このページの本文へ
  • 学科紹介
  • キャンパス

ここから本文

プロになるための超実践的授業「プロダンサーワークショップ」に潜入!

スタジオでダンスレッスンをする学生たち

一流のプロダンサーから直接指導を受けられる、日本工学院ダンスパフォーマンス科の「プロダンサーワークショップ」。プロの現場さながらの緊張感の中で、実践力や表現力を磨く本ワークショップは、プロダンサーをめざす学生たちにとって貴重な学びの場となっています。経験豊富なプロダンサーによる熱血ワークショップの全貌をご紹介します!

毎回がオーディションさながら!ワンレッスン完結のワークショップ

2年次の必修科目として15週にわたって実施される「プロダンサーワークショップ」。HIPHOPやJAZZなどの通常レッスンでは、同じ講師が継続して指導を行いますが、「プロダンサーワークショップ」では毎回講師が変わり、その日のうちに完結する形式で授業が進められます。そのため学生たちは、その日出会う講師の指導内容や振付を素早く理解し、即座に対応する力が求められます。

また、一度きりのワークショップの中で自分自身をどのようにアピールするかも重要なポイント。こうした経験は、将来のオーディションや現場で必要となる自己アピール力やコミュニケーション力の向上にも繋がります。

ハイレベルなダンススキルだけでなく、プロの現場で求められる「初めての環境に飛び込み、その場で結果を出す力」を養うことができる、貴重な場。それが「プロダンサーワークショップ」の大きな魅力です。

講師ごとに異なるレッスン内容。必修・選択にないジャンルも学べる

「プロダンサーワークショップ」では、2年生が同じ時間帯にそれぞれ別のスタジオでワークショップを受講します。各スタジオでは、日本工学院ダンスパフォーマンス科トータルプロデューサーであるSAM先生が推薦する一流ダンサー講師が、それぞれの個性や指導スタイルを生かしたレッスンを展開。

ワークショップの進め方は講師によってさまざまで、軽いウォーミングアップの後、すぐに振り付けへ入る講師もいれば、基礎トレーニングを重視する講師も。毎回異なる講師から学ぶことで、多様なアプローチや表現方法に触れられることも、本ワークショップの特長の一つです。

また、学べるジャンルの幅広さも大きな魅力。HIPHOP、JAZZ、HOUSEといった定番ジャンルに加え、レゲエなど普段の授業ではなかなか触れる機会の少ないジャンルを学ぶことも可能。その時々のダンスシーンのトレンドを取り入れたレッスンが行われるため、学生たちは常に新しいスタイルを吸収しながら、ダンサーとしての視野を広げていくことができます。

MIHO BROWNワークショップレポート

MIHO BROWN先生を中心にダンスレッスンをする学生たち

プロダンサーとして生きていくために、大切なことを伝えたい

プロダンサー歴30年以上、日本のGIRLS HIPHOPシーンを牽引するMIHO BROWN先生。日本工学院ダンスパフォーマンス科で約10年にわたり学生を指導するMIHO先生に、「プロダンサーワークショップ」に込める想いや、プロをめざす上で大切なことを伺いました。

「音をきちんと聞く。ダンスを楽しむ。」ことが出発点

学生たちに伝えたいこと。それは、ダンススキルだけではなく、「音楽とダンスを楽しむ」という原点を忘れないでほしいと語るMIHO先生。

プロダンサーとして活動していく上で大切なのは、ただ振り付けを正確に踊ることだけではありません。ダンサーは、自分の感情や想いを身体で伝える“表現者”であり、人の心にメッセージを届けるメッセンジャーでもあります。

アーティストのバックダンサーとしてステージに立つこともあれば、CMや映像作品の中でダンスそのものが物語や感情を伝える役割を担うこともあります。だからこそ大切なのは、自分の中にある感情や想いを解放し、表現へとつなげること。振り付けや演出は、そのメッセージを届けるための手段のひとつなのです。

まずは音楽を楽しむこと。そして、音をしっかりと聴き、心を動かされること。その積み重ねが、豊かな表現につながっていきます。“ダンスって楽しい!”というその気持ちを忘れないでほしいと思います。踊る喜びや音楽へのワクワクこそが、表現者として成長していくための原動力になるからです。

