ITに強い即戦力として、幅広い業界での活躍をめざす
情報処理科では、2年間の教育で、情報システム、情報セキュリティ、プログラミング、アプリ・ソフトウエア開発ができるエンジニアを育成。「システム開発コース」「モバイルアプリ開発コース」「システム運用コース」の3コースを設置し、さまざまな業種に対応した基礎力から専門力までを段階的に身につけることができるカリキュラムを用意しています。卒業後にはITに強い即戦力として、幅広い業界での活躍をめざすことが可能です。
[科目A試験]免除対象学科
- ここがすごい! 情報処理科の特長
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ものづくりの感動を通して技術力と創造力を育成
ロボット教材などを活用し、“ものづくり”を体験する感動を通じて、楽しみながら2年間で効率よく技術力と創造力をバランスよく養います。従来のIT教育とは異なり、コンピュータ上だけでなく実際の制作プロセスを重視した、より実践的で濃密な教育を提供します。 -
就職はもちろん、大学への進学など卒業後の進路の選択肢が多彩
情報処理科では、毎年幅広い業界からの求人があり、高い就職率を維持。長い教育実績が生んだ多くのOBたちが、コンピュータ、IT業界で活躍中です。また、進学を希望する方に向け、4年制学科への編入や、姉妹校東京工科大学への編入学をバックアップしています。 -
めざす資格を効率よく取得
授業内でのサポートはもちろん、資格対策講座などのサポート体制も充実。在学中にはIT系を中心に、多くの資格が取得可能です。ITカレッジは、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の認定を受けているため、入学後に指定の条件を満たすと「基本情報技術者試験」の一部試験科目が免除されます。
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ITスキル、ビジネススキルを基礎から学び、IoTやWebなども楽しく学べます。
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技術⼒だけでなく、論理的思考⼒、コミュニケーション⼒も養います。
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適性や志向に合った、希望する進路へ進めるようサポートします。
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専攻紹介
学べること
学びの領域 : ITの基礎からシステム開発・運用、モバイルシステムを学ぶ
情報処理科では、IT業界で活躍するために必要な基礎的な知識を学んだ上で、システム開発、モバイルアプリ開発、システム運用の3つのコースに分かれた内容を実習を中心に学びます。また、技術力だけでなく、現代社会で求められる「社会人基礎力」の向上にも力を入れています。たとえば、論理的な思考力や問題解決力、チームでの協働を円滑にするためのコミュニケーション能力など、あらゆる場面で活かせるスキルを身につけるための教育を行っています。
IT基礎力
さまざまな業界で汎用性の高いITの基礎スキルを身に付けます。ハードウェア・ソフトウェア、情報処理システムに関する基本知識から、ストラテジとマネジメントの基礎までを段階的に学びます。
IT活用
PC・OSの基本的な操作スキルから、WindowsやLinuxの活用、Officeツールでの資料作成、RPAや動画編集、開発支援ツールの活用まで、さまざまな企画をITで形にする総合力を養います。
プログラミング
プログラムの基本構造を学び、実際に簡単なプログラムを作成します。
システム運用・管理
システムの円滑な運用・管理に必要な知識と技術を学びます。
セキュリティ
さまざまなコンピュータシステムを安全に利用するために求められる情報セキュリティについて学びます。
モバイルプログラミング
さまざまなモバイルシステムやWebシステムに対応したプログラミングを学びます。
システム開発
システム開発のプロセスを基礎から学び、要求定義や設計手法の特徴、構造化設計とオブジェクト指向設計の違いを理解。オリジナルシステムの設計からテストまで実践的に取り組み、開発スキルを養います。
データベース
DBMS(データベース管理ソフト)の機能を理解し、RDBの設計からSQLによるデータ操作まで学びます。正規化やトランザクション処理、ストアドプロシージャの実行方法を習得し、ER図作成とテーブル設計なども実践的に学びます。
クラウドコンピューティング
実際の業務でも使用されるクラウドサービスなど、最先端のITサービスを体験します。
教育方針 : 実践的な挑戦と感動を通じて、技術力と創造力を磨き上げる教育を
