自分のアイデアを形にできることが本当に楽しい!ものづくりが好きな人にとって、最高の学びの場です
井上 詩野
機械設計科
2年
東京都・私立貞静学園高校出身
モデリングが形になった瞬間「ここに来て良かった」と思えた
3DCADの授業が始まり、しばらく経った頃のことです。頭の中にあった「作りたいもの」が、モニター上で少しずつ形になり、ついには実際に出力されて手元に届いた瞬間の感動は、今でも忘れられません。最初は操作も難しく、自分の思い描いた通りに形を作ることができず、何度もつまずきましたが、先生方が丁寧にサポートしてくださるおかげで、少しずつできることが増えていきました。「ここに学びにきて本当に良かった」と、心から思えた瞬間です。機械設計科は、クラスの雰囲気も落ち着いていて集中でき、質問もしやすい空気があるので、自分のペースでしっかりと学べます。先生方それぞれが異なる専門分野を持っていいて、どんな質問にも深く具体的に答えてくださり、時には雑談の中からも貴重な学びやヒントを得ることができます。教科書だけでは学べない「現場のリアル」を日常的に感じることができるので、毎日の授業がとても刺激的で楽しく感じられます。
現場に触れる機会が、学びをもっとリアルにしてくれます
「おおたオープンファクトリー」では、地元の町工場の方々や他学年の学生と協力して、一つのものづくりに取り組みました。実際の現場で使われる技術や考え方を、授業で学んだ知識を応用して体験できるこの機会は、私にとって大きな成長のきっかけになりました。また、女子学生が少ないという不安も最初はありましたが、実際にはクラスメイトみんなが優しく接してくれて、意見もしっかり聞いてくれるので、むしろ女性だからこそ出せる視点が製作に生かされる場面も多く、自信につながりました。検定対策の授業も充実していて、しっかり振り返りながら自分の実力を確認できますし、先生方も細かな点まで丁寧にアドバイスしてくれるので「もっと上をめざしたい」と思えるようになります。私は「設計ってなんだかおもしろそう」という気持ちからこの道に進みましたが、今では自分のアイデアを形にできることが本当に楽しくて仕方がありません。ものづくりが好きな人には、きっと最高の学びの場になると思います。
- 関連学科