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第2回 高校生いすデザインコンテストのご案内

第2回 高校生いすデザインコンテスト入賞作品発表。

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第2回高校生いすデザインコンテスト結果発表
応募テーマ「学校」

(応募総数660作品)

【審査委員長】
清水 忠男(製品・環境デザイナー、博士、千葉大学 名誉教授)
【審査員】
長友 啓典(K2 アートディレクター、日本工学院専門学校 顧問)
加藤 雅士(株式会社イトーキ マーケティング本部 オフィス総合研究所長)
石 裕二(株式会社イトーキ マーケティング本部 オフィス総合研究所   ICT オフィス研究室長)
加賀 武見(プロダクトデザイナー、日本工学院専門学校 教員)

受賞作品 ※受賞者の高等学校は受賞当時のものです

『青春 Sky Chair』
米山 恵理菜
静岡県立沼津工業高等学校

青春 Sky Chair

審査員コメント
「あわただしく過ぎていく学校生活の中で、広い空に包まれて、風を感じ、自分とゆっくり向き合えるイス」という考えが、素直な形で表現されています。高校生に限らず多くの人々が持つ普遍的な想いにも応えてくれるでしょう。

『おんぶチェアー』
安立 吏穂
静岡県立伊東高等学校

おんぶチェアー

審査員コメント
椅子といえば座面と背もたれ が普通はありますが、おんぶ チェアーには背もたれがありません。代わりに椅子の背中で座る人の胸を支えることになりますが、遠い昔の幼い頃を思い出して、すぐ寝てしまうのが、問題かもしれません。

『メタモゥファシイス ~突然変異~』
石川 雅敏
山梨県立甲府工業高等学校

メタモゥファシイス ~突然変異~

審査員コメント
数ある応募作品の中で、精巧な模型でのプレゼンはひときわ目を惹きました。昆虫の足を モチーフにしたこのチェアは、歩き出しそうにも見え、6本の関節に様々な機能を付加すれば、便利機能満載のイスも出来るのではというように、夢や可能性を与えてくれる、未来への想像力を刺激する楽しい作品です。

『☆くちびる☆』
金杉 佳代子
私立日々輝学園高等学校

☆くちびる☆

審査員コメント
なんとも可愛いものです。実物を作ってもらいたいですね。 座ることを拒否する「椅子」というのが岡本太郎さんの作品 にありました。ピカソを彷彿とさせるこの椅子は、オブジェとして「じーっと」見ていたい程のアートです。でも、座ることを 拒否しないでそこに座るのが楽しいんですよね、素晴らしい。

『ぶっちぇ』
金原 玲菜
千葉県立市川工業高等学校

ぶっちぇ

審査員コメント
本をモチーフにした図書館用のいすの作品が多かった中で、