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機械設計科

蒲田 八王子 職業実践専門課程認定学科
総務省
資格認定
目指せる職業
自動車・精密機械・医療メーカーなどの設計技術者 金型・工作機械などの設計開発技術者 医療機器・おもちゃ・家具などの設計開発技術者 建物設備の設計技術者 CADオペレーター

ものづくりに欠かせないCAD設計技術を身につけ、業界トップ企業での活躍をめざす

機械設計技術者として必要なCAD設計技術を中心に、3D造形や加工技術など、ものづくりのスキルを幅広く学びます。ものづくり業界の核心技術を基礎から応用まで身につけることで、卒業後は精密機器メーカーや自動車業界、航空業界、家電業界など、さまざまな業界で活躍することが可能です。

総務省
資格認定
ここがすごい! 機械設計科の特長
3つの約束
  • 「わかる、できる、楽しい」学びと「ワクワク」できるキャンパスライフを用意します。
  • ものづくりの先端技術習得と未来の力(資格取得・進路)をサポートします。
  • 「ものづくり」の奥深さと想いをカタチにできる環境(ひと・もの・こと)を用意します。

学べること

学びの領域 企画・設計・加工・製造のすべてのスキルを身につける

機械設計科では、ものづくりに必要な技術を「おもちゃ」など実際のものづくりを通じて習得する体験型学習が中心です。3D-CADを中心とした進化する設計ツールの習得と、3Dプリンタやマシニングセンターなどの最新加工機を用いて、プロダクトが世に生まれる瞬間をぜひ体感してください。

機械設計科で学べる、企画構想・3D CAD・2D CAD・機械工学・高度加工 を説明する図

教育設計図(授業計画) 段階的な学習計画で着実にレベルアップ!

授業は、機械設計やCAD初心者に対応した基礎からスタート。誰でも必ず理解できるわかりやすい指導により、2年間で着実に機械設計やCADの技術をマスターすることが可能です。

1年次 機械やCADの基本について理解することからスタート

機械工学や3次元・2次元CADの基本操作を理解し、機械設計技術者として身につけるべきさまざまな勉強を始めます。全日制ならではの豊富な授業時間を用いて、各種ソフトを用いた設計技術を習得します。

2年次 より実践的なスキルを習得し、機械設計技術者としての活躍をめざす

さまざまな部品の設計・製作を実践的な実習を通して実施し、卒業後すぐに業界に対応できる実力を身につけます。業務計画や詳細設計などについても学び、「人・物・時間」を管理する能力を養成します。「3次元CAD利用技術者試験1級」合格もめざします。

1年次 前期 (サンプル)

1時限 ビジネススキル 機械材料の基礎 CAD設計実習1 ものづくり実習1 機械の製図
2時限 工業数学 機械工作法
3時限 工業力学1 検定対策講座1 テクノロジー基礎実習1
4時限

★授業は1コマ90分。蒲田校 9:00始業、16:10終業、八王子校 9:30始業、16:40終業です。(予定)

学びの全体像を把握するための資料としてカリキュラムブックを提供しています。各年次の履修科目の詳細、どのような授業が行われるのかを具体的に知ることができます。

詳しくはこちら
日本工学院独自の教育システム「教育設計図」

実習紹介 2年間でものづくりのプロになる充実のカリキュラム

ものづくり業界で実際に使用されているCAD系ソフトを用いて、機械設計の基本を豊富な実習で学びます。3Dスキャナーや3Dプリンター、レーザー加工機など、ものづくりの最新機器の使用方法もマスターし、幅広い技術を体得します。

学生がPCを使用して実習をしている様子

CAD設計実習

今やものづくり業界の標準となってきた設計ツール「3D-CAD」を体得する実践的な実習。世界的なソフトメーカーAUTODESK社が全面的にバックアップし、AIを活用した設計検証など次世代のCADツール「Fusion」や「Inventor」を全力で使いこなします。

学生たちが機械加工機を使用している様子

高度加工実習

簡単な形状のものから、複雑な形状のものまで、加工図面をもとにさまざまな機械加工機を用いて、実践的な加工方法を学びます。

学生たちが大きな作品を制作している様子

卒業制作

チームを組み、自分たちで決めたテーマに沿って制作します。設計計画書を作成して計画図や部品図の作図を行い、部品製作から組立までを一貫して行います。

機械設計科の特徴的な授業の一例をご紹介します。

ICT・IoT実習

機械設計だけではなく、電子技術やプログラミング技術など、周辺技術を幅広く学習。オリジナルのアーケードゲームの企画・設計・製作を行うなど、実際に物が動く感動を味わうことができます。

