どんなジャンルのイベントにも挑戦する。その刺激が未来の可能性を拓く
磯 稜山
コンサート・イベント科
イベント企画コース
2年
茨城県立佐和高校出身
失敗からの学びを成長の糧に
最初のイベント制作実習では、運営マニュアルやイベント進行台本の作成がうまくいかずに、自信をなくし、焦りを抱えていました。そんなときに支えてくれたのが先生や友人の存在です。今も第一線で活躍されている先生からは、現場で本当に必要とされるスキルを直接教えてもらえただけでなく、実体験にもとづいたリアルな話の数々がとても興味深く、学びながらワクワクさせられ、徐々にリラックスすることができました。また、成績優秀で誰からも信頼されている友人の、気持ちのいいあいさつや利他的な行動を見て、「こんなふうになりたい」と感じ、その姿を参考に、自分の行動を少しずつ変えることを心がけました。
おかげで次の実習では、それまで理解できなかったイベント制作のロジックや企画内容の深掘りなども、自分からアプローチしていくことができました。この実習では、イベント制作者に必要なスキルが向上できたとの実感があり、とてもうれしかったことを覚えています。
さまざまな人とイベントに関われる環境
幅広い分野のカレッジが集い、人や環境だけでなく、産学連携など、多様な関わりの中でイベントを学べることが、日本工学院の魅力です。おかげで「何か新しいことができるのではないか」と常にイベントの可能性を考える力が身についてきたように思います。1年間だけですが、寮での生活も経験。建築学科や放送芸術科など、いろいろな目標を持つ個性豊かな他学科の友だちと出会い、みんなで散歩をしたり、遊んだり。振り返ると、どうすればみんなが楽しめるのを考えながら毎日を過ごしていたように思います。この人を喜ばせたいという経験が、実はクリエイティブで学校での勉強にもつながっていると感じています。
超体験から学べることは多彩
授業はもちろんですが、学園祭や体育祭、音楽、食、ゲーム、アニメ、映画、お笑いといった、さまざまなジャンルの学外イベントでも、自分の刺激になることは積極的に挑戦しています。“超体験”が当たり前の学校なので、吸収できることがありすぎるぐらい豊富なのです。ここでの体験が、やがて経験値となり、この先の自分の軸となる部分になるのでしょうね。また、学内外で人との出会いがあり、人脈を作れることもこの学校の魅力です。将来、先生や同級生と一緒に仕事をする。それも夢のひとつでもあります。
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