日本工学院は、学生・教職員一丸となって卒業展という成果発表に向け準備をしてまいりました。 日本工学院ならではの学習環境で自由にモノ、コト、場、健康、喜びなどをつくってきた若きつくりびとたち。その成果の形式も、学生個人の作品制作にとどまらず、産学・地域連携、分野横断プロジェクト、舞台での公演、イベントの開催など多種多様です。

学校内の各会場では、感染症対策を万全に行いながら作品のリアル展示も行われましたが、そこにはオンラインではなく実際に作品を展示できた学生の喜びであふれていました。

とにかく登場人物をかわいく描きたいと思って制作したマンガ作品です。マンガには、紙でしか味わえない迫力があると思いますので、それをご来場の方に手に取って読んでいただけたのが一番嬉しかったです。校長先生から直接感想をいただいたことも嬉しかったですね。2年間の成長が一目瞭然な一作ですので、それを感じてもらえたらと思います。
（蒲田校　マンガ・アニメーション科マンガコース学生）

古い団地にアートの力で新しい価値観を与え、豊かな日常を送れる空間を提案する作品です。卒業展はいろいろと制限がありましたが、自分の作品を実際に見てもらえる機会となり良かったです。校長先生にも直接プレゼンを聞いていただきました。クラスメイトはもちろんですが、他学科の学生たちからも直接感想をいただけたのは貴重な体験で嬉しかったです。
（蒲田校　デザイン科インテリアデザイン専攻学生）

空気で膨らみネックピローにもなるバッグを制作しました。浅草の革問屋まで行って選んだ革や、細かい縫い目、厳選したファスナー・金具などに注目して見てもらえたらと思います。全ての作品がそうですが、特に「プロダクト」は実際に目で物を見るからこそだと思っているので、このような情勢の中でも無事に卒業展を開催し展示できたことで気持ちよく学校生活を締めくくれてとても満足しています。
（八王子校　デザイン科プロダクトデザイン専攻学生）

酒蔵とタイアップした旅館の建築計画を制作しました。規則的に並んでいる客室や用途によって少しずつ形態の違う施設を配置するなど、お客様に楽しんでいただけるような工夫を、模型で表現しています。展示準備のために会場に入った瞬間、ほかの学科の学生の展示作業風景を見て、私の作品もこの場に飾れるのはとても光栄でワクワクしたことを覚えています。挫折せずに最後まで楽しく卒業制作に取り組めました。
（八王子校　建築設計科学生）

実際の作品展示会場をリアルに再現した3Dバーチャル空間をご覧いただけます。

〇蒲田校クリエイターズカレッジ卒業展
日程：3月4日～6日
場所：蒲田キャンパス ギャラリー鴻

〇日本工学院八王子専門学校（八王子校）卒業展（一部）
日程：2月25日～27日
場所：八王子キャンパス　体育館／アーキテクトビルダー・スタジオ

学生たちの卒業制作作品は、オンライン卒展で展示中です。
こちらもぜひご覧ください。

若きつくりびと®日本工学院オンライン卒業展2022