじめとする最新機器を揃えた「オートデスクイノベーションセンター」を活用し、実践的なものづくり教育を実施。プロと同様の環境で多彩な実習を行うことで、高度なスキルを習得します。
オートデスクイノベーションセンター
CAD実習室
ゆったりとした作業しやすいスペースに、最新のワークステーションを配置。導入するソフトも「AutoCAD」、「CATIA」、「VectorWorks」など最高水準のものを揃えています。
講師紹介
機械・CADのスペシャリストが学生一人ひとりを手厚く指導
ものづくりのスペシャリスト達が、プロになるためのスキルを丁寧に指導。普段の授業はもちろん、就職や資格のサポートまで、学生たちの未来を一丸となって支えることを約束します。
教育連携
企業連携プロジェクト : 最新ソフトの活用や新施設の共同開設など、AUTODESK社と全学的に提携。未来志向の人材を育てています
日本工学院は、設計・製造分野の未来を担う人材の育成に向け、3D技術を使った設計・デザイン向けソフトウェアの有力企業であるAUTODESK社と全学的に提携しています。特に機械設計科は、独自に開発した教材とともに、同社の業界標準ソフト「Autodesk Fusion」や「Inventor」を活用した実践的教育を1年次からスタート。2年間という短期間で、CADによる立体造形に関する高度なスキルの習得を可能としています。
この企業連携の成果として、AUTODESK社が主催する学生コンテストで本科学生が継続的に入賞を果たしているほか、3次元CAD利用技術者試験の最難関である1級の満点合格者も毎年輩出しています。
さらに、2025年2月にAUTODESK社との共同で、最新のものづくり設計とAI 教育を推進する施設「オートデスクイノベーションセンター」を開設しました。当センターでは、デジタル加工機器や3Dプリンターなどの先端設備を活用して、ものづくりや設計、製造、AIによる自動形状生成技術などの教育を展開。未来志向のプロジェクトに取り組むためのスキル習得を、より強力にバックアップしていきます。
連携プロジェクト紹介
学生がヒット商品の創造に挑戦!
学生が自らヒット商品の創造に取り組む活動「Vision Craft」を展開。バンダイナムコ社で「アイドルマスター」「機動戦士ガンダム戦場の絆」など数多くのヒット作品を手がけてきた小山純一郎氏の監修のもと、学生が企業の製品開発に挑戦しています。アイデアや企画を「製品(プロダクト)」として形にする作業は、本科学生の専門分野であり、さまざまなプロジェクトでフレッシュなアイデアを具体化する可能性が広がっています。
地域の企業とさまざまに連携
東京オリンピック2020の聖火台を製作した八王子企業と連携し、「大型のカプセルトイ販売機」を製作したほか、八王子市のベンチャー企業とともに「癒し系ロボット」のデザイン・設計・製作を行うなど、地域の中小企業との連携を積極的に進めることで、多くの学びの機会を創出しています。これらの活動により生まれた学生と企業のつながりをベースに、連携企業のインターンシップに参加したり、アルバイトや卒業後の就職につなげていくというキャリアプランを描くことも可能です。
学びの成果
学生作品 : 学びの集大成として、さまざまな作品が誕生しています
機械設計科での学びの成果として、学生が企画・開発を手がけた作品が続々誕生しています。大手企業主催のコンテストで優秀賞を受賞するなど、機械設計科の学びを生かした独創的なアイデアが高く評価されています。
関連情報
本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。
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