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応用生物学科

八王子校のみ設置 職業実践専門認定学科
厚生労働省
資格認定
目指せる職業
医薬品製造技術者 医薬品品質管理技術者 食品製造技術者 食品分析技術者 化粧品製造技術者 化粧品品質管理

医薬・食品・化粧品業界で活躍する科学のプロをめざす

応用生物学科では、化粧品、食品、医療品の製造現場で、健康と安全を守るための開発・分析・品質管理を行う技術者をめざし、プロの現場で必要となる専門知識やスキルを、座学だけでなく、数多くの実習やプロジェクトを通じて実践的に学びます。卒業後は、バイオテクノロジーのプロとして、化粧品や食品、医療品業界をはじめ、幅広い業界へ就職が可能です。

厚生労働省
資格認定
ここがスゴイ! 応用生物学科の特長
3つの約束
  • 「わかる、できる、楽しい」学びと「ワクワク」できるキャンパスライフを用意します。
  • ものづくりの先端技術習得と未来の力(資格取得・進路)をサポートします。
  • 多彩な実習、プロジェクトを通して、生物・化学のおもしろさと成長の場を提供します。

専攻紹介

医薬品専攻

医薬品の研究開発補助、製造、品質管理を中心に、実験や検査の技術を習得します。人々の健康と日々の安心を支える安全な薬を作るための、専門的な医薬品技術者をめざします。

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食品専攻

食品製造に欠かせない衛生管理技術や製造技術、食品検査技術を学びます。さらに工場で必要とされる製造環境の設定や維持方法も習得。品質管理・製造・食品検査のスキルを持つプロフェッショナルをめざします。

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化粧品専攻

化粧品の開発や製造に関する技術、品質管理の専門知識・スキルを実習を通じて習得。卒業後は、製造、品質管理、ビューティーアドバイザー、企画開発など、化粧品業界での活躍をめざします。

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学べること

学びの領域 応用生物学とは?

「応用生物学」とは、基礎生物学の知識を実世界の問題解決に生かす学問分野です。動物、植物、微生物の仕組みや機能を理解し、それを医薬品開発、食品製造、化粧品製造、環境問題の解決など、人間の生活を豊かにする技術開発に利用します。健康や美の促進、安全でより良い環境を生み出すための「ものづくり」に欠かすことのできない学びの一つです。応用生物学の専門家は、科学的な知識と実践的な応用力を兼ね備え、豊かで持続可能な社会の構築に向けて重要な役割を果たしています。

応用生物学を説明した図

応用生物学の知識・スキルが活躍する主な分野

医薬品分野での活用


  • バイオ医薬品などの創薬検体の分析・検査
  • 医療機器の安全性評価 など

食品分野での活用


  • 食物の品種改良や機能性食品開発
  • 発酵食品の製造 など

化粧品分野での活用


  • コスメ新素材の開発
  • スキンケア成分の開発・分析 など

環境分野での活用


  • バイオ燃料や排水処理
  • 環境保全に関わる分析・検査 など

実習紹介 実践で学ぶ、豊富な実験・実習を実施

基礎的な化学や生物の実験を中心に、実践での学びに重点を置いた実習を数多く展開。現場で即戦力となるプロの知識・スキルを、専用の施設・設備を使って自らの経験によって学びます。

学生たちが医薬品の分析化学実習を行っている様子

医薬品分析化学実習

生体試料の検査方法や医薬品の品質管理の仕方を学びます。

学生が食品の製造・加工実習を行っている様子

食品製造・加工実習

科学的な理論のもと、さまざまな食品の製造方法や加工方法を学びます。

学生たちが化粧品の製造実習を行っている様子

化粧品製造実習

化粧水や美容液、トイレタリー製品の製造を通して、基本的な乳化の技術や鹸化の技術を習得します。

応用生物学科の特徴的な授業の一例をご紹介します。

生命有機化学

有機化学で学んだ内容を生かして、生体分子の機能・反応・役割について学びます。

生化学実験

生物の重要な構成要素であるタンパク質と酵素の取り扱いに関わる実験技術を習得します。

遺伝子組換え実験

生物からのDNA抽出法など遺伝子工学技術の基礎を習得します。

医薬品・食品分析実験

医薬品・食品の品質管理に関わる分析技術を習得します。

動画で知る 授業で行われる実験や商品開発の様子などをご紹介

医薬品・食品・化粧品の実験や商品開発、専門分野を学ぶ講義の様子など、応用生物学科で行われている本格的な授業を映像でご紹介!

