CG映像科
CG業界トップ専門誌に学生作品が掲載!
2024/09/10
アニメや映像、ゲームのムービーなどで使用される3DCGや特殊効果(VFX)をはじめ、プロジェクションマッピングやVチューバーなど、CGによる映像表現が注目されています。日本工学院CG映像科では、さまざまな業界で活躍できるCGのプロを養成するために3つの専攻を設置。未経験者を即戦力に育てるカリキュラムを通して、多彩な表現力と高度な技術を身につけたCGクリエイターを育成します。
3つの |
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CGとは
CGとは、コンピュータで作られた画像や映像の総称です。
CG(コンピューターグラフィックス)とは、コンピュータで作られた画像や映像のことです。 通常の映像(実写映像)は、実際の様子をカメラで撮影し、その素材をもとに編集するのが一般的ですが、CGは人やモノの形や動き方などをすべてコンピュータ上で作り出していきます。CGの活用分野は幅広く、ゲーム、アニメ、映画などのエンターテイメント業界を中心に、デザイン業界、建築業界、医療業界などでも使われています。CGには大きく分けて「2DCG」と「3DCG」という2つの種類があり、日本工学院CG映像科では主にゲーム、アニメ、映像業界への就職をめざし、2DCG・3DCG両方の専門スキルをじっくり養います。
学生作品「The Autumn Street」
学生作品「Accipio:res」
ゲーム、アニメ、映像など、幅広い業界・職種への就職が可能!
CG映像科では、プロのCG・映像クリエイターを講師に迎え、幅広い映像制作スキルを実践的に習得します。そのため、ゲーム、アニメ、映画・テレビ(TV)・映像をはじめとしたさまざまなCG関連業界で活躍することが可能です。
ゲーム分野 | ゲームCGデザイナー(キャラクター・背景のモデラー、CGアニメーター、リガー など) |
アニメ分野 | アニメCGデザイナー(3DCGアニメーター、セルルックCGデザイナー、キャラクター・背景のモデラー、撮影 など) |
映像分野 | VFXアーティスト、エフェクトアーティスト、コンポジター、映像クリエイター、モーショングラフィッカー など |
めざす職種に対応した専門教育で、高度なスキルを養います。
業界別教育(めざす業界ごとにCGのスペシャリストを育成)を行う学校が多い中で、日本工学院CG映像科では職種別の専門教育を行っています。CGモデラーやCGアニメーターなどの専門職はさまざまな業界で求められており、高度なスキルが必要です。そのためCG映像科では、職種別の教育をベースにしながら、希望する進路に合わせてゲーム・アニメ・映像分野の専門知識を学べるように3つの専攻を設置。職種と業種、両方の専門性を深めた学生は多様な業界へ就職することが可能です。
※希望者は複数の専攻をまたがって学ぶことも可能です。
CG制作のすべての工程について学べます。
CG制作の流れを大まかに分けると、プリプロダクション(CG制作の準備段階)、プロダクション(実制作段階)、ポストプロダクション(調整段階)の3段階となります。段階ごとにさらに細かく工程が分かれており、さまざまな職種の人たちが協力して一つのCG映像をつくり上げます。CG映像科では、これらすべての工程に加え、ラインプロデュース(制作進行管理)についても学べます。
一般的なCGワークフロー
プリプロダクション
企画
コンセプトアート
プロダクション
モデリング
リギング
アニメーション
ライティング
エフェクト
ポストプロダクション
コンポジット
編集
納品
●モデリング
初めにキャラクターの形をつくります。CG映像科では「Maya」や「ZBrush」を使って、モデリングのさまざまな方法について実習します。
●リギング
キャラクターを動かすための仕組み(リグ)をつくります。CG映像科では、「Maya」をツールにリギングのさまざまな方法を学びます。
●アニメーション
キャラクターなどに動きをつけます。CG映像科では、生き生きとした動きを生み出すためのさまざまな表現方法を学びます。
●ライティング
3DCGの仮想空間シーンにさまざまな種類の光をあてて陰影を再現します。CG映像科では、主に「Maya」を使ってライティングの方法を学びます。
●エフェクト
現実では見ることのできない視覚効果を施します。CG映像科では、VFX制作に強い3DCGソフト「Houdini」を授業に導入しています。
●コンポジット
3DCG、2Dグラフィックス、実写映像などの各種素材を合成します。CG映像科では、「Nuke」などを使って実写合成のスキルを養います。
●編集
最終工程の編集作業では、映像とSE(効果音)、台詞などを合わせて作品を完成させます。CG映像科では、「Premiere Pro」を使って編集を行います。
4年制と同等の教育を受けながら、1年早く業界デビュー!