情報処理科では、実践的な取り組みを通じて、企業が求める「専門的な技術力」「柔軟な発想力」「協調性やコミュニケーション能力」といったスキルを身につけられるカリキュラムを構築。卒業後には業界で即戦力として活躍が可能な人材育成を行います。また、これまでの主にコンピュータ内で完結するIT教育の枠を超えた、新たなアプローチとして「感動教育」をコンセプトにしています。「感動教育」とは“ものづくり”を通じて感動を体験し、そのプロセスを通じて技術力や創造力を深く養うもの。 「創造する感動」や「挑戦する感動」が、ワンランク上の技術力と創造力を育んでいきます。
企業が求める3つのスキルをバランスよく身につけます
情報処理科では、ITスキルだけでなく、ビジネススキル、ヒューマンスキルの3つのスキルを合わせて学ぶことで、IT業界が求める実践力を持つ人材を育成します。これらのスキルを在学中にバランスよく習得することで、卒業後は即戦力として活躍できる力を身につけることができます。
ITスキル
システム開発、プログラミング、AI、IoT、Web、ネットワーク、セキュリティなど各分野の専門知識&技術。
ビジネススキル
各種業界の業種・業務知識、経営戦略、システム戦略、広告戦略、マネジメント能力など。
ヒューマンスキル
社会人としての常識や仕事に対する責任感、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力など。
ワークショップ
一つのテーマに全員で取り組み、ディスカッションや共同体験を通して、相互作用の中で学び、技術を身につけていきます。
ケーススタディ
企業など、プロの現場での具体的な事例について、さまざまな角度から分析・研究することで知識を深め、問題解決方法などについて学びます。
PBL(Project Based Learning)
学生がプロジェクトを実施し、そのプロジェクト体験を通して自主的に学ぶ中で、専門知識やチームワーク、マネジメント等のスキルを総合的に身につけていきます。
プロジェクト学習
産学連携プロジェクトなど、企業との連携により実プロジェクトを推進し、プロの仕事を経験。実践力を強化します。
“ものづくり”で生まれる感動を、技術と創造力を育む原動力に
“ものづくり”を行う中で生まれる感動を通じて、技術力、そして創造力を育む「感動教育」。情報処理科では、プログラミングロボット教材などを使った“ものづくり”の感動を通じて、楽しみながら技術力、そして創造力を養います。コンピュータ内で完結させる従来のIT教育では成し得ない実践教育を行います。
教育設計図(授業計画) : 初心者でも安心して学べる段階教育
初心者でも無理なく学びを進められるよう、パソコンやITの基礎からスタートし、段階的にステップアップしていくカリキュラムを採用しています。「パソコンを触るのは初めて」という方や、「あまり使ったことがなくて不安」という方でも安心。それぞれのスキルレベルに合わせて無理なく学べるため、基礎から応用まで着実にスキルアップすることが可能です。
1年次 : ITエンジニアとして活躍するための確かな基礎力を養う学びのステップ
コンピュータのしくみを理解し、ITエンジニアとして活躍するために必要となる、プログラミング、ネットワーク、データベース、システム設計などの基礎スキルを実践的に身につけていきます。
2年次 : プログラミングスキルの向上に加え、実践的な開発能力を身につける
本格的なプログラミングのスキルをアップさせていくとともに、システム開発・運用、モバイルアプリの開発など、より専門分野に特化した知識・技術力を高め、IT業界で活躍するために必要なプロスキルを培います。
経済産業省が定義した、IT業界で活躍する人材育成のために必要とされるスキルの指標・ITスキル標準(ITSS)を反映し、ITSSのレベル2までをしっかりと学習できるカリキュラムを設定しています。ITSS導入のカリキュラムで学ぶ2年間は、就職にも大きなアドバンテージとなります。
ITスキルマップ標準(ITSS)が一目でわかるマップ
時間割サンプルをご確認いただけます。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1時限 | Webアプリケーション開発 | モバイルプログラミング2 | Linux実習 | キャリアデザイン3 | 情報系資格対策講座3 | |
| 2時限 | Webアプリケーション開発 | モバイルプログラミング2 | Linux実習 | キャリアデザイン3 | 情報系資格対策講座3 | |
| 3時限 | データベース応用 | モバイル設計2 | ビジネススキル2 | 卒業制作1 | クラウドコンピューティング | |
| 4時限 |
動画で知る : ITのプロスキルを育む、最良の学習環境を動画で紹介
プログラミングやロボット教材を使った実習の様子を映像でご紹介。実習施設やPCなどの充実した設備もご覧いただけます!
