7/17に八王子校CG映像科にて、本学科卒業生で、ハリウッド作品でトップモデラーとして活躍されている齋藤隼人さんによる『ハリウッドVFX特別講義』が開催されました!
講義の前半では、齋藤さんがCG映像科に在籍していた当時の学生生活をふり返り、モデラーという道を選んだ理由や、様々なエピソードを実体験を元にお話し頂きました。日本のスタジオに就職した後、カナダで転職した経緯や、日本と海外の就職活動の違い、海外のVFXスタジオの仕事のスタイルなども詳細に語られました。
後半では、CG業界の最新トレンドや、 近年注目されているモデリング手法、今後予想されるツールの変化などが紹介され、貴重な情報が満載でした。学生達は、真剣に耳を傾けて聞いていました。身近な先輩の海外での活躍が大きな刺激となったことでしょう。
講義終了後、モデラーを志す学生に個別で作品指導が行われ、一人一人に対して、丁寧にモデリングのポイントを直接アドバイスして頂きました。ハリウッドで活躍するトップモデラーからのアドバイスは貴重な経験になりました。今後の創作活動のモチベーションとなる事でしょう!
【齋藤隼人氏経歴】
https://www.artstation.com/hayato
日本工学院八王子専門学校クリエィティブラボ科(現CG映像科)を2015年に卒業。ModelingCafeでモデラーとしてのキャリアをスタートしたのち、2018年よりカナダに渡り、カナダのCGVFXスタジオImageEngineでモデラーとして活動。その後、ZoicStudio、Scanlineでモデリングジェネラリストとして在籍した後、現在はImageEngineに戻り、リードCGモデラーとして数多くのハリウッド作品に携わっている。
携わった主な作品
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
『ワンダヴィジョン』(マーベル)
『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
『マンダロリアン』(スターウォーズシリーズ)
『シン・ゴジラ』
『名探偵ピカチュウ』
『ジョン・ウィック:パラベラム』 ほか多数