検定対策講座

3D-CADや2D-CADの技術力の指標となる「CAD利用技術者試験」にターゲットを絞った、本校ならではの対策講座です。毎年、最難関1級の合格者を多数輩出しています。

動画で知る ものづくりの楽しさ、魅力が詰まった機械設計科の実習をご紹介

CADソフトを使った実習や、3Dスキャナ、3Dプリンターを用いたものづくりの様子まで、機械設計科の実習を映像で見てみよう!

資料請求でもっと知る

学科紹介から就職、学費、入学方法まで、進学に必要な情報がすべてそろっています。日本工学院の入学案内を資料請求して、未来への一歩を踏み出す準備を始めましょう。

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オープンキャンパス+体験入学でもっと知る

オープンキャンパス+体験入学でもっと知る

ものづくりに必須のスキル「CAD」について詳しく解説。さらに、3Dプリンターやレーザー加工機を用いたワクワクのものづくり体験も実施します!

イベントに参加する

進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!

資格

めざせる資格 ものづくりの現場で活きる国家資格をはじめ、豊富な資格の取得をめざせます

学生たちがPCに向き合っている様子

機械設計科では、「CAD利用技術者試験」などを中心に、就職に有利となる資格取得に向けて、授業や各種資格対策講座などで、しっかりと支援を行っています。また、日本工学院は「CAD利用技術者試験」の認定試験会場であるため、普段授業で使用しているパソコンや教室で受験できるというメリットもあります。徹底的な資格サポートにより、機械設計科はCAD利用技術者試験の1級、2級ともに全国平均を上回る高い合格率を誇っており、就職にも有利です。

認定資格 3次元CAD利用技術者試験(1・2級)

資格解説

3次元CAD利用技術者試験(1・2級)は、3DCADソフトウェアを使い、製品や建物の設計図を作成する技能を証明する国家資格です。2級では基本的な操作や図面作成のスキルが問われ、1級ではさらに高度な設計力や複雑な図面作成能力が求められます。これらの技能は、製造業、建築、機械設計などの分野で実務に直結するため、就職や進学の際のアピールポイントとなります。

  • CAD利用技術者試験1・2級

  • 2次元CAD利用技術者試験(1・2級)

  • 消防整備士[甲種] 認定資格  *受験資格が得られます。

  • 機械設計技術者試験

  • Autodeskマスター試験
    (CADベーシック、AutoCADオペレータ、AutoCADマスター試験、2D Design、3D Design)

  • CATIA認定技術者

  • 情報検定(J検)

  • ビジネス能力検定[B検]ジョブパス1~3級

  • トレース技能検定1~4級

  • CADトレース技能審査上・中・初級

  • MOS(マイクロソフト認定技術資格)

  • テクニカルイラストレーション技能士(1〜3級)

  • 機械・プラント製図技能士(1・2級)

  • 3Dプリンター活用技術検定

  • CGエンジニア検定

  • カラーコーディネーター検定

  • 色彩検定 など

認定資格とは

日本工学院は、創立78年の歴史と約26万人の卒業実績により、省庁、東京都、そしてベンダー企業および団体から数多くの認定を受けています。これにより、無試験取得、試験科目免除、受験資格取得など、さまざまな有利な条件で取得できる資格を「認定資格」と言います。

資格対策プログラム 1年次から目標資格の取得につながる授業で実力アップ!

資格取得に直結したカリキュラム

機械設計科では、ものづくりに携わる人材の実力の証となる3次元CAD利用技術者試験を重要資格に位置づけ、特にレベルの高い1級の合格を全学生共通の目標に設定。入学直後から、資格取得に求められるスキルを通常授業の中でしっかりと身につけていきます。特に「おもちゃ」など身近な素材を活用する本校独自の特徴あるカリキュラムを通じて、CADや機械の初心者である1年次から無理なく着実にステップアップできます。


企業との提携を支えに高い合格率を達成

教育提携するAUTODESK社の業界標準ソフトを活用することにより、3次元CAD利用技術者試験1・2級の合格に必要とされる、基本的なCAD操作や図面作成のスキルから高度な設計力、複雑な図面作成能力まで実践的に習得可能。同資格の試験において本科学生は、87.5%*という高い合格率を達成しています。 *2023年度実績


