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第17回 高校生いすデザインコンテスト

結果発表

結果発表

テーマは「未来が求める いす」

(応募総数498作品)

審査員長

清水 忠男(共生環境デザイナー、千葉大学名誉教授)

審査員

河東 梨香(tona LLC. 代表、医療福祉ビジュアルディレクター)
田中 啓介(株式会社イトーキ商品開発本部)

モデレーター

山田 盛久(日本工学院テクノロジーカレッジ主任)

受賞作品

※受賞者の高等学校は受賞当時のものです

金賞

緑と意見が交わるイス

久保山 大夢
熊本県立球磨工業高等学校

緑と意見が交わるイス

審査員講評

緩やかに高さを変えながらS字型に連続するベンチに腰かけると、互いの目線が近くなり、二つの円の中心に設置されたプランターに育つ樹木を眺めるいす。 心も落ち着き、楽しく意見を交わすことができそうです。持続可能な世界が育む未来を念頭に、のびやかなイメージをデザイン展開した優れた作品。心から拍手を送ります。(清水 忠男 氏)

銀賞

都市に浮かぶ

西谷 葵
東京都・国立東京科学大学附属科学技術高等学校

都市に浮かぶ

審査員講評

現代の情報過多という課題に対し、「立ち止まる時間」を提案する作品です。浮き輪のように体を預けて空を仰ぐ姿を想像すると、そのコンセプトが鮮明に伝わります。腰掛けた時の反発と水の振動が感覚を刺激し、脳のリフレッシュを誘います。都市の水を取り入れる発想は、身近な環境の今とこれからを考えるきっかけを与えます。(河東 梨香 氏)

銀賞

TUNAGU

泉 明舞
香川県立善通寺第一高等学校

TUNAGU

審査員講評

記録的な猛暑が続き、熱中症や森林火災など深刻な影響が報じられています。交流をスマートフォンだけで完結させることなく、屋外で生み出すこのアイデアは、これからのインバウンド施策の新たな選択肢にもなり得ると感じました。曲木の柔らかな曲線は親しみやすく、人が自然と集いたくなる魅力的なデザインとなっています。(田中 啓介 氏)

銅賞

ニュートンのゆりかご

阿部 紫姫
北海道苫小牧工業高等学校

審査員講評

人類の歴史とともに変化してきた「いす」は、作業や休息の道具であり、時にはステータスを象徴する存在でもあります。ニュートンのゆりかごのように互いに作用し合う人の姿を描いたこの作品は、「人間といす」の関係を改めて問いかけます。星空を背景にしたプレゼンテーションが、その世界観にさらなる奥行きを与えています。(河東 梨香 氏)

銅賞

ひとやすみ

片山 奏
大阪府立工芸高等学校

審査員講評

猫好きな人は、大切なその存在との穏やかな時間をずっと一緒に過ごしたいと願っています。自分の居場所をわずかに動かして、したいことをしながら猫を感じられる空間。猫は猫なりに高い所に上がったり、飼い主のすぐそばの凹みにぐったりしながら離れない。「ともに過ごす時間」が未来を作る、という楽しい発想のいすです。(清水 忠男 氏)

銅賞

高齢者介護椅子

谷 佳美
岡山県立岡山城東高等学校

高齢者介護椅子

審査員講評

少子高齢化が進む現代において、未来社会では高齢者介護は避けて通れない重要なテーマです。介護用品のデザインは進化を重ね、デジタルやロボット、A I 技術を取り込みながら「介護椅子」は家具的形態からより人に寄り添うフォルムへと変化していくのではないか? そんな未来のデザインの方向性を感じさせる印象的な作品でした。(田中 啓介 氏)

審査員特別賞

善悪を知る椅子

杉山 めい
静岡県・私立知徳高等学校

善悪を知る椅子

審査員講評

旧約聖書に出て来る「善悪の知識の木」の「智慧の実」という話を基に発想したといういす。未来に必要なのは、既成の情報ではなく、自分自身が直接得た経験や知識。そこで、自身の得た経験や知識を、その都度付箋に書きとめ、いすの表面に貼り込んで行くことにより形成されて行く未来の自分自身。ユニークな発想です。(清水 忠男 氏)

雲のように…風のように…

入江 蒼空/小山 雅臣
兵庫県立尼崎工業高等学校

雲のように…風のように…

審査員講評

ストレス社会における若年層のメンタル不調率の高さは、学生、社会人ともに深刻な社会問題となっています。そんな中、未来が求める「いす」は、雲や風に乗るそのひと時を提供してくれて、不安や悩みを忘れさせるような存在なのかもしれません。プレゼンテーションのグラフィックやスケールモデルなどの表現も秀逸でした。(田中 啓介 氏)

Z世代と呼ばれし者

首藤 崇領
広島県・広島市立広島工業高等学校

Z世代と呼ばれし者

審査員講評

現代社会へのリアルな叫びをユーモアと力強さで表現した作品です。声が飛び出しそうなホーンと隠された顔の対比に、若者らしい息苦しさや複雑な感情が読み取れます。文字表現の工夫や、リアルにも感じる模型仕上げへの展開を含め、伝えたいことを1枚の紙の上でどのように表現するかを深く考え構築されているのが印象的です。(河東 梨香 氏)

学校賞

  • 宮城県・仙台市立仙台工業高等学校
  • 千葉県立市川工業高等学校
  • 神奈川県立小田原城北工業高等学校
  • 静岡県立浜松工業高等学校
  • 熊本県立翔陽高等学校 (順不同)

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