CG映像科では、国内外で活躍するプロの講師による、「教育設計図」に基づいた独自の教育メソッドを実践しています。これにより、4年制学科に匹敵する教育内容を3年間で習得することが可能になり、4年制学科より1年早く業界デビューできるメリットがあります。
1年次 |
CGとデザインの基礎を学ぶ。 映像とデザイン、また社会人としての基礎力を習得。その後、作品制作を通じて専門分野のスキルと知識を高め、自分の目標を明確にします。 |
2年次 |
希望進路に合わせて専攻を選択。 希望進路に即した作品制作の基礎を構築。その後、インターンシップや企業課題を行います。社会人としてのモラル、職業意識も高めます。 |
3年次 |
就職活動、卒業制作に取り組む。 希望進路に即した作品を完成させ、就職活動を行います。さらに卒業制作に取り組み、就職をより確実なものヘとステップアップさせます。 |
プロジェクトごとにチームを組み、専門スキルを磨きます。
CG映像科では、希望者によるプロジェクトチームを基本とした学習形態を採用しています。プロジェクションマッピングなどに興味のある学生たちがグループワークを通じて作品制作に取り組み、コンテストでの受賞などをめざします。ラインプロデュース(制作進行管理)のスキルを磨きたい学生には「制作進行」の科目を設置し、プロダクションマネージャーの育成に努めています。
■制作進行管理プロジェクトCG・VFX業界を代表する(株)ポリゴン・ピクチュアズや(株)オムニバス・ジャパンと連携し、実際に両社の制作現場で使われているワークシートを活用しながら、ラインプロデュース(制作進行管理)のスキルを実践的に養っています。 |
■プロジェクションマッピングプロジェクト「東京国際プロジェクションマッピングアワード」参加希望者を対象にプロジェクトを組み、上位入賞をめざしてプロジェクションマッピングに関するさまざまなスキルを磨いています。 |
多くの卒業生がさまざまな業界へ。抜群の就職実績! 高度な専門スキルを身につけたCG映像科の学生に対する企業のニーズは高く、業界をリードする一流制作会社をはじめ、ゲーム、アニメ、映像分野などCGに関連する企業に多くの先輩たちが就職しています。進路決定率は95.7%。「就職に強い日本工学院」を証明しています。 |
進路決定率 ※2022年度実績 |
CG・VFX業界の著名な企業が実践授業を展開!
CG映像科は、CGアニメーション制作で業界の先端を走るポリゴン・ピクチュアズや、VFXポストプロダクション日本最大手のオムニバス・ジャパンと教育提携を結び、学生作品の制作フローや技術・演出などについて、徹底した指導を行っています。また、映画・CM・ゲームの演出・モーション制作に特化し、最高レベルの作品を生み出すAnimationCafeやModelingCafeなどが高度な実践授業を展開しています。
©弐瓶勉・講談社/東亜重工重力祭運営局
©2024 BLOODY ESCAPE製作委員会
人を感動させる映像を一緒につくりましょう。
吉平“Tady”直弘さん
(株)ポリゴン・ピクチュアズ
監督/映像演出家
アニメ・CG業界をめざすみなさんにとって、表現を具現化するための知識や技法を実践的に学ぶことは大きなチャンスにつながります。同じ熱意を持つ仲間と出会い、クリエイティブなセンスを磨き合い、刺激し合いながら現実に映像をつくり出していく。それをくり返すことで得られる想像力と創造力の先に、人を感動させる映像が生まれます。夢を追う最初の一歩をここから踏み出しましょう!
