中学生の時、先生や先輩に贈る色紙をデザインしたことがきっかけで「デザインって楽しい！」と感じるようになりました。ただ、専門的な知識やソフトの使い方などは全く知らず、「好き」な気持ちだけの、完全な未経験でこの学校に入学しました。
最初はパソコンも苦手で、ソフトの操作も難しく感じましたが、先生方が基礎から丁寧に指導してくださったおかげで、徐々に出来ることが増えていきました。実際にソフトが扱えるようになってくると面白さが増し、さまざまなデザイン課題を重ねる中で、自分の作品を思い通りに形にできた時の喜びは、今でも忘れられません。
グッズデザインに興味があって入学しましたが、授業を通してパッケージデザインや写真加工など、想像していなかった分野にもおもしろさを感じるようになりました。最初から「やりたいこと」が決まっていなくても、入学してから新しい発見がたくさんあると思います。

クラスは明るくて穏やか。共通の趣味を持つ仲間も多く、自然と友達ができる雰囲気です。作品についてアドバイスをし合ったり、ちょっとした雑談を楽しんだりと、毎日がとても充実しています。
任意参加の校内コンペで作品制作をしていた時、締め切りが迫っていた私はもう無理かもと諦めかけていました。そんな時、友達が「ここまでやったんだから最後まで諦めないで！」と励ましてくれて、作品を無事完成させることができました。その後作品が認められ、採用された時の喜びは、今でも鮮明に覚えています。
また、授業で扱うソフトの使い方に慣れてきて、先生に褒めてもらったり、友達から頼られたりするようになった時、自分はちゃんと成長しているということを自覚し、自信を持てるようになりました。
この学校には、努力を認めてくれる先生と、一緒にがんばれる仲間がいます。やる気さえあれば、どんどん力をつけていける場所です！