舞台音響・PAスタッフ専門学校 - 演劇スタッフ科 - 日本工学院

音で観客を魅了する、舞台音響スタッフをめざす

舞台音響とは、演劇やミュージカルなどの舞台（ステージ）の重要な演出である音楽・音響効果（SE）をステージに流すセクション。自分が作り出す音で観客を魅了する、音響のスペシャリストです。
舞台音響専攻では、舞台で使用する音の編集などを行うサウンドデザインや、本番操作を行うオペレートといった舞台音響のすべてのスキルを、数多くの舞台公演を経験しながら実践的に学びます。

実習紹介：舞台公演中心の実践的なカリキュラムで、舞台音響のスキルを習得

学生たちがスピーカーを配置している様子 — 音響機器のセットアップ

舞台の建て込み時には、効果音や音楽が舞台全体に均等に届くように考慮して、スピーカーを配置します。

学生たちが演劇の流れに合わせて音響を調整している様子 — 音響オペレート

本番中は演劇全体の流れを把握し、音楽や効果音の再生、音量の調整などをリアルタイムで行います。

動画で知る：舞台公演に向け、実践を通して学ぶ様子を見てみよう！

舞台公演に向けて、本格的な音響機材を使いながら、他のスタッフたちと一緒に舞台（ステージ）をつくり上げていく様子を動画でご紹介します。

自然に囲まれた屋外で笑顔で話す坂本琴美さん — ステージの空気を一変させる音の力その魅力に気づき、ゼロから舞台音響の世界へ飛び込みました

坂本琴美

演劇スタッフ科
舞台音響専攻
2年
熊本県・私立東海大学付属熊本星翔高校出身

舞台音響の魅力は、指先ひとつで舞台をガラッと変えられること

私は日本工学院に入学するまで、演劇に関する知識も経験もまったくありませんでした。舞台の世界にどんな仕事があるのか、誰がどんなふうに関わっているのかもわからない、いわばゼロからのスタートでした。しかし、演劇スタッフ科ではローテーション形式の授業を通じて、舞台づくりに必要なすべてのセクションを実際に体験することができます。そのおかげで、自分に合った専攻をしっかり見極めることができました。
私がめざしているのは音響スタッフです。音楽がもともと好きでしたので「音から舞台に関わる」ことに強く惹かれ、劇団四季の舞台を観たことがきっかけでその思いは一層強くなりました。実習では、指先ひとつで舞台の空気をガラッと変えられる音響の力に魅了され、難しい機材の扱いやケーブルの種類に苦戦しながらも、友人や先生の助けを借りて乗り越えてきました。今では、かつて自分が助けを求めていたように、誰かを助ける立場に成長できたことに大きな自信を持っています。

めざせる業種・職業

業種

劇団
ステージ制作会社
音響会社
照明会社
劇場・ホール・各種施設　など

職種

舞台音響スタッフ
音響オペレーター
サウンドデザイナー　など

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活躍する卒業生：多くの演劇スタッフ科OB・OGが舞台のプロとして活躍中

舞台のセットを制作している様子 — 舞台音響専攻を設置する演劇スタッフ科の卒業生について、詳しくはこちらのページでご紹介しています。

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講師：プロのステージで活躍中の演劇スタッフがノウハウを伝授

講師が学生に指導している様子 — 舞台音響専攻を設置する演劇スタッフ科の卒業生について、詳しくはこちらのページでご紹介しています。

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本科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を通じて、最新の実務的スキルを身につけることができ、卒業後は採用企業からそのスキルを高く評価され、就職において有利になることが期待できます。

職業実践専門課程とは

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