アーティストの歌声や演奏を最高の状態で観客に届けたい
石川 ルナ
コンサート・イベント科
コンサートPAコース
2年
埼玉県立杉戸高校出身
PAという新たな目標に向かって
コンサート・イベント科に進学して良かったと感じるのは、ライブコンサートの魅力を知り、本番までの準備や過程を基礎から学べることです。さらに、ライブイベントを通じて、さまざまなお話をしてくださる先生方との出会いも大きな財産になっています。1年次には、制作・PA・照明・舞台・企画の各コースを基礎実習として一通り学びます。この経験を通して、それぞれの仕事への理解が深まり、将来、自分がどの分野で働きたいかを具体的に考えるきっかけになりました。入学時は制作職を志望していましたが、3カ月間の基礎実習を経て、PAスタッフをめざすことを決意。自分のミキシング技術でアーティストの歌声や演奏を最高の状態で観客に届けたいという想いが強くなったからです。アーティストと観客のリアルな反応をダイレクトに感じられるPAの仕事に、今は大きな魅力を感じています。
初めて作り上げた感動のライブイベント
これまでの学生生活の中で、特に印象に残っているのは、初めて仲間と一緒にライブを作り上げた経験です。準備の過程やライブ本番を通して、先生方から丁寧な指導を受け、多くのことを学びました。実際には、ハウリングが起きたり音が出なかったりと、思いがけないトラブルも次々と発生。そのたびにクラスメイトと意見がぶつかる場面もありましたが、「とことん向き合い、お互い納得の上で解決する」というモットーを大切に取り組みました。本番の緊張感、そして終演後に観客の皆さんの笑顔を見たときの満足感と達成感は、今でも忘れられない大切な思い出です。
PAスタッフとして業界を盛り上げたい
将来は日本工学院で学んだ知識と技術を活かして、PAスタッフとしてイベント業界を盛り上げていきたいと考えています。専門学校の2年間は確かに忙しい日々ですが、日本工学院には将来の進路についてしっかり考えられるカリキュラムが整っており、業界経験豊富な先生方や講師の方々が親身に相談に乗ってくれるので、とても心強い環境です。また、同じ目標を持つ仲間との出会いは、大きな刺激となり、学びの意欲をさらに高めてくれます。
皆さんもぜひ入学したら、友人や先生との出会い、そして充実した実習を通じて、有意義な学生生活を送ってください。
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