就職・進学
めざせる職業 : ITスキルで広がる進路、多彩な業界で活躍が望めます
情報処理科では、幅広いITスキルを基礎から専門領域までしっかり身につけることができるため、コンピュータを活用するすべての業界が進路です。毎年多くの卒業生が、ソフトウェア開発系、パソコン活用・運用系の職種で、幅広い業界への就職を実現し、業界の最前線で活躍中です。
ソフトウェア開発系
身のまわりのあらゆる電子・電気機器に使われているシステム。コンピュータに自動で作業を行わせる仕組み(システム)を企画・設計・構築する仕事です。近年、モバイルに関わる仕事も増えています。
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システムエンジニア(SE)
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プログラマ
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モバイルアプリ開発者
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アプリケーションエンジニア
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ゲームプログラマ など
パソコン活用・運用系
コンピュータやネットワークシステムを運用したり、管理する仕事。企業などに出向いてトラブルを解消したり、パソコンの使い方を説明したりするなどを行う職種があります。
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運用管理エンジニア
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カスタマエンジニア
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サービスエンジニア
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テクニカルサポートエンジニア
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販売・営業 など
進路決定率 : 充実の就職サポートで、毎年高い就職率を実現
学科の教員とキャリアサポートセンターが連携し、個々の学生に合わせた就職支援を実施。手厚いサポート体制で大手企業や希望する業界・職種への就職を実現しています。
主な就職・進学 : 多くの卒業生が、望みの進路に就職しています!
大学編入制度 : さらなるスキルアップをめざし、大学への進学もサポート
日本工学院では、情報処理科を卒業後、併設校である東京工科大学の2年次・3年次へ編入できる制度を設けています。学びをさらに深めたい、より専門的な知識を身につけて就職の選択肢を広げたい、という方に向けて、大学進学の道をしっかりサポート。多くの単位が互換され、この制度を活用すれば最短4年間で“専門士と学士”の2つの資格を取得することが可能です。毎年、意欲を持った学生が大学進学という新たなステージへと進んでいます。
4年制学科編入 : ITスペシャリスト科(4年制)3年次への編入でさらに専門力をアップ
情報処理科卒業後に、「もっと学びたい」「専門分野をもっと深く追究したい」という方のために、ITスペシャリスト科(4年制)の3年次への編入制度も用意しています。編入によってさらに専門力を強化することができ、ITスペシャリスト科卒業時には「高度専門士」の称号が与えられ、就職活動がより有利となります。
インターンシップ : 就職への第一歩、業界・企業での就業体験
情報処理科では、企業での実務経験を積むインターンシップ制度を実施。学生は、IT業界の現場を体験しながら学び、就職・進路選択の大きなヒントを得ることができます。また、インターンシップは就職活動にも大きなアドバンテージとなります。日本工学院は、多数のIT企業と提携しており、希望する分野での貴重な体験が可能です。
短期インターンシップ(1週間程度)
オープンオフィス(職場体験)により実際の現場を体感し、主に社会人としてのマナーや心構えなどを身につけます。
中期インターンシップ(2週間~1ヶ月間)
ケーススタディ(事例研究)を行います。まとまった仕事や課題を与えられ、実際に問題解決力などを養います。
長期インターンシップ(1ヶ月~3ヶ月)
短期・中期で学んだことを発展させ、実際のプロジェクトに参加、プロとともに仕事を行うこともあります。
主なインターンシップ実績企業
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アドビシステムズ
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日立社会情報サービス
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コアード
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JIT
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ソフテム
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ビリングシステム
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インキュベート・ジャパン
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コンピュータネットワーク
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オー・エイ・エス
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アドビシステムズ
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技研電子
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日立社会情報サービス
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技研電子
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インターネットイニシアティブ
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古河インフォメーション・テクノロジー
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ヒューマンシステム
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AppBank Games
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システム・ランド
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エンライズコーポレーション
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システック
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ハートビーツ ほか
オープンキャンパス+体験入学でもっと知る
簡単なプログラミングやソフト開発にチャレンジできる体験など、実際に触れて楽しみながら、最新のIT技術のことが理解できる体験メニューを用意。ITの魅力をぜひ体験しに来てください!
イベントに参加する
進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!