教育設計図(授業計画) 専門力と人間力を高める、2年間の充実したカリキュラム

2年間で、化学や基礎生物学から応用微生物、有機化学、生物統計まで幅広く学ぶカリキュラムを実施。遺伝子工学や分子生物学などさまざまな実験を中心に、実践的なスキルを習得します。また、応用生物学の専門力とともに、社会人に必要な人間力も養います。

専門力育成

1年次

Level.1

数学、化学、生物学の基礎を高校レベルから復習。

Level.2

分析科学や有機化学、生化学、品質管理やデータの解析に必要となる統計学、微生物学を基礎から学ぶ。

Level.3

遺伝子工学、さまざまな製品に利用される微生物について学ぶ応用微生物の知識を習得。

2年次

Level.4

分子生物学、食品科学、食品分析、薬の作用、生理学、免疫学、化粧品科学など、食品・衣料品・化粧品それぞれの分野に特化した、高度な専門知識・スキルを習得。

Level.5

プロジェクト型学習により、学んできた知識・スキルの理解を深め、実践力を養う(希望者対象)。


人間力育成

授業やチャレンジプログラム、課外活動などを通じ、道徳観や倫理観、そして社会人基礎力、コミュニケーション能力などが、2年間でしっかりと身につきます。

幅のある基礎学習[応用生物学科 化粧品コースのカリキュラム・学びの流れ]

1年次には化学や生物の基礎を固めて2年次に開講する専門科目につながる内容を学びます。また、1年次後半では就職活動に関する科目も開講されます。
また、2年次には実際に化粧品や食品を製造したり医薬品の分析をするなど、より実践的な内容を学びます。同時に就職活動や進学活動等のサポート授業も開講されます。化学の基礎を学び、2年次に開講する専門科目を見据えて基礎を固め、応用に発展させる知識と技術を習得します。その基礎分野は生物にも広がり、多様な分野・業界に対応できます。

入学してから卒業後までのステップアップスケジュールをまとめた図

1年次 後期 (サンプル)

1時限 物質の生化学 生命有機化学 微生物学実習 基礎遺伝子
工学実習
ビジネススキル
2時限 遺伝子工学 微生物学 キャリアデザイン
3時限 酵素と代謝の生化学 微生物化学
4時限

★授業は1コマ90分。 9:30始業、16:40終業(4時限)です。(予定)

学びの全体像を把握するための資料としてカリキュラムブックを提供しています。各年次の履修科目の詳細、どのような授業が行われるのかを具体的に知ることができます。

詳しくはこちら
日本工学院独自の教育システム「教育設計図」

教育理念

応用生物学科教員 森内 寛さん

業界や、社会から求められる、バイオテクノロジーのプロを育成

日本工学院 テクノロジーカレッジ
応用生物学科教員 森内 寛

応用生物学科では、医薬品、食品、化粧品の製造現場で活躍できるエキスパートを育成しています。学ぶ内容は大学と同じバイオテクノロジーですが、研究が中心の大学とは異なり、実験や実習を重視した実践教育を実施。化粧品や食品、医療品などの製造現場で、顧客の健康、安全を守るための開発・分析・品質管理を行う技術者をめざし、プロの専門知識・スキルを、座学とともに実習やプロジェクトを通じて実践で養います。2年間を通じて、専門知識やスキルを座学と実習で身につけるだけでなく、資格取得や倫理観・責任感を養い、「ものづくり」の現場で活躍する人材をめざします。
応用生物学、バイオテクノロジーと言うと、とても難しそうに感じるかもしれませんが、動物や植物、微生物などの仕組みを知る面白さや、私たちの身近なものにその技術を応用することができる楽しさに溢れています。実験やものづくりが好きな方にもぴったりで、初心者でも安心して学べます。みなさんぜひ興味を持ってチャレンジしてみてください。