資格支援センター

日本工学院では、学内にライセンス・サポート・センター(資格支援センター)を設置。資格の案内・受験の手続き・出願・対策講習会開催など、学生の資格取得をサポートしています。学科を超えて、多彩な資格にチャレンジすることも可能です。

資格取得実績 CAD利用技術者試験 満点合格者として表彰

一般社団法人コンピュータ教育振興協会が主催するCAD利用技術者試験において、2023年度後期「3次元CAD利用技術者試験1級」を満点で合格した4名が協会より表彰されました。社会人でも難関の1級合格者を、そのほかにも多数輩出しています。

就職・進学

めざせる職業 多くの卒業生が、大手メーカー、製造業など幅広い業界で活躍中

ものづくりのあらゆるスキルを習得した機械設計科の就職実績は抜群。自動車、工業製品、家電メーカーなどさまざまな舞台へ進むことができます。

めざせる業種・職種

業種

  • 機械製造業

  • 建築業

  • 電気・電子業

  • 製品デザイン・工業デザイン

  • 医療機器製造

  • ファッション業

  • エンタテインメント業

  • 航空宇宙業 など

職種

  • 機械設計技術者

  • 自動車・車輌設計技術者

  • 家電設計技術者

  • 2・3次元CAD技術者

  • 金型設計技術者

  • プラント設計技術者

  • おもちゃ(玩具)設計技術者

  • 雑貨設計技術者

  • PC関連製品設計技術者

  • ロボット設計技術者

  • CADオペレーター

  • CGクリエイター

  • CADインストラクター など

就職率 毎年多くの学生が有名企業や成長企業へ就職を決めています

機械設計科での確かな学びは業界から高く評価され、日産自動車をはじめとする自動車メーカーや、清水建設、不二サッシなどの大手企業を中心に、毎年多くの求人を集めています。

就職率 97.9 %

※2024年度実績

主な就職先 CADや機械設計のスペシャリストとして、多彩な舞台で活躍!

  • 本田技術研究所

  • いすゞ自動車

  • SUBARU

  • IHI

  • トヨタ自動車東日本

  • ヤマハ発動機

  • 三菱マテリアル

  • オリンパス

  • 河西工業

  • ヨロズ

  • ニフコ

  • タチエス

  • 東洋製罐

  • ニチコン

  • ミネベア

  • 日比谷総合設備

  • 日野技研

  • 月島機械

  • 川田工業

  • 小松製作所

  • コマニー

  • 三菱自動車エンジニアリング

  • ファルテック

  • 日産オートモーティブテクノロジー

  • 本田技研工業

  • 富士テクノサービス

  • マブチモーター

  • 日立エンジニアリング

  • 東急電鉄

  • アルプス技研

  • バキュームモールド工業

  • 東芝プラントシステム

  • ファナックマグトロニクス

  • 東芝エレベータエンジニアリング

  • IHI機械システム

  • IHIプラント建設

  • 不二サッシ

  • 日本発条

  • ユニプレス

  • 大成温調

  • 日野ユートラック&エンジニアリング

  • アビスト

  • 東京精密

  • KYB

  • ジャパンエレベーターサービスホールディングス

  • アルプスビジネスサービス

  • オートテクニックジャパン

  • セントラルエンジニアリング

  • アドライズ

  • エビナ電化工業

  • 日本調理器

  • カジワラ

  • レノボジャパン

  • 加藤製作所 ほか多数

他大学への進学もサポート 大学への編入学をめざすことも可能です

機械設計科を卒業後、さらに学びを深めたい学生には、大学編入の道も用意しています。これまでに、併設校・東京工科大学をはじめ、国立大学や有名私立大学など、多くの学生が大学への進学・編入学を選択しています。