資格
めざせる資格 : 各コースに応じたロードマップに従い、段階を踏んで取得に挑戦できます。
スキル習得の指標であり、そして就職にも大きなアドバンテージとなる各種資格。情報処理科では、ITスキル標準ITSSレベル2を基準に、めざす資格を設定し、計画的に資格取得を実現していきます。各コースに準じた資格ロードマップに 沿ってチャレンジしていきますので安心して取り組むことができます。また情報処理科では、「ITパスポート試験」はもちろん、基本情報技術者試験対策講座を実施。この講座を受講し、修了試験に合格した学生は、国家資格「基本情報技術者試験」の科目A試験が免除されます。
ベーシック資格‥すべての学生が取得をめざす資格
推奨資格‥取得を勧める資格
目標資格‥目標とする資格
取得できる主な資格
認定資格 : 「基本情報技術者試験」の科目A試験が免除されます。
I Tカレッジでは独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)からの認定により、指定の講座を履修して修了試験に合格すると、国家資格「基本情報技術者試験」の科目A試験が免除になります。
資格対策プログラム : さまざまな方法で、資格取得を強力にサポートします!
万全の資格対策授業でサポート!
1年生全員を対象に、「情報活用検定(J検)」の取得をめざす資格対策講座を開講し、例年1年次3月までにほぼ全員が合格を果たしています。また、1年次前期から通常授業の中で「基本情報技術者試験」と「ITパスポート試験」の内容を学び、後期からはどちらかの取得を目標とする2つのコースを設けて資格対策講座を実施します。さらに2年次からは、「情報セキュリティマネジメント試験」と「応用情報技術者試験」の資格対策講座も設けるなど、重要資格の取得を徹底サポートします。
資格解説
情報処理科では、「基本情報技術者試験」やその上位資格である「応用情報技術者試験」「ITパスポート試験」「情報セキュリティマネジメント試験」を柱に、IT分野の重要資格の取得をめざします
基本情報技術者試験
経済産業省が実施する情報処理技術者試験の一つで、IT分野の基礎的な知識と技能を幅広く問われる国家資格です。ソフトウェア開発やネットワーク、データベース、アルゴリズム、情報セキュリティ、プロジェクト管理など多岐にわたる出題範囲をカバーし、ITエンジニアとしての登竜門的な位置づけを持っています。合格率は平均約25%で、多くの企業が注目する重要資格です。
取得者は、ITの基礎能力を客観的に証明できるため、就職や転職、社内評価でのアピールに有利です。プログラミングやアルゴリズム、セキュリティなど、企業が求める基礎スキルを幅広く学べる点も大きな利点になります。また、上位資格である「応用情報技術者試験」などより高度な資格取得をめざすうえでのステップアップとしても有効です。
ITを活用するあらゆる分野で需要があり、ソフトウェア開発企業や通信、金融、製造、小売、医療、公共機関など、多様な業界で活躍できます。システムエンジニアやプログラマ、ITサポート、ヘルプデスク、ITコンサルタントなど、幅広い職種において基礎的なIT知識を生かして業務を進めることが可能です。将来のキャリア形成の土台としても取得の価値ある資格です。
取得者の声
授業をしっかり理解して資格試験の正答率アップ!
山内 岳斗 さん
情報処理科 2年(取材時)
秋田県立増田高校出身
第一情報システムズ 内定
「基本情報技術者試験」は、実力の証明として就職活動で有利に働くと思い、取得をめざすことに。在学中に合格してベースの知識を固め、今後に生かしたいという思いもありました。試験に出るアルゴリズムやデータベースの問題は実習を受けた後の方が解きやすいので、授業をしっかり理解するよう心がけました。特にデータベース実習の後では、データベース言語であるSQLの問題の正答率が明らかに変わりました。将来は資格の学習で得た知識と実践的な経験をもとに、開発業務の全工程を担えるエンジニアになることが目標です。
応用情報技術者試験
「応用情報技術者試験」は、経済産業省が実施する情報処理技術者試験の一つで、「基本情報技術者試験」よりも高度な知識と実務能力を求められます。IT戦略やプロジェクト管理、データベース、ネットワーク、セキュリティなど、幅広い分野から出題され、技術面だけでなくマネジメントや経営面の知識も重要です。ITエンジニアとしての総合力や、課題を多角的に分析し解決へ導く応用力を客観的に証明できる資格です。
取得者は、基礎的なITスキルだけでなく、マネジメントや経営的視点も含む総合的な実力を有すると見なされるため、就職や転職、昇進において有利になります。プロジェクトリーダーやシステム提案など、システムの開発・運用・管理における上流工程を任されるチャンスが増え、信頼度も高まります。さらに、資格手当を設定している企業も多く、経済的なメリットを得られる可能性があります。