バイオテクノロジーの専門家として必要な知識・技術を習得

多くの実験実習や産学連携プロジェクト、自主的に行うプロジェクト型学習によって、実践でスキルを高めるとともに、自分で考え行動する自主性を身につけます。

実践によってスキルを高め、自分で考え行動する力を育む

分析科学、生化学、遺伝子工学、分子生物学や免疫学など、専門性の高い知識・スキルをステップアップ型のカリキュラムで学びます。また、生命現象を理解するうえで不可欠な基礎化学などの関連知識を理解し、バイオテクノロジーの専門家として必要な総合的能力を育みます。

倫理感、道徳心といった、ものづくりに欠かせないマインドを身につける

社会人として必要な素養、そして人の命や健康に直結する製品を扱う上で重要な倫理感、道徳心、そして顧客意識などを、実習やプロジェクトの中でしっかりと育みます。

就職・進学

めざせる職業 医薬品・食品・化粧品業界を支える技術者として活躍

応用生物学科卒業後は、医薬品、食品、化粧品業界をはじめ、幅広い業界・職種で、質管理や分析、開発、製造に携わる技術者として活躍が可能です。医薬品業界、食品業界、化粧品業界は生活に密着していて景気に左右されにくい業界。ニーズも高いので、自分に合った、望みの進路へ就職することが可能です。

医薬品業界

  • 医薬品品質管理技術者

  • 医薬品製造技術者

  • 医薬品製造管理技術者

  • 医薬品安全評価技術者

  • 医薬品成分分析技術者

  • 医薬品実験技術者

  • 動物実験技術者

  • 研究開発補助 など

食品業界

  • 食品開発技術者

  • 食品検査技術者

  • 食品品質管理技術者

  • 食品衛生管理技術者

  • 食品分析技術者

  • 食品製造技術者 など

化粧品業界

  • 化粧品開発技術者

  • 化粧品開発スタッフ

  • 化粧品製造スタッフ

  • 化粧品品質管理スタッフ

  • 化粧品販売スタッフ など

環境、その他

  • 環境コンサルタント

  • 水処理技術者

  • 作業環境調査測定スタッフ

  • ビル管理メンテナンススタッフ

  • 環境浄化技術者 など

バイオテクノロジー業界

  • バイオテクニシャン

  • 動物実験技術者

  • 品質管理

  • 安全性試験 など

進路決定率 きめ細かなサポートで、希望の就職を完全サポート

応用生物学科では、医薬品、食品、化粧品業界など、多くの業界から毎年多数の求人を得ています。学生一人ひとりの就職活動は、キャリアサポートセンターと学科・クラス担任が連携してきめ細かくサポート。これにより、毎年進路決定率100%を達成しています。

進路決定率 100 %

※2024年実績 (就職者+大学編入者)

主な就職・進学 さまざまな業界で多くの先輩が活躍中

医薬品系

  • 中外製薬工業

  • 持田製薬

  • ボゾリサーチセンター

  • ケミックス

  • 日本生物科学研究所

  • 日本色材工業研究所

  • 大鵬薬品工業

  • ニプロファーマ ほか多数

化学系

  • 旭化成

  • AGC

  • 日鉄鉱業

  • タムラ製作所

  • 日産化学工業

  • いすゞ自動車

  • スリーボンド

  • 住化分析センター

  • 三星化学工業 ほか多数

食品系

  • ヤクルト本社

  • 森永乳業

  • 名糖産業

  • ドーバー酒造

  • 横浜乳業

  • プライムデリカ

  • シャトレーゼ

  • 日本デリカフレッシュ

  • ピックルスコーポレーション

  • すかいらーくホールディングス

  • ニューロン製菓

  • 叙々苑

  • ミートコンパニオン ほか多数

化粧品系

  • コーセー化粧品販売

  • ファンケル

  • 日本色材工業研究所

  • ケミコスクリエイションズ

  • シーエスラボ

  • ユースキン製薬

  • ペリカン石鹸

  • ハイム化粧品

  • ロクシタンジャポン

  • アサヌマコーポレーション

  • ハリウッド化粧品

  • シーボン ほか多数

その他

  • JTプラントサービス

  • JTクリエイティブサービス

  • JAみなみ信州農業協同組合

  • JA新いわて ほか多数

他大学への進学もサポート さらなる学びを追究! 大学編入を選ぶことも可能です

応用生物学科では、卒業後の進路として就職だけでなく、大学への編入も選択できます。併設校である東京工科大学の応用生物学部への編入は有利な条件で行うことができます。また、編入対策講座を受講することで、編入後の単位変換も可能です。東京工科大学以外の大学編入を希望する学生にも、個別にきめ細やかなサポートを提供しています。

