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声優・演劇科 NEWS & TOPICS

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2024年05月10日
八王子校

劇団四季研究所を卒業し、劇団内でのオーディションに向けて日々挑戦!

俳優として劇団四季の舞台に立ち多くの人に感動を届けたい。

声優・演劇科2年並木柊人さん(2022年12月現在)

並木柊人さん
声優・演劇科2023年卒業

声優からミュージカル俳優へ、夢を方向転換。

声優・演劇科2年並木柊人さん(2022年12月現在)

日本工学院に入学した当時は、声優志望でした。中学、高校と吹奏楽部に打ち込んでいたので、将来は何かを表現するクリエイティブな仕事に就きたいと思っていました。声優をめざしたのはアニメを見るのが好きで、周囲からよく声が良いと言われていたからです。

日本工学院は高校2年生の時の課題で八王子校に体験入学したことがあったので、3年生になって改めて声優・演劇科に体験入学したうえで進学先に選びました。八王子校のキャンパスは自然が豊かで快適に過ごせることと、自宅から近くて通いやすかったのも志望した理由です。

ミュージカルに興味を持ったきっかけは、授業の観劇実習で劇団四季の「ライオンキング」と「アナと雪の女王」を観たことです。歌って、ダンスして、感情を表現するステージの迫力に圧倒されました。自分もいつかこのステージに立って、多くの人に感動を届けたいと思ったのです。声優から一転して劇団四季をめざそうと決めたのは2年生の4月だったので、秋のオーディションまでは半年もありません。劇団四季出身で科長を務めている長谷川浩司先生のサポートのもと、遅まきながら夢への挑戦がスタートしました。

オーディションを楽しめたことで感じた手応え。

声優・演劇科2年並木柊人さん(2022年12月現在)

入学して授業で学んだ以外に、演劇の経験は一切ありません。長谷川先生にバレエと声楽を習ったほうがいいとアドバイスを受けたので、授業に加えて学外の教室に通いました。学校と違う環境で刺激を受けることもありましたが、レッスンの内容は毎日の授業で習っていることと変わりません。外で学んでみて初めて日々の授業の大切さに気付きました。授業や教室でレッスンを重ねるうちに、ミュージカル俳優になりたいという気持ちが強く、大きくなっていきました。

準備に追われるうち、時間はあっという間に過ぎて、書類審査、結果発表、次いで実技審査の予選、本選と順調に進みました。予選も本選も緊張せずに力を出せたので手応えを感じていました。自分は劇団四季の一員で、審査員の方々はお客様だと思って、楽しんでもらえるように演じたことが良かったのかもしれません。本選の1週間後に面接があり、その後正式に合格の通知を受け取りました。そのうれしさは例えようのないものでした。

何かに打ち込み、壁を乗り越えた経験が自信に。

声優・演劇科2年並木柊人さん(2022年12月現在)

夢を実現するのに一番大切なのは、自信を持つことです。そうすれば、オーディションの場でも緊張せずに力を発揮できます。私が中学高校時代に所属していた吹奏楽部は、全国大会で金賞を取るような強豪校で練習も厳しいものでした。コンクールに参加するメンバーもオーディションで選ばれますし、ソロコンクールに参加したこともありました。そうした経験が精神的な強さを育み、自信に繋がっていると思います。

でも、私が劇団四季研究所に合格できたのは、自分一人の力ではありません。準備期間も短く、かなり無謀な挑戦だったので、時に不安を感じることもありました。それでも自信を失わなかったのは、長谷川先生をはじめ先生方の親身な指導と、クラスのみんなが励ましてくれたおかげです。

これから俳優として舞台に立つ上で心がけたいのは、何よりも自分が楽しく演じることです。そして観てくださるお客様に感動を与えたい。いつか「ノートルダムの鐘」の主人公カジモドを演じることが俳優としての目標。現在は研究所を卒業し、劇団内でのオーディションに向けて日々挑戦しています。

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