ネットワークセキュリティ科では、ITスキル、ビジネススキル、ヒューマンスキルの3つのスキルを合わせて学ぶことで、IT業界が求める実践力を持つ人材を育成します。在学中にこれらのスキルをバランス良く身につけることで、卒業後に即戦力として活躍することが可能です。
●ITスキル
ネットワーク、IoT、セキュリティなど各分野の専門知識&技術。
●ビジネススキル
各種業界の業種・業務知識、経営戦略、システム戦略、マネジメント能力など。
●ヒューマンスキル
社会人としての常識や仕事に対する責任感、プレゼン能力、コミュニケーション能力など。
ネットワークセキュリティ科では、実践型の授業を教育に組み込むことで、密度の濃い専門教育を展開。ワークショップや産学連携プロジェクトなど、体験型の学びが確実にスキルアップを促します。
●ワークショップ
一つのテーマに全員で取り組み、ディスカッションや共同体験を通して、相互作用の中で学び、技術を身につけていきます。
●ケーススタディ
企業など、プロの現場での具体的な事例について、さまざまな角度から分析・研究することで知識を深め、問題解決方法などについて学びます。
●PBL(Project Based Learning)
学生がプロジェクトを実施し、そのプロジェクト体験を通して自主的に学ぶ中で、専門知識やチームワーク、マネジメント等のスキルを総合的に身につけていきます。
●プロジェクト学習
産学連携プロジェクトなど、企業との連携により実プロジェクトを推進し、プロの仕事を経験。実践力を強化します。
●インターンシップ
実際に企業に赴き、プロの現場で就業体験を行います。短期(約1週間)、中期(2週間~1ヶ月間)、長期(1~3ヶ月間)があります。
ネットワークセキュリティ科ではコースごとに資格のポジショニングをきっちりと設定する学科独自の資格ロードマップを作成。めざす資格を効率よく取得していきます。授業ではもちろん、対策講座や模擬試験などさまざまな角度から資格取得をバックアップ。CCNA・CCNPなどネットワーク関連を中心に、シスコ認定アカデミー・インストラクタ(CCAI)取得者の講師の指導により取得を徹底的にサポートします。
ネットワークセキュリティ科では、パソコンの基礎、ITの基礎から、段階を経て学んでいく段階式カリキュラムを採用。「パソコンは初めて」「パソコンをあまり使ったことがない」という方でも安心して無理なくスキルアップできます。
ネットワークセキュリティ科では、学習内容をステップ式に明示し、就労に必要なスキルを、卒業までに段階ごとに着実に身につける「教育設計図」を導入しています。学生全員がしっかり学べる日本工学院独自の教育システムです。 |
日本工学院では、学生の入学から卒業までを一人の専任教師が担任を務める、クラス担任制を採用。学習・就職・そして学生生活全般まで、あらゆる面で親身なサポートを行っています。担任教員は定期的に面談を実施し、信頼関係を構築。クラス全員でスキー教室などのレクリエーションを楽しんだり、卒業後に先生のもとへ近況を伝えにくる学生も少なくありません。こうした雰囲気がITカレッジ全体の就職の良さなどに結びついています。
●就職サポート
ホームルームの時間や放課後などを利用して、履歴書の添削、適性試験、模擬試験、求人情報の紹介などを行います。特に模擬試験では、IT業界の太いパイプを通じて得た有用な情報(採用のポイントなど)をもとに実践的に指導。内定が決まるまで、あらゆる面で丁寧にサポートします。
●学習サポート
資格取得をめざす学生には、個別に過去問題を配って解説するなど、きめ細やかなサポートを実施。また、卒業制作や大学編入などに対する助言や指導も行っています。
●学生生活サポート
入学後すぐに学生一人ひとりと面談し、悩みや将来の目標など、個人の特性を把握します。より専門的な相談を行う学生相談室もありますが、まず担任教員が相談の窓口となり、学生生活の道案内的な役割を果たします。
2014年度より、専門学校に新しい専門課程である「職業実践専門課程」が創設され、ネットワークセキュリティ科が認定されています。「職業実践専門課程」とは、従来の都道府県ごとではなく、文部科学省が認可を行う制度で、「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としています。カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっており、長年、産学連携による実践教育を行ってきた本校にとってはまさに待望の制度です。
Message from Student
セキュリティとネットワークを実践的に学べるカリキュラムが豊富に
髙田 和馬 IT業界、そのなかでもより専門性の高いセキュリティの分野に興味を持ち、専門スキルを学びたいとネットワークセキュリティ科へ進学。ネットワークセキュリティ科では、ネットワーク技術とセキュリティ技術について基礎からくわしく学び、ワークショップや産学連携プロジェクトなど、実践でスキルアップできるカリキュラムがたくさん用意されています。また就職活動ではキャリアサポートセンターや先生方が親身なってサポートしていただき、望みの進路を掴むことができました。2年間という短い期間で、これほど濃い学びを得ることができ、就職も手厚いサポートをしてくださった日本工学院は、改めて入学して良かったと感じています。 |
Message from OB・OG
より深く学ぶため東京工科大学へ編入。世界中の人がネットワークを活用して、快適に生活できる社会を構築したい。
ホン パンニャーさん 私は、世界で一番と言われる日本のIT関連技術を学ぶために留学してきました。ネットワークセキュリティ科では、C言語、Java言語、Linux、データベース知識、ネットワーク知識などを基礎から習得。その後の学習のベースをしっかりと作ることができました。「日本工学院で学んだことを、もっと深く学んで社会の役に立ちたい」と思った私は、担任の先生に相談し東京工科大学への編入を希望。先生にサポートしていただきながら、無事大学の3年次の編入試験に合格。編入当初は不安でいっぱいでしたが、4年次には成績優秀者として特別学長賞をいただいたうえに、2016年度卒業生総代にも選出され、とても充実した学生生活を送ることができました。現在、就職先でネットワークエンジニアを担当。ネットワークの技術は日進月歩なので、日々勉強の毎日です。 |