入学してから卒業後までのステップアップスケジュールをまとめた図

おもな大学編入実績

  • 東京工科大学

  • 帝京大学

  • 東京農業大学

  • 女子栄養大学

  • 湘南工科大学

  • 東京工芸大学

  • 神奈川工科大学

  • 明星大学

  • 放送大学

  • 帝京科学大学

  • 日本獣医生命科学大学 ほか多数

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オープンキャンパス+体験入学でもっと知る

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医薬品、化粧品、⾷品の世界で活躍するための学び、業界についてなどを解説。担当の先⽣が個別相談に応じます。ルームフレグランスづくりなど楽しい実験も実施します!

イベントに参加する

進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!

資格

めざせる資格 中級バイオ技術者認定試験を中心に、関連資格取得をサポート!

応用生物学科のカリキュラムは、中級バイオ技術者認定試験のほか、品質管理検定や食品衛生責任者など、複数の資格試験科目について幅広く学び試験対策を行っています。特に最近注目を集めている資格が品質管理検定で、応用生物学科では2年間で4級から3級へとレベルを上げて学習します。資格取得のための対策授業も多数実施しています。

無試験で得られる資格(認定資格)

毒物劇物取扱責任者

毒物や劇物による保健衛生上の危害を防止するために、毒物や劇物を製造・輸入・販売する企業などで責任者となることができる資格。

化粧品製造所責任技術者

化粧品の製造業務を管理する責任者の国家資格。化粧品は肌に直接触れるため、保健衛生上重要な資格です。

化粧品総括製造販売責任者

化粧品の製造販売において、品質管理や安全管理を統括する責任者の国家資格。化粧品を製造販売する業行為における実務責任者となる資格です。


受験資格が得られる資格(認定資格)

中級バイオ技術者認定試験

社会で活躍する技術者に求められるバイオ技術関連の知識・技術を認定する資格。

  • 品質管理検定

  • 食品衛生責任者

  • 特定化学物質作業主任者

  • 化粧品成分検定

  • 品質管理検定(3・4級)

  • 有機溶剤作業主任者

  • 小規模ボイラー取扱者

  • 第2種酸素欠乏危険作業特別教育

  • 危険物取扱者

  • 化粧品製造所責任技術者

  • ビジネス能力検定(B検)ジョブパス

  • 情報検定(J検)1~3級

  • パーソナルコンピュータ利用技術認定1~4級 など

Topics 中級バイオ技術者認定試験で2名の成績優秀者を輩出!!

バイオ系大学・専門学校での学びの集大成である「中級バイオ技術者認定試験」は全国合格率が71.4%程度となっていますが、本科では集中的に対策授業を実施しており、開学科以来19年連続で合格率90%超を達成しています!第29回「中級バイオ技術者認定試験」では、全国1,441名の受験者の中で、本科の学生が2名成績優秀者に選出されました

2024年度 応用生物学科合格率 90 %(全国平均71.4%)

中級バイオ技術者認定試験で当学科の学生が成績優秀者として表彰

学生インタビュー

屋外で笑顔で話す村口 凛さん

応用生物学というものに馴染みが無くても大丈夫!丁寧な指導と仲間の支えがあれば、しっかりと前に進めます

村口 凛

応用生物学科
2年
熊本県立人吉高校出身

人の役に立つ開発者の一人として、責任とやりがいを感じました

応用生物学というものに馴染みもなく、入学前は実験や専門的な学びについていけるか不安もありました。しかし、その不安もすぐに一掃。先生方の丁寧な指導やクラスメイトとの協力のおかげで、今では楽しみながら安心して取り組むことができています。
応用生物学科では、企業と連携した新商品開発プロジェクトで、学生が企画から試作までを手がける実践的なプログラムがあり、私もその一員として実際の開発に関わる貴重な経験をさせてもらいました。
アイデアを形にする難しさや、現場のスピード感、企業の方々からのフィードバックを受けて試行錯誤するプロセスはとても刺激的で、ただの学生ではなく、社会とつながっている開発者の一人としての責任とやりがいを感じました。お客様のニーズにどう応えるかを考える視点も自然と養われ、学ぶだけでなく身につけたスキルを生かすことの大切さを肌で実感する時間でした。