おもな大学編入実績

  • 東京工科大学

  • 群馬大学

  • 日本経済大学

  • 女子美術大学

  • 帝京大学

  • 創価大学

  • 関東学院大学

  • 神奈川大学 ほか

学生インタビュー

屋外で笑顔で話している井上 詩野さん

自分のアイデアを形にできることが本当に楽しい!ものづくりが好きな人にとって、最高の学びの場です

井上 詩野

機械設計科
2年
東京都・私立貞静学園高校出身

モデリングが形になった瞬間「ここに来て良かった」と思えた

3DCADの授業が始まり、しばらく経った頃のことです。頭の中にあった「作りたいもの」が、モニター上で少しずつ形になり、ついには実際に出力されて手元に届いた瞬間の感動は、今でも忘れられません。最初は操作も難しく、自分の思い描いた通りに形を作ることができず、何度もつまずきましたが、先生方が丁寧にサポートしてくださるおかげで、少しずつできることが増えていきました。「ここに学びにきて本当に良かった」と、心から思えた瞬間です。機械設計科は、クラスの雰囲気も落ち着いていて集中でき、質問もしやすい空気があるので、自分のペースでしっかりと学べます。先生方それぞれが異なる専門分野を持っていいて、どんな質問にも深く具体的に答えてくださり、時には雑談の中からも貴重な学びやヒントを得ることができます。教科書だけでは学べない「現場のリアル」を日常的に感じることができるので、毎日の授業がとても刺激的で楽しく感じられます。

もっと見る

学習環境

施設・設備 最先端のものづくり学習環境を完備

機械設計科では、「3Dスキャナー」や「3Dプリンター」をはじめとする最新機器を揃えた「オートデスクイノベーションセンター」を活用し、実践的なものづくり教育を実施。プロと同様の環境で多彩な実習を行うことで、高度なスキルを習得します。

オートデスクイノベーションセンター

AUTODESKロゴ画像
オートデスクイノベーションセンターの室内
社内の3Dプリンター

特集 オートデスクイノベーションセンター

3Dプリンターや3Dスキャナーなどのプロ用機器が揃う、テクノロジーカレッジが誇る「ものづくり教育の一大拠点」をご紹介します。

詳しくはこちら
社内に設置されているCNCルーター

CNCルーター

CADソフトで作成したデータから、樹脂などを切削加工し、実物を制作する装置。金属、プラスチック、アクリルなどの切削、彫刻が可能で、原寸大のクレイモデルなどを制作する。

社内に設置されている3Dプリンター

3Dプリンター

コンピュータ上で作成した3Dデータをもとに、立体物を造形する機械。デザイン検討のための試作モックアップのほか、樹脂製品の製作などにも活用されている。

3Dスキャナーを使用して車の模型をスキャンしている様子

3Dスキャナー

立体物を撮影し、スキャンしたデータを3Dデジタルモデルとしてパソコンに取り込む機器。製品の3次元測定や3DCGデータの作成など、さまざまな分野で使用されている。

社内に設置されている5軸マシニングセンタ

5軸マシニングセンタ

CADソフトなどでデジタル化されたデータから金属を削り出し、部品を作る装置。5軸制御により、曲面などの多い複雑の形状の部品も、精密に作り出すことが可能。

学生たちがCAD実習室を使用している様子

CAD実習室

ゆったりとした作業しやすいスペースに、最新のワークステーションを配置。導入するソフトも「AutoCAD」、「CATIA」、「VectorWorks」など最高水準のものを揃えています。

社内に設置されているモデリングマシン

モデリングマシン

「CATIA」などで製作した3次元CADデータから、実際のモデルを作れる装置です。

学生が実習ソフトを使用している様子

主な実習ソフト

  • Autodesk Fusion
  • AutoCAD
  • VectorWorks
  • Alias Studio
  • RenderWorks
  • SketchUp
  • Power Sketch
  • Illustrator
  • Microsoft Office
  • CATIA
  • Pro/ENGINEER
  • Jw_cad
  • Autodesk Revit
  • Dynavista
  • Maya
  • Photoshop

講師紹介

機械・CADのスペシャリストが学生一人ひとりを手厚く指導

ものづくりのスペシャリスト達が、プロになるためのスキルを丁寧に指導。普段の授業はもちろん、就職や資格のサポートまで、学生たちの未来を一丸となって支えることを約束します。