私のワークショップでは、音楽を深く感じながら、自分自身を自由に表現することを大切にしています。音に身を委ね、心を解放した先にこそ、人の心を動かす本当のダンスが生まれるのです。

笑顔のMIHO BROWN先生

温故知新 ―― ダンスのルーツを知り、新たな表現を生み出す

MIHO先生自身、学生たちとは世代が異なるからこそ伝えられることがあると言います。

ダンスは時代とともに進化し、今ではTikTokをはじめとしたSNSから新しい振付や表現が次々と生まれています。しかし、どんなに新しく見える動きにも、そのルーツがあります。

そのダンスがどんな音楽から生まれたのか、どんな時代や文化の中で育まれてきたのかを知ることで、動きに込められた感情や意味をより深く理解できるようになると思います。

もちろん、歴史をすべて知らなければ踊れないわけではありません。でも、ルーツを知ることで表現に深みが生まれ、自分にはなかった価値観や感覚にも出会うことができます。そうした経験が、ダンサーとしての感性や表現力をさらに豊かにしてくれるのです。

私がワークショップで大切にしているテーマは「温故知新」。昔を知ることで、新しいものをより深く理解できるようになるということ。学生さんたちには、ぜひダンスのルーツに触れながら、自分だけの表現を見つけてほしいと思います。

ダンススタジオで鏡越しの笑顔で踊る学生たちと指導する先生

技術を磨くだけでなく、人としても成長することが大切

一緒に仕事をしたいと思われる人になるために。MIHO先生がプロに求められる真髄を教えてくれました。

プロダンサーをめざす上で大切なのは、ダンスの技術を磨くことだけではありません。あいさつをする、時間を守る、協調性を持って接する、間違えたときは素直に謝る、そして周囲への感謝を忘れない。そんな当たり前のことを大切にできる人こそ、現場で頼されるダンサーへと成長していきます。

また、さまざまなことに興味を持ち、新しいことへ挑戦する好奇心も大切です。多くの経験を重ねながら人間性を磨くことで、表現の幅が広がり、ダンサーとしての魅力もさらに深まっていきます。私自身、オーディションなどでダンサーを選ぶ立場になって強く感じるのは、「また一緒に仕事がしたい」と思える人が長く活躍するということ。どれだけ高い技術を持っていても、それだけではプロとして生き続けることはできません。素直さや誠実さ、人とのつながりを大切にする姿勢が、信頼へとつながっていくのです。

ダンススキルを磨くことはもちろん、人としても成長し続けること。その積み重ねが、プロとして輝き続けるための大きな力になります。ぜひ日々の生活の中でも自分自身を磨きながら、夢に向かって歩み続けてほしいと思います。

MIHO BROWN先生のポートレート

MIHO BROWN先生

〈プロフィール〉
90年代日本で「GIRLS HIPHOP」を確立させた。ダンサー、コリオグラファー、俳優、歌手、TV、CM、雑誌、ラジオ番組、映画、舞台、ミュージカル出演など幅広く活躍。

「プロダンサーワークショップ」での経験が、プロへの一歩となる

「プロダンサーワークショップ」では、初めての環境にも柔軟に対応する力、自分らしさをしっかりと表現する力、そして周囲から信頼される人間力を磨いていきます。第一線で活躍する講師陣から直接指導を受けることで、ダンススキルだけではなく、プロとして仕事をするための考え方や姿勢、コミュニケーションの大切さも学ぶことができます。

毎回異なる講師との出会いは、新しい価値観や表現方法との出会いでもあります。限られた時間の中で振付を覚え、自分の魅力を伝え、仲間とともに作品を作り上げる経験は、オーディションやステージなど将来の現場で必ず大きな力になります。一回一回のワークショップはまさに真剣勝負。その積み重ねが、自信となり、実力となり、夢への一歩へとつながっていくのです。

これからこのワークショップを経験するみなさんには、失敗を恐れず、ぜひ積極的にチャレンジしてほしいと思います。初めてだからこそ学べること、挑戦したからこそ得られる成長があります。一つひとつの出会いを大切にしながら、自分らしい表現を見つけ、プロダンサーへの夢に向かって大きく羽ばたいてください。きっとこの経験が、みなさんの未来を支える大切な財産になるはずです。

カテゴリー別記事一覧