高校時代、サッカー中に捻挫をした経験があり、そのときに寄り添ってくれたトレーナーの方にとても救われました。「自分もこんなふうに人の力になりたい」その思いがきっかけで、スポーツトレーナーをめざすようになりました。
この学校では、同じ夢を持つ仲間と出会えたことが、私にとって一番の財産です。授業や資格試験のことでわからないことがあると、放課後に一緒に勉強したり、教え合ったり。切磋琢磨できる関係があるからこそ、毎日が楽しく、充実しています。
クラスは明るくて活気があり、先生方もとても話しかけやすい雰囲気です。質問したときはいつも真剣に向き合ってくれますし、時には先生と一緒に筋トレをすることも。授業以外でも自然と学びの場が広がっていて、そんな環境が私を成長させてくれました。私たちの夢を本気で応援してくれる先生がいることに、とても感謝しています。

実習では、同じ学内で学んでいるサッカーコースやテニスコースで行われる練習試合などに参加し、選手に対するトレーニングやケアを行いました。教科書どおりにいかない場面も多く、現場ならではの難しさも感じましたが、その都度自分で調べたり、先生にアドバイスをもらったりして乗り越えてきました。最初は先輩に言われたことをこなすだけでしたが、今では自分で考えて動けるようになり、成長を実感しています。
また、放課後の勉強会は、私にとってとても大切な時間です。後輩に対して、解剖学やストレッチ、テーピングなどを教える機会があるのですが、わかりやすく伝えるために自分で資料を作ったり、言葉を選んだりと工夫が必要です。そうすることで、自分の知識や技術も確実に深まっていきます。
この学校に入ってから、「自分が本当にやりたいこと」と向き合う機会がたくさんありました。モチベーションが下がることはほとんどなく、むしろ毎日がやりがいでいっぱい。バイトをしていた整骨院にそのまま就職も決まり、本当に充実した学生生活を送れています。