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教育連携

企業連携プロジェクト 企業や地域との共同プロジェクトで、ものづくりを実践学習

応用生物学科では、企業や地域との連携で、さまざまなプロジェクト型学習を行っています。これらのプロジェクトでは、普段の授業で得た知識をものづくりに活かす経験をすることができ、また消費者の目線に立って開発する姿勢などを経験で学ぶことができる貴重な機会となります。

連携プロジェクト紹介

※過去実績含む

和菓子・甘納豆の老舗「銀座鈴屋」とのコラボレーション

スイーツ開発プロジェクト『八王子コーラ@和(なごみ)』

オリジナルクラフトコーラ『八王子コーラ@和(あっとなごみ)』

提携内容の紹介和菓子・甘納豆の老舗である株式会社銀座鈴屋と応用生物学科が産学連携し、学生のアイデアによるオリジナルクラフトコーラ『八王子コーラ@和(あっとなごみ)』を共同開発。発案から開発、プレゼンテーションまでを協力し合い、4つの試作品を完成。伝統的な和菓子とクラフトコーラという飲料を組合せた意外性や、味の完成度も高評価だった『八王子コーラ@和(あっとなごみ)』が採用され、無事に発売されました。

JA八王子パッションフルーツ生産組合との共同開発

「パッションフルーツ」を活用した地域連携プロジェクト

学生が調理器具を持って開発をしている様子

地元食材を活用した地域連携プロジェクトとして、 JA八王子パッションフルーツ生産組合と連携。学生がパッションフルーツの成分分析や新商品開発、食べられない部分の活用法、栽培時のデータ収集などを担い、学生視点での「パッションフルーツ」の可能性を模索しました。

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学習環境

施設・設備 本格的な実験・研究などの実習が行える最新の施設・設備を用意

応用生物学科の学びの核となる各種の実験を支えるのが、最先端の実験機器を導入した本格的な実習室「バイオニクスラボラトリー」をはじめ、プロの現場と同様の施設・設備。豊富な最新機材を一人ひとりがしっかり使い込むことで、これからのバイオ技術者・バイオ研究者に求められる技術やセンスを養うことが可能です。

大勢の学生たちがバイオニクスラボラトリーで実験を行っている様子

バイオニクスラボラトリー

最先端の実験設備が整った実習施設です。デュアルプロジェクターシステムや豊富な実験機器を備えた“ラボラトリー 1”、-80℃超低温フリーザーや湿式ドラフトチャンバーなどを備えた“ラボラトリー 2”、高速液体クロマトグラフィーなど最新分析機器を集中的に配備した“ラボラトリー 3”の3つの実習室があります。

学生たちがPCで解析をしている様子

ラボラトリー1

実験で得られたデータをラボ内のPCで解析。表やグラフにし、レポートとしてまとめます。実験によってはチームでディスカッションなども行われます。

学生たちが機器分析の実験を行っている様子

ラボラトリー3

グループ単位での機器分析の実験が行われます。HPLC(高速液体クロマトグラフィー)やGC(ガスクロマトグラフィー)はもちろん、分光光度計、蛍光光度計も配置され、専門的な内容を習得できます。

学生たちが実験を行っている様子

クリーンベンチルーム

室内全域でバイオセーフティーレベル2(P2)を確保。徹底した安全管理のもと、遺伝子組み換え実験などを行うことができます。室内にはクリーンベンチ、バイオハザードキャビネット、CO2インキュベーター、倒立型位相差顕微鏡、DNA高速増幅装置、ゲル撮影装置などが揃っています。

講師紹介

分析・実験のエキスパートが講師となり、直接指導

応用生物学科では、医薬品や食品検査・分析、化粧品、環境、バイオテクノロジーの各分野で活躍するエキスパートの講師が、実習を中心にした授業で、実践的に直接指導します。

