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放送芸術科内設置コース

美術コース

蒲田 八王子 職業実践専門課程認定学科

大道具・小道具・衣装など、映像製作の現場で活躍する美術スタッフを育成

テレビ(TV)、映画、舞台などの制作現場では、大道具、小道具、装飾、特殊メイク、特殊効果など、さまざまな美術スタッフが活躍しています。美術コースでは、学内に豊富な機材を揃えた美術製作室と広いスペースを用意し、 美術スタッフに必要なスキルを実践的に学べる環境を提供。50年以上におよぶ教育実績が育んできた業界との信頼関係により、毎年多くの卒業生がテレビ・映画・演劇業界などに就職しています。

学べること

実習紹介 小道具から大道具まで、多種多様な美術に関する知識と技術を習得

学生たちが壁に装飾を取り付けている様子

大道具実習

大道具の基礎を学び、テレビスタジオや舞台にセットを作る技術を身につけます。バラエティ、クイズ、歌番組、ドラマ、情報番組、ニュース・報道など、あらゆるジャンルのテレビ番組・映画や舞台における背景・植木・電飾・装飾について、実際に校内のスタジオにセットを組んで学びます

学生たちが棚に小物を飾り付けている様子

小道具・装飾実習

テレビ番組、映画、舞台などで、あらゆる小物を揃えるのが小道具の仕事。場面に合わせて最適な小道具選びや飾りつけをするためには、日頃から幅広い分野に興味を持つことが必要です。

Topics 大規模なセットを組めるスタジオと機材を用意!

大規模なセットが組まれている様子

放送芸術科は、実習でセットを組むための機材と広いスペースを備えています。特に八王子校のスタジオは天井が高く、なかなか体験できない2階建ての大型ドラマセットを作ることも可能。喫茶店のワンフロアや落語を演じる寄席など、大掛かりなセット作りも経験できます。また、さまざまな材料を加工する機器を揃えた美術製作室を備えており、小物や装飾品など多種多様なモノを作れる環境を用意しています。

動画で知る テレビ、映画などのセットを実際に制作する実習の様子をムービーでチェック!

小道具から大がかりな舞台セットまで、セットの中に世界を作り出す美術コースの実習風景をムービーでご紹介します!

学びの領域 美術制作を中心に、番組制作工程全般を実践で学びます

テレビ番組の制作は、企画からロケハン、撮影・録音、映像編集、完パケまで、細かく工程が分かれており、さまざまな職種の人たちが協力して一つの番組をつくり上げます。美術コースでは収録スケジュールに合わせ、大道具・小道具・装飾・衣装・特殊メイク・特殊効果などの制作を行うための、一連の工程を体験し一通りの知識を身につけます。

テレビ(TV)番組制作の流れ

テレビ番組制作の流れを示した図

※1 ポスプロ…ポストプロダクションの略。映像や音楽の編集、テロップ、ナレーションの録音、アフレコや効果音の追加(MA)、特殊効果など撮影終了後に行われるすべての作業の総称。
※2 完パケ…完全パッケージメディアの略。編集を終えて放送できる状態になったコンテンツのこと

学びの成果 学生たちの情熱が詰まった作品を公開

スーツを着ている男性

カメラマンコースを設置する放送芸術科の学生作品について、詳しくはこちらのページでご紹介しています。

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学生インタビュー

インタビューに応じてくれた学生

先生や仲間との出会い、授業、実習、さまざまな経験からたくさんの”気づき”と”やりがい”を手に入れることができました

堀尾 昊我

放送芸術科
美術コース
2年
名古屋工学院専門学校高等課程出身

クラスが一丸となって、番組づくりの楽しさを実感

入学前は、テレビ業界の裏側はまったく想像できませんでした。でも放送芸術科で専門的に学ぶ中で、普段何気なく見ていた番組がどんな仕組みで成り立っているのかを理解していくうちに、「自分もこの業界で働くのだ」と実感できるようになりました。
授業では、番組制作の実習があり、現場さながらの環境で作品を仕上げていきます。私は美術セットのデザインを担当した時、自分が担当する仕事は自分一人でやり切らないといけない、と思い込んでいました。しかし、どうしてもうまくいかず一人で悩んでいた私に、先生や同じコースの仲間たちが声をかけてくれて、自然とアドバイスやアイデアを出してくれたんです。その時「人を頼ってもいいんだ」「一緒に作品をつくる仲間がここにいるんだ」ということを強く感じました。自分一人で抱え込むより、周囲と協力することでより良い作品ができることに気づいた瞬間でした。それ以来、制作の過程がより楽しく、そして意味のあるものになりました。

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オープンキャンパス+体験入学でもっと知る

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テレビ局と同等のスタジオを使って番組制作体験など、入学後の姿をリアルに体感できる機会を提供しています。映像制作の楽しさややりがいを実感し、夢への第一歩を踏み出してみませんか。

イベントに参加する

進学を考えているあなたに向けて、オープンキャンパス+体験入学の他にもさまざまなイベントをご用意しています。イベントに参加し進路選択のヒントを見つけてみましょう!

就職

めざせる業種・職業 大道具・小道具や美術スタッフなど多彩な職種を目指せます

  • 大道具・小道具

  • 美術スタッフ・裏方

  • 装置デザイナー

  • テレビ美術スタッフ

  • 映画美術スタッフ

  • 舞台美術スタッフ

  • 演劇美術スタッフ

  • テレビセット

  • 映画セット

  • 特殊メイク

  • 背景美術

  • 美術監督

  • 美術デザイナー など

主な進路 毎年多くの卒業生が美術関連企業に就職しています!

  • テレビ朝日クリエイト

  • フジアール

  • 角川大映スタジオ

  • チトセアート

  • 京阪商会

  • 金井大道具

  • 京映アーツ

  • コマデン

  • シミズオクト

  • 東京スタッフ

  • NHKアート など

講師紹介

業界最前線のプロから直接学ぶ!現場経験豊富な講師陣

放送業界の第一線で活躍するプロが直接指導します。講師は、最新の技術や業界のトレンドに精通したエキスパートばかり。技術だけでなく、プロとしての心構えも学べます。業界での豊富な経験を活かし、学生にとって最適な学びの環境を提供しています。

関連情報

学生がステージ上で歌っている人を撮影している様子

企業連携 業界のリーダーたちとの連携で、実践的なスキルを磨く

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学生が屋外でドローンを操作している様子

資格 美術スタッフの仕事に関わる重要資格を徹底サポート!!

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本格的なスタジオで実習中の学生たち

学習環境 プロ仕様の本格的なスタジオや放送機器を完備

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本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。

職業実践専門課程とは

News & Topics

放送芸術科の活動や最新動向をお伝えする情報コンテンツ「News & Topics」をご紹介しています。

放送芸術科のメニュー一覧

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矢野 浩加先生

矢野浩加 先生

小道具

テレビドラマ『昼顔』、映画『ピンクとグレー』『ナラタージュ』など、フリーランスとして映画やドラマの持道具・小道具を担当。

保坂 美貴先生

保坂美貴 先生

大道具

本校卒業後、有限会社プランニング・アート入社。日本テレビ系ドラマ『探偵学園Q』『齋藤さん』『家政婦のミタ』『学校のカイダン』『anone』などの大道具操作を担当。