応募テーマ「思いやる“いす”」
(応募総数868作品)
審査委員長
清水忠男(共生環境デザイナー、千葉大学名誉教授)
審査員
田中啓介(株式会社イトーキ商品開発本部)
河東梨香(tona LLC. 代表、医療福祉ビジュアルディレクター)
モデレーター
山田 盛久(日本工学院テクノロジーカレッジ主任)
受賞作品
※受賞者の高等学校は受賞当時のものです
『楔ベンチ』
小野 柊陽(代表)
香川県立多度津高等学校
審査員コメント
左官技術や建築を学ぶ学生グループがともに計画・製作し、実際に地域に設置したベンチ。コンクリートによる本体に木質の座面を乗せた独特の形状を持っており、地域の人々やお遍路さん達が景色を楽しみながら憩い、互いに交流できる「思いやりの場」が出現しました。ユニークな発想と行動力による素晴らしい成果に圧倒されます。(清水 忠男 氏)
『認め合う和』
坂口 亮太
広島県・広島市立広島工業高等学校
審査員コメント
思いやりの始まりである「相手の認知」が自然に生み出されるベンチ。少し不格好で不安定なベンチは、お互いへの気遣いとともに、完璧でないものを大らかに受け止め、個々の違いを楽しむ心も育ててくれそうです。シンプルなデザインながらも、処分予定の間伐材を有効活用する自然への思いやりも忘れていない見事な作品です。(河東 梨香 氏)
『受け継ぐ椅子』
今泉 結菜
愛知県立豊橋工科高等学校
審査員コメント
役目を終えた学校の木をその先にも継承していく、そんな心温まるストーリーのあるデザインです。製材された木からデザインするのではなく、木そのものの面影をそのまま残すような外観は、このストーリーに一番ふさわしいと感じました。また、スケッチにとどまらず、実際にモノにまで落とし込んだパワーに圧倒されました。(田中 啓介 氏)
審査委員特別賞
学校賞
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千葉県立松戸国際高等学校
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長野県上田千曲高等学校
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愛知県立豊丘高等学校岡山県立岡山城東高等学校
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愛媛県立松山西中等教育学校