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インタビューに応じてくれた学生のポートレート

ミュージカル俳優として舞台に立つ夢に向かって「やり切る」ことを心に決め、日々挑戦を続けています

長瀬 心海

声優・演劇科
俳優・タレントコース
2年
岐阜県立飛騨高山高校出身

プロとして、もっと広い舞台で自分の力を試すのが夢

私は3歳から18歳まで、地元の市民ミュージカルに参加し、歌やダンスに夢中になる日々を送ってきました。もっと本格的にミュージカルを学びたいと思い、日本工学院の環境や講師陣のレベルに惹かれて、この学校への進学を決めました。これまで地元でやってきたことを、もっと広い舞台で試したい、その気持ちが背中を押してくれました。
入学後は、プロの先生方から直接指導を受けられることの重要さを日々実感しています。自分に合った具体的なアドバイスをもらえるため、成長のスピードが格段に上がりました。特に印象に残っているのは、初めてのミュージカル実習で得意な曲を披露した時に、先生から「よく練習してる」と声をかけてもらったこと。それまで積み重ねてきた努力が少し報われたように感じて、とてもうれしく、自信になりました。
声優・演劇科では、授業だけでなくさまざまな経験ができるチャンスあります。私は韓国でのダンス研修にも参加し、本場のK-POPダンスを学ぶなど、確実に自分の糧となる経験を積むことができています。

他人と比べるのではなく、自分にしかできない表現を信じる

声優・演劇科には、同じ夢を持つ仲間がたくさんいます。クラスはとても明るくて、授業にも、学校行事にも全力で取り組む楽しい雰囲気。人見知りの私にも友達はすぐにできました。誰もが優しく声をかけてくれて、今では何気ない会話で大笑いできる大切な存在になっています。ふざけ合いながら自分をさらけ出せる、そんな仲間に囲まれていることが、本当に幸せだなと感じています。
授業中は、お互いの意見を出し合ってより良い作品づくりに励むなど、クラス全体が一体となって成長していける雰囲気があります。修了公演では、自分の演じた役について「歌に感情がこもっていて感動した」と感想をもらい、自分の努力がしっかり伝わったことに胸が熱くなりました。
もちろん、周囲にはとても才能ある人たちがいて、落ち込むこともあります。でも、私は他人と比べて自分を見失うのではなく、自分にしかできない表現を信じて進みたい。姉がダンサーとして活躍している姿も励みになっています。
ミュージカル俳優として舞台に立つことが私の目標。その日をめざして、できないことで泣くのではなく、「やり切る」と心に決めて日々の挑戦を続けています。