教育連携

企業連携プロジェクト 最新ソフトの活用や新施設の共同開設など、AUTODESK社と全学的に提携。未来志向の人材を育てています

AUTODESKロゴ画像

日本工学院は、設計・製造分野の未来を担う人材の育成に向け、3D技術を使った設計・デザイン向けソフトウェアの有力企業であるAUTODESK社と全学的に提携しています。特に機械設計科は、独自に開発した教材とともに、同社の業界標準ソフト「Autodesk Fusion」や「Inventor」を活用した実践的教育を1年次からスタート。2年間という短期間で、CADによる立体造形に関する高度なスキルの習得を可能としています。
この企業連携の成果として、AUTODESK社が主催する学生コンテストで本科学生が継続的に入賞を果たしているほか、3次元CAD利用技術者試験の最難関である1級の満点合格者も毎年輩出しています。
さらに、2025年2月にAUTODESK社との共同で、最新のものづくり設計とAI 教育を推進する施設「オートデスクイノベーションセンター」を開設しました。当センターでは、デジタル加工機器や3Dプリンターなどの先端設備を活用して、ものづくりや設計、製造、AIによる自動形状生成技術などの教育を展開。未来志向のプロジェクトに取り組むためのスキル習得を、より強力にバックアップしていきます。

連携プロジェクト紹介

学生がヒット商品の創造に挑戦!

学生が自らヒット商品の創造に取り組む活動「Vision Craft」を展開。バンダイナムコ社で「アイドルマスター」「機動戦士ガンダム戦場の絆」など数多くのヒット作品を手がけてきた小山純一郎氏の監修のもと、学生が企業の製品開発に挑戦しています。アイデアや企画を「製品(プロダクト)」として形にする作業は、本科学生の専門分野であり、さまざまなプロジェクトでフレッシュなアイデアを具体化する可能性が広がっています。

地域の企業とさまざまに連携

東京オリンピック2020の聖火台を製作した八王子企業と連携し、「大型のカプセルトイ販売機」を製作したほか、八王子市のベンチャー企業とともに「癒し系ロボット」のデザイン・設計・製作を行うなど、地域の中小企業との連携を積極的に進めることで、多くの学びの機会を創出しています。これらの活動により生まれた学生と企業のつながりをベースに、連携企業のインターンシップに参加したり、アルバイトや卒業後の就職につなげていくというキャリアプランを描くことも可能です。

学びの成果

学生作品 学びの集大成として、さまざまな作品が誕生しています

機械設計科での学びの成果として、学生が企画・開発を手がけた作品が続々誕生しています。大手企業主催のコンテストで優秀賞を受賞するなど、機械設計科の学びを生かした独創的なアイデアが高く評価されています。

2名の学生がPCの画面を見せている様子

Autodesk主催の学生コンテストで優秀賞を受賞

工業製品や建築業界のCADソフトを開発しているAutodesk社主催の学生デザインコンテストで、機械設計科の学生3名が「優秀賞」を受賞。3次元CADの技術を着実に習得した学生たちの学びの集大成となりました

学生たちが話を聞いている様子

エコプロ2024で学生製作作品を展示

「エコプロ2024」で、学生製作作品の「アクリル板永久カレンダー」と壊れたフライス盤をリサイクルした「リベッティングマシン」を展示。さまざまなものをアップサイクルすることを課題としました。

関連情報

学生がPCを使用している様子

特集 CADについて詳しく解説!

ロボット技術を習得して、鉄道業界で多くのOBが活躍しています。将来、鉄道関連技術者として活躍したい方におすすめです。

CADを学ぶなら日本工学院

本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。

職業実践専門課程とは

News & Topics

機械設計科の活動や最新動向をお伝えする情報コンテンツ「News & Topics」をご紹介しています。

機械設計科のメニュー一覧

1/6
笑顔で写っている脇田 慎也さん

プロの設計現場と同じ環境での学びが、自信につながりました!

脇田 慎也さん

ヤマハ発動機 勤務
機械設計科2018年卒
神奈川県立深沢高校出身

バイクや自動車を開発、設計する仕事に就きたい、そんな私の夢を現実にすることができたのは、機械設計科での2年間の学びのおかげです。授業では、基礎からしっかりと学ぶことができ、また実務経験の豊富な先生から教わることで、実践的な技術を身につけることができました。特に役立ったのは、CADの実習です。企業で実際に使用されているものと同じ「CATIA」というツールを使っていたので、プロの現場でも戸惑うことなく、実力を発揮することができています。今後はたくさんのユーザーに喜んでもらえる、誰もが乗りたくなるような製品づくりをして行きたいと思っています。

加藤製作所の作業着を着用している佐藤 洸太郎さん

グループワークでの卒業制作は、重要なことを数多く学ぶ絶好の機会です!

