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インタビューに応じてくれた学生のポートレート

仲間たちと力を合わせて作りあげた強い一体感と達成感はこれからの仕事でも大切にしていきたい経験です

箕輪 榛南

放送芸術科
音声コース
2年

学生たちが自由に発想し、挑戦できる環境が整っています

入学前は、テレビ番組がどのように作られているのか、まったく知りませんでした。でもこの学校で学び始めてから、私たちが普段目にしている番組の裏側には、どれだけ多くの人が関わっているのか、どれだけ細かな工程があるのか、一つひとつを実習や授業の中で実感するようになりました。ローテーション実習では、映像・音声・美術などさまざまな分野を体験でき、自分に合った進路を具体的に考えるきっかけにもなりました。
特に印象に残っているのは、グループで制作した番組の中で、自分が録音した音が実際に使われていた瞬間です。その時初めて「自分の力が作品の一部になっている」と感じ、胸が熱くなりました。仲間たちと力を合わせて作り上げたからこそ感じられた、強い一体感と達成感。その瞬間が、将来へのモチベーションをぐっと高めてくれました。
番組制作ではたくさん話し合いを重ね、時には意見がぶつかることもありますが、それを乗り越えることでより良い作品が生まれます。そして、そんな挑戦を支えてくれるのが先生方です。いつもフレンドリーに接してくださるので、悩みや疑問も相談しやすく、授業も実習も楽しく、充実した時間になっています。先生方の支えがあるからこそ、学生たちが自由に発想し、挑戦できる環境が整っていると感じます。

先生との意見交換で成長を実感!視野が広がるのを感じます

私が放送業界に進もうと思ったきっかけは、高校時代に放送委員をしていた時の「音」の仕事への興味でした。入学してからは、実習を通じてさらにその魅力を実感するようになり、ドラマ制作や音響、機材の扱い方、配線や電気に関する知識など、専門的で難しい分野にもたくさん挑戦してきました。特に理系科目や資格取得に向けた勉強は苦戦の連続でしたが、ひたすら努力を積み重ねることで、自分にできることが着実に増えていきました。
そんな中でうれしかったのは、実習の中で先生と意見交換をする機会が増えてきたことです。以前はただ教わるだけだったのが、だんだんと自分の意見を伝えられるようになっていき、自分の成長を実感できました。仲間たちとの関わりの中でも、色々な考え方に触れながら、自分の視野が広がっていくのを感じています。
この学校には、誰かが困っていたら自然と手を差し伸べる空気があります。以前、美術セットの設計で悩んでいた時、自分ひとりで抱え込んでいた私に、先生や同級生たちが声をかけてくれて、一緒にアイデアを出し合ってくれました。その時「ひとりじゃないんだ」と感じたことが、本当に大きな支えになりました。仲間と一緒に作品を作る楽しさ、協力して乗り越える喜びは、これからの仕事でも大切にしていきたい経験です。