イラストグッズ
Tシャツやバッヂ、カード、キーホルダーなど、企業や作品の販売促進用や、広告宣伝の一つとして活用される、ノベルティグッズ。子どもから大人までに親しみやすく、そしてインパクトのあるデザインを際立たせるためのオリジナルのイラストはさまざまなシーンで活躍するチャンスがあり、そして需要があります。
ここでは、イラストグッズのスキルを学んだ、デザイン科(3年制) イラストレーション専攻の学生が制作した作品の一例をご紹介しています。
横山 璃歩
デザイン科 イラストレーション専攻/神奈川県立港北高校出身
環境や人に優しい「エシカルファッション」の啓蒙を主軸に、本、グッズ、イベントを企画し制作をしました。参加型のイベントを3つ考案し、あまり馴染みのないエシカルファッションをもっと多くの人に認知してもらえるように、カラフルなイラストを用いて、見ていて楽しくなるデザインにしました。人と地球にやさしいファッションを提案しています。
From Teacher
洋服の過剰生産・過剰廃棄による環境問題や社会問題がより深刻化する中、同世代の若者に新しい価値観を提案し、理解を深めてもらうプロジェクトです。「エシカルファッション」に関して丁寧に取材し、デザインに落とし込んでいるので、ただ可愛いだけのデザインだけでなく、説得力のある制作物になりました。
飯郷 智輝
デザイン科 イラストレーション専攻/東京成徳大学高校出身
「方言」の存在が薄れつつある現代で、方言の持つ響きや特徴、郷土から生まれた言葉を後世へ繋ぐために手軽に学べるセットを制作しました。ビジュアルには親しみやすい力の抜けたイラストを使用し、47都道府県のカルタで遊んだり、各県の方言をクイズ形式にすることで、方言を身近に感じ触れてもらえるように工夫しました。
From Teacher
方言の地域性や面白さに着目したところがユニークです。対象年齢に合わせた親しみやすいイラストとデザインが、方言を身近にし、遊んで楽しめるカルタになっています。イラストと方言で構成された様々なグッズは、収集したくなる欲求をくすぐる多種多様なバリエーションになっており、思わず手に取りたくなるデザインです。
デザイン科(3年制)では、デザインの基礎から現場で即戦力となるための高度なスキルまでを、現場経験豊かなプロの講師による指導で学習。専門性の高いデザインを学ぶための4専攻を設置。実践的な学習を通して感性とスキルを磨き、卒業後は幅広い業界で活躍できるプロデザイナーをめざします。