夢を叶えるための道は簡単ではないけれど、目標を貫けば、きっとその手は届くはず!
吉野 楓
電子・電気科
電気工学コース
2年
神奈川県・私立旭丘高校出身
プロの技師の仕事に触れて、自分の進む道が身近に感じられた
子どものころから鉄道が大好きで、将来は鉄道に関わる仕事がしたいと思っていました。その中でも特に整備士という仕事に魅力を感じ、電気系の道を選びました。電気の知識は機械整備に欠かせないスキル。好きなことを仕事にするため、電子・電気科への進学を決めました。
ただ、もともと数字や計算が苦手で、最初の頃は授業についていくのに苦労しました。しかし先生にわからないところを聞き、初心者でもしっかりと理解できるよう、根気強く教えていただきました。おかげで、少しずつ理解できるようになったときは本当にうれしかったです。
また、電子・電気科では、授業の一環で実際に建物の施設管理など、プロの技師の仕事を見学できる機会がたくさんあります。その体験では、自分が学んでいることがどのように現場で生きるかを知ることができ、これから進む道をぐっと身近に感じました。
就職活動では、キャリアサポートセンターでエントリーシートの添削や面接練習をしていただき、担任の先生からも丁寧なアドバイスをもらいました。そのおかげで、ずっと憧れていた鉄道会社から内定をいただくことができ、ここに進学して本当に良かったと心から思いました。
鉄道好きの仲間たちと過ごす時間が、勉強へのモチベーションに
クラスはとても明るく、誰にでも気軽に話しかけられる雰囲気があります。授業中は真剣そのものですが、わからないことがあれば近くの人や先生にすぐ聞ける環境。自然と助け合いが生まれ、互いの成長を支え合えるクラスです。
私は、学生委員会のサークルにも所属していて、学校行事の運営に関わる中で、先輩たちの姿勢にたくさん学ばせてもらいました。自分の仕事だけでなく、周りの人のことも気遣う姿に、私もこういう人になりたいと思える憧れが生まれました。
休み時間や放課後も、同じ鉄道好きの仲間たちと語り合ったり、帰り道を一緒に過ごすことが、今ではかけがえのない時間です。ここが自分の居場所だと感じられるこの環境が、勉強へのモチベーションにもつながっています。
苦手なことができるようになったとき、面接や試験を乗り越えられたとき、自信が芽生えました。夢を叶えるための道は簡単ではないけれど、目標を貫けば、きっとその手は届くはずです。皆さんも諦めずに、自分の夢を追いかけてください!
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