森内 寛先生

私たち教師が、学生に寄り添い、責任を持って夢に続く道へと導きます

森内 寛先生

生化学、遺伝子工学など担当

応用生物学科では、教師と学生さんたちとの距離が近く、私たち教師は責任を持って密接に一人ひとりに向き合って指導しているという自負があります。勉強についてはもちろんですが、自分の好きなこと、叶えたい夢についてもたくさん聞かせてください。編入学でも、就職でも、学生さんたちの夢へ続く道へと導いていくのが私たち教師の役割です。応用生物学科で過ごす2年間は短いですが、私たちはその先もずっと続く学生さんの人生に関わっていくという意識で指導しています。一緒に夢に向かってがんばりましょう!

河内 隆先生

「生命化学が絶対に好きになる授業」を行っています

河内 隆先生

分子生物学実験、生命化学など担当

生命のしくみと医薬品・食品との関係を、正確に理解するためには化学の基本が必要です。応用生物学科では、この化学の基本を高校レベルから丁寧に説明し、専門分野が理解できるまでに引き上げます。また高校では、生命の理解に必要な有機化合物の反応を苦手としていた学生が多いので、化学反応を直感的に理解できるよう、視覚や感覚に訴える方法でわかりやすく説明・指導しています。近年「医薬品・食品の安全性」を脅かす問題が次々と生じた原因の一つには、医薬品や食品の安全を守る人材の圧倒的な不足があります。日本工学院では、学生全員が応用生物学を駆使して、人々の安全を最前線で守るプロになれるよう最後まで指導します。

関連情報

本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。

職業実践専門課程とは

News & Topics

応用生物学科の活動や最新動向をお伝えする情報コンテンツ「News & Topics」をご紹介しています。

屋外で笑顔で話す石田 鈴さん

専門知識だけでなく、資格やビジネスマナーも身につけられ、大きな自信に!

石田 鈴さん

大鵬薬品工業 勤務
応用生物学科2018年卒
東京都立多摩科学技術高校出身

在学中には、生物・化学分野の専門的な知識を学ぶだけでなく、さまざまな資格を取得することができました。品質管理検定3級やビジネス能力検定など、就職活動で強くアピールできる資格も多く、履歴書作成などでとてもプラスになったと思います。また、実践的なビジネスマナーを身につけられたことも大きな収穫。面接で役に立ったことはもちろんですが、社会人としての大きな自信を持つことができ、実際に社会に出た今、あらゆるシーンでとても役に立っていることを実感します。

屋外で微笑む小林 幸太郎さん

父の仕事に憧れ、めざしてきた道に進むことができました

小林 幸太郎さん

JTプラントサービス勤務
応用生物学科2020年卒
神奈川県立中央農業高校出身

幼い頃から、分析業務に携わっている父親から仕事の話を聞いて、分析の仕事に興味を持つようになり、父親のようになりたいという憧れから、応用生物学科に入学。在学中は、分析業務に必要な幅広い専門知識や技術を身につけることはもちろん、品質管理検定や有機溶剤作業責任者など、各種重要資格をたくさん取得することができました。また、多くのグループ実習を通じて、チームで物事に取り組む力とリーダーシップが養われたことも大きな収穫です。就職活動では、先生方が親身になってサポートしてくださり、希望の企業への内定を決めることができました。憧れの職業につくことができて本当に嬉しく思っています。

笑顔で話す尾﨑 友夢さん

同じ志を持つ仲間たちのおかげで勉強へのモチベーションが保てました

尾﨑 友夢さん

AGC勤務
応用生物学科 2021年卒
神奈川県立川崎高校出身

飼っていた観賞魚の繁殖に苦労していたことがきっかけで、生物の仕組みや養殖技術を調べるようになり、将来は生き物に関わる仕事がしたいと思うようになりました。応用生物学科では、器具の原理などの基礎から、専門的な試薬の取り扱いなど幅広い知識を身につけることができます。また、留学生のさまざまな考え方に触れ、他人を尊重しながら自分の意見も伝えることなど、貴重な経験を積むことができました。同じ志を持った仲間たちと過ごせたおかげで勉強へのモチベーションも保てました。

応用生物学科のメニュー一覧

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