卒業展特別ワークショップ「Arduino microを使って、”無駄なキーボード”を作ろう」
3月に開催された日本工学院専門学校卒業展「若きつくりびとフェス」の一環として、テクノロジーカレッジ主催の特別ワークショップ「Arduino microを使って、”無駄なキーボード”を作ろう」にEテレ番組「魔改造の夜・技術者養成学校」にも出演されているコンテンツクリエイター、文筆家の藤原麻里菜さんに講師を務めていただきました。
ものづくりのための発想法を考えるきっかけにしてもらいたい、という目的で開催されたワークショップでしたが、機械設計科からは7名が参加しました。2時間という限られた時間でArduino microの使い方を学習して、その場の材料でアイディアを”無駄なキーボード”という形にしなくてはならないという厳しい条件でしたが、中には藤原さんも講評する際に思わず苦笑してしまう”おかしな”アイディアを披露した人もいて、参加した学生はとても刺激を受けていたようです。
【藤原麻里菜】講師プロフィール
1993年生まれ。コンテンツクリエイター、文筆家。株式会社 無駄 代表取締役。
2013年から頭の中に浮かんだ不必要な物を何とか作り上げる「無駄づくり」を主な活動とし、YouTubeを中心にコンテンツを広げている。2016年、Google社主催の「YouTubeNextUp」に入賞。2018年、国外での初個展「無用發明展- 無中生有的沒有用部屋in台北」を開催。25000人以上の来場者を記録した。2021年「考える術（ダイヤモンド社）」「無駄なマシーンを発明しよう（技術評論社）」を上梓。「総務省 異能vation 破壊的な挑戦者部門 2019年度」採択/「オンライン飲み会緊急脱出マシーン」文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門審査委員会推薦作品に選出/ 2021年 Forbes Japanが選ぶ「世界を変える30歳未満」30 UNDER 30 JAPANに選出される。
〈長谷川健人さん 機械設計科2年 コメント〉
SNSや著書で藤原さんのことを存じ上げていたので、こんな機会滅多にないなと思い参加しました。私はマネキンの頭を叩くと阿部寛さんのホームページが表示されるというキーボードを作りました。「無駄づくり」の考え方は、新しいモノを生み出すきっかけを作る、非常に有用なものでした。企画や設計など、様々なシーンに応用できると思います。実務でもこの考え方は忘れずに持っていたいです。
＊コメント全文は学科ブログに記載しています。