ITを活用するあらゆる分野で需要があり、業界を問わずに活躍できます。システム開発企業や通信、金融、製造、小売、公共機関など、多様な場面でプロジェクト管理や要件定義、上流設計などを担当する機会が広がります。具体的には、システムエンジニア、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーなどが代表的な職種です。幅広い知識を活かし、企業のIT戦略を支える中心的な存在となるでしょう。
情報セキュリティマネジメント試験
「情報セキュリティマネジメント試験」は、経済産業省が実施する情報処理技術者試験の一つで、組織内の情報資産を保護するための基礎知識を認定する国家資格です。セキュリティポリシーの策定やリスクマネジメント、個人情報保護など、管理者や一般従業員が理解しておくべき項目を幅広く網羅します。ITだけでなく、マネジメントや法令、倫理的側面についても出題され、現場での実践力が重視される試験です。
取得者は、情報セキュリティに関する基本的な考え方や運用のポイントを把握していると見なされ、企業内での信頼度が高まります。特に、セキュリティ対策を徹底する必要がある現場では、資格を持つ人材がリスクの評価や方針の立案に貢献できるため、キャリアアップに有利に働きます。また、コンプライアンスや法令順守を意識した運用を行う能力も証明されるので、幅広い業種・職種で評価されるでしょう。
金融や医療、公共機関など、高度なセキュリティが求められる業界で特に需要があります。具体的には、セキュリティ管理者やリスクマネージャー、IT部門の運用担当、コンサルタントなどの職種で能力を発揮して活躍可能です。また、個人情報保護の重要性はますます高まっており、情報セキュリティマネジメントの知識を持つ人材は、さまざまな領域で安定した需要が見込まれます。
ITパスポート試験
「ITパスポート試験」は、経済産業省の情報処理技術者試験の一つで、IT分野における基礎的な知識を認定する国家資格です。テクノロジー系やマネジメント系など、ITに関連する多様な分野から出題されます。初心者でも受験可能なレベルで、取得をめざすことで、情報セキュリティやネットワーク、経営戦略など、学生やビジネスパーソンにとって必要となる基本的なITリテラシーを総合的に身につけられます。合格率は平均約50%です。
「ITパスポート試験」の取得により、ITの基礎知識やビジネスにおける情報活用スキルを客観的に示すことができ、就職活動や社内評価の際にアピールポイントとなります。特にIT部門以外の人にも分かりやすい出題構成になっており、試験勉強を通じてビジネスの現場で不可欠な基礎力を固められるメリットもあります。さらに、上位資格(基本情報技術者試験など)に挑むための足がかりとしても役立ちます。
「ITパスポート試験」取得者は、情報技術の基盤知識を持つ人材として、業界や職種を問わずに活躍できる点が魅力です。たとえば、総務や経理など事務系職種ではシステム導入の相談役として、営業職ではITを生かした提案力強化に貢献できます。また、IT企業やコンサルタント業界では、初期の研修などで取得が必須となる場合もあります。幅広い業界でITリテラシーが求められる今、社会人基礎力としても評価される資格です。
情報検定(J検)
情報検定(J検)は、情報処理や情報活用に関する知識と技能を幅広く認定します。試験は「情報活用試験」「情報システム試験」「情報デザイン試験」の大きく3つに分かれており、パソコン操作やオフィスソフトの利用から、プログラミング、ネットワークの基礎まで、難易度や分野に応じたレベルを選んで受験できるのが特徴です。文部科学省後援であるため、信頼性も高い資格となっています。
取得者は、ITリテラシーやプログラミングなどの基礎的・実践的スキルを客観的に示せるため、就職や進学、社内でのスキル評価において有利になります。試験区分が複数あるため、自分の興味や目標に合わせて受験でき、ITの初心者から中級者まで段階的に力を伸ばすことが可能です。資格の勉強を通じて、実際の現場で役立つ知識や技能を体系的に学べる点も大きなメリットです。
あらゆる業界でITの活用が進む中、「情報検定」で得た知識やスキルは、事務や販売、経理、ITサポートなど幅広い仕事で役立ちます。プログラミングスキルの区分に合格すれば、システム開発やエンジニア職への足がかりにもなるでしょう。また、情報活用区分を取得すれば、オフィス業務の効率化やデータ分析などにも生かせるため、一般企業からIT企業、さらには教育現場まで、多様なフィールドで活躍の場があります。
