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インタビューに応じてくれた学生のポートレート

自分の価値観を信じて、今ある環境を全力で使えば自分でも驚くような成長が待っているはず

黒木 菜々羽

デザイン科
インテリアデザイン専攻
3年
宮崎県立宮崎工業高校出身

さまざまな価値観に触れることで、視野が広がっていく毎日

学生生活の中で特に印象に残っているのは、クラスメイト一人ひとりの“好き”や“価値観”に触れた瞬間です。ネットで調べるだけでは出会えないような独特の世界観や表現方法、こだわりの詰まった趣味の話など、日々の会話の中からたくさんの刺激を受けました。自分の中の常識がどんどん広がっていくような感覚で、デザイナーとしての視野が確実に広がっていることと実感しています。
クラスメイトとは自然と助け合う空気ができていて、特に課題が大変な時期には、お互いに進捗を報告し合いながら徹夜で作業を乗り越えた経験が、今では大切な宝物になっています。あのときの励まし合いがあったからこそ、苦しかった時間も楽しい思い出に変わったのだと思います。
大人数のクラスですが、誰かが困っていれば自然に手を差し伸べられるような、やさしさと気配りのある人たちが多く、自分にとっても居心地の良い関係が築けています。私はもともと人と関わるのが少し苦手だったのですが、この学校に入ってからはそんな自分を自然と受け入れられるようになり、毎日がとても充実しています。

プロの現場を知ることで、より自分に合った道を見つけました

もともとはドラマのセットのような空間演出に憧れてデザイン科に入りました。でも、実際に現場実習に行ってみると、自分が思い描いていたものとのギャップに気づきました。そこから、自分にはお客様の要望をしっかりヒアリングしながら空間を提案していく、インテリアコーディネーターの仕事が向いていると感じるようになりました。現在は、住宅メーカーへの就職をめざして日々準備を進めています。
ポートフォリオを作成する際に、1年次からの課題を見返してみると、自分の成長がはっきりと見えて驚きました。CGのクオリティ、配色のセンス、プレゼンボードのまとめ方など、どれも当時とは比べものにならないほどスキルアップしていて、ちゃんと技術が身についていることで自信を持つことができました。
この学校での生活を通して一番学んだのは、何をどう生かすかは自分次第だということ。与えられたチャンスや言葉をどう捉えて行動するかは自分にかかっていると思います。だからこそ、自分の価値観を信じて、今ある環境を全力で使ってみてください。きっと、自分でも驚くような成長が待っているはずです。