佐藤 洸太郎さん

加藤製作所 勤務
機械設計科 2024年卒
千葉県立柏の葉高校出身

私は特殊車両に強い関心があり、その分野の進歩に自分も関わっていきたいという思いから、業界のリーディングカンパニーである加藤製作所に入社しました。現在は、主に移動式クレーンの試作車両の開発や性能試験を担当しています。新しい技術や機構に直接触れながら、それらの仕組みを理解し、実際に動かして確認していく過程には、毎日新鮮な驚きと学びがあり、とてもワクワクしながら仕事に取り組んでいます。学生時代に学んだ流体力学の知識はもちろんのこと、電子・電気科との交換授業で得た油圧や空圧、さらには電気回路の知識も、今の仕事に大いに役立っています。特に複雑な配線や回路図を読み解く場面では、当時の学びがそのまま現場の実践に直結していると実感する日々です。

笑顔で写っている西野 麻衣さん

世の中の進化に合わせ、自分自身も成長していきたいです

西野 麻衣さん

SUBARU 勤務
機械設計科 2020年卒
東京都・私立関東第一高校出身

日本工学院 機械設計科では、設計に関することを一から学べたことはもちろん、物理や材料の知識も習得でき、入学前と現在とではさまざまなものに対する価値観が180度変わりました。機械設計科で身につけた3DCADのスキルを活かせる仕事がしたいと考え、合同企業説明会やインターンシップに積極的に参加。その中で、SUBARUの会社説明会へ行った際、その高い技術力に魅せられ、私もぜひここで働きたいと思うようになりました。自動車やデザイン業界は、常に進化していく世界なので、就職後も常に勉強を続け、私自身も進化していけるようにがんばっていきたいです。機械設計に関する専門的な知識・技術だけでなく、資格や社会に出るための心構えなど、さまざまなことを吸収できた2年間でした!

笑顔で話している村上 結香さん

将来は設計だけでなく新時代の車づくりに携わりたい

村上 結香さん

ホンダテクノフォート 勤務
機械設計科 2021年卒
東京都立科学技術高校出身

高校時代にアルバイトでいろいろな車の掃除をしている中で、車の内装に魅了され、将来は内装の設計がしたいと思い機械設計科に進学しました。機械設計科の授業は、企画立案や構想設計の段階からモノづくりに触れることができるので、完成までの流れを実感しながら学ぶことができました。また、入学してすぐにCADソフトに触れるので、自分の発想をカタチにするための操作技術だけでなく、空間イメージを認識しやすくなりました。将来は内装の設計だけに留まらず、新時代の車づくりに携わりたいです。

奥住 智也先生

最先端のものづくり技術を身につけられる環境です

奥住 智也先生

機械設計科
工業力学2、力学の活用基礎担当

機械設計はメカトロニクスに加え、商品の意匠や構造を考えるのも重要な役割です。多様な製造業への幅広い技術活用が可能なことから、高い就職率を誇るのが特徴です。CADや機械設計技術者などの資格取得をめざしながら、AIやIoTを利用した最先端のものづくり現場を肌で体感し、2年間で即戦力として現場で生きるスキルが身につくように授業を行います。

吉川 求先生

初心者でも安心して学べる実習を用意しています

吉川 求先生

機械設計科
ものづくり数学・力学、高度加工実習、など担当

機械設計は、日本のものづくりを支える重要な分野で、幅広い業界で活躍できる仕事でたくさんの人材が求められています。 本学科では、これまで機械や設計に触れたことがない方でも、おもちゃに学ぶ親しみやすい教材などを用いて、安心して学べるカリキュラムを用意しています。2年間で、機械設計の基礎知識はもちろん、3次元CADや製図、機械加工(CAM)、FEM解析などの専門的な技術を、実習を通して着実に身につけていきます。私自身の工作機械業界での設計や海外での仕事の経験を生かして、「設計のやりがい」や「ものづくりの面白さ」を、皆さんと共有しながら、プロのエンジニアをめざすためのサポートをしていきます。

田中 裕子先生

3次元CADを楽しくマスターしましょう

田中 裕子先生

機械設計科 非常勤講師
3次元CAD実習を担当

機械設計の現場で用いられている3次元CAD。企業での講師経験を踏まえた上で、基礎から応用までのテクニックを親切丁寧にお伝えします。一緒に楽しく学びましょう。