教員メッセージ
資格は正しい努力の証!取得すれば必ず評価につながります
山本 純士先生
情報処理科
学習環境
施設・設備 : プロ仕様の専門設備を完備した実習室・ラボを設置
キャンパス内には、プロ仕様のソフトやPC、サーバなどを完備した専門性の高い実習室・ラボを多数設置。最先端のITを学び、開発を行うための理想的な環境が整っています。多くの施設は授業の時間だけでなく、放課後にも学生に開放されており、自習やスキルアップのための情報収集にも自由に利用できます。
モバイルアプリ開発&プログラミング専用施設
iOS アプリ開発 Labo
Apple社のiMacを導入し、Apple社の開発ツールを利用したiOSアプリケーションの開発を基礎からしっかり学べる実習施設です。実際のアプリケーション制作現場さながらに、企画からプログラミング、動作確認までアプリケーション開発の一連の流れを学習します。
Android アプリ開発 Labo
Androidを搭載したスマートフォンやタブレット型端末向けのアプリケーション開発を行う実習施設です。最新鋭のマシンとソフトを使い、スマホや家電、ゲーム機などにも搭載されるAndroidアプリの開発を学びます。
iLabo(アイラボ)
LEGO社の教育版マインドストームやドローン、さまざまなハードウェアを用い、楽しみながらプログラミング技術を習得できる実習施設です。グループワークを通して、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も身につきます。
教室内・キャンパスには快適な無線LAN環境を完備
本校のキャンパスではロビーやカフェなど、さまざまな場所で無線LANに接続が可能です。多くの試験で導入されている、コンピュータを使ったオンラインの試験・CBTや医療系学科で使われる電子カルテやレセプトなども活用されています。しかも実習室は放課後、学生たちに開放されているので自習やスキルアップの情報収集に大活躍、ネットサーフィンも思い切り楽しめます。
クラス担任制 : 学習から就職、学生生活まで、担任教員がきめ細やかにサポート
クラス担任制を採用している日本工学院。情報処理科でも専任教員が入学から卒業まで一貫したサポートを行っています。担任教員は定期的に学生と面談し、状況をしっかり把握するとともに、信頼関係を築くことで、学習や就職、学生生活全般にわたり、個別に親身な指導を行います。
就職サポート
クラス担任は、キャリアサポートセンターや講師の先生方と連携を取り、学生一人ひとりの就職活動をサポート。適性試験、模擬試験の実施や、模擬面接、そして履歴書の添削、求人情報の紹介などを行います。特に模擬試験では、前年度の試験問題の傾向や、採用のポイントなどの有用な情報をもとに実践的に指導。内定が決まるまで、あらゆる面でていねいにサポートします。
学習サポート
授業内容や進行についての相談や、卒業制作や大学編入などに対する助言や指導、そして各種資格取得のためのサポートとして、個別に過去問題を配って解説するなど、きめ細やかに学習をバックアップ。学生一人ひとりが安心して学べるよう、最適な環境づくりを行います。
学生生活サポート
学生一人ひとりとの面談により、個人の特性をしっかりと把握。個々の学生に合わせ、さまざまな悩みや将来の目標など、あらゆる面で親身に助言、指導を行います。より専門的な相談を行うことのできる学生相談室もありますが、まず担任教員が相談の窓口となり、学生生活の道案内的な役割を果たします。
講師紹介
IT・パソコン・Webのプロたちが、基礎から丁寧に指導します
IT業界で豊富な実務経験を持つプロフェッショナルな講師陣が、IT業界で培ったノウハウを授業に取り入れ、基礎から応用まで幅広いスキルをしっかり指導します。
コミュニケーションを重視した指導でそれぞれの個性を生かしたプログラム学習を
齋藤 達之先生
情報処理科
オブジェクト指向プログラミング(Java)、Webプログラミング(PHP、JavaScript)など担当
プログラムというのは面白いことに作成した人の個性がでるものです。ですからプログラミングを教えるときにはこの個性をうまく生かしつつ、しっかりと答えを導き出せるように一人一人にコミュニケーションをとりながら授業を行うように心がけています。さまざまな技術を学ぶ上で苦労することも多いでしょうが、サポート体制もしっかりとできていますので私たちに任せて安心して勉強してください。
その他の主な講師
業界研究
関連情報
本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。
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