【プロフィール】
1999年、ポリゴン・ピクチュアズに入社。CGアニメーションの編集、合成、フィニッシングを専門分野として数多くの作品に関わり、高い評価を得る。2015年以降は編集の枠を超えて映像演出に専念。テレビシリーズ 『シドニアの騎士 第九惑星戦役』では、副監督/演出として従事。その後は、劇場作品『BLAME!』(2017)にて副監督/CGスーパーバイザーを、劇場アニメ『GODZILLA』3部作(2017〜2018)では副監督を務めた。2020年『空挺ドラゴンズ』で監督デビュー。映画『シドニアの騎士 あいつむぐほし』(2021)の監督も務めている。
「新宿東口の猫」©クロススペース
コミュニケーションを大切に、がんばってください。
市川 悟さん
(株)オムニバス・ジャパン
Houdini チームリーダー
これからみなさんは、仕事としてCGの制作に携わることになります。必ずしも自分のやりたいことばかりできるわけではないと思いますが、そんな中でも自分なりに得意な分野や経験を生かせる分野を見つけて能力を伸ばしていけるよう努力してください。CG制作は自分一人だけで行うものではありません。周りの人たちとコミュニケーションを大切にするよう心がけてほしいと思います。
【プロフィール】
日本工学院を卒業後、オムニバス・ジャパンに入社。CM「ゼネテック企業CM」(2022)、「リクルートSUUMO」(2017-2022)、映画「浅草キッド」(2021)、「空海-KU-KAI-美しき王妃の謎」(2018)など、多数の作品を手がけている。
日本工学院は、VFX用ソフト「Houdini」の認定校です。 「Houdini」とは、ハリウッドなど海外のプロダクションで使われている、VFX制作に強い3DCGソフトウェアです。日本工学院は「Houdini」の開発元であるSide Effects Software社より認定を受けているため、学生は実習を通して高度なVFX技術を身につけることができます。また、卒業後も「Houdini」のライセンスが一定期間無償で提供されます。 |
CG映像科
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大ヒット映画のCGを担う世界的クリエイターが直接指導。
世界的ヒット映画『アナと雪の女王』など数々のディズニー作品の3Dモデリング を担当した糸数弘樹先生。ハリウッド直送の遠隔授業で、二次元の世界を3Dで繊細 に表現する世界トップレベルのモデリング技術と知識を伝授します。 糸数 弘樹 先生 CGアーティスト ワーナー・ブラザースを経て、2000年よりウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズに3Dモデラーとして勤務。映画『アナと雪の女王』『ベイマックス』『シュガー・ラッシュ』『塔の上のラプンツェル』など、数々のヒット作品を手がけた。 |
ハリウッドと日本工学院をネットワークでつなぐ遠隔授業は、8,825kmの距離や16時間の時差なんて忘れてしまうほど。まるで糸数先生が実習室にいるような臨場感です!
CG制作の最先端を体感できるスペシャルセミナーを開催!
CG映像科では、国内外のゲーム・アニメ・映画の各分野で活躍する有名監督やCGアーティストを招き、一年を通じてセミナーを開催しています。現場での貴重なお話を聞ける機会とあって、毎回学生に大好評です。
■特別講義実績(2021年〜2022年度)
●エフェクトメイキングセミナー(ステルスワークス) ●Vチューバーライブ制作について(バルス) ●CGアニメーションワークフローセミナー(ポリゴン・ピクチュアズ) ●ポートフォリオ/デモリールセミナー(オムニバス・ジャパン) ●ポートフォリオ/デモリールセミナー(コナミデジタルエンタテインメント) ●ゲームクリエイター職種別講義/作品講評(CyGames) ●プロダクション・マネジメントセミナー(トリガー) ●業界説明会/作品講評(AnimationCafe) ●映画VFXメイキングセミナー(Spade&Co.) ●「にじさんじ」や「ホロライブ」などVチューバー MV制作セミナー(紺色。) ●ハリウッド流CGモデリングセミナー(Image Engine齋藤隼人) ●ゲームモーションセミナー(スーパートリック・ゲームズ)
CG映像科は、文部科学省が認可を行う制度「職業実践専門課程」の認定を受けています。職業実践専門課程は「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としたもので、カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっています。この課程を卒業することにより、採用企業もそのスキルを評価し、さらに就職に有利になることが期待できます。
「高等教育の修学支援新制度」は、家庭の経済状況に左右されず、学びたい意欲のある方が 大学、短期大学、高等専門学校、専門学校に進学できるチャンスを確保できるよう、授業料・入学金の減免と、返還を要しない給付型奨学金によって支援する制度で、日本工学院は対象校です。給付額は独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が定める条件・区分に沿って、審査によって決定されます。
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日本工学院をムービーでご紹介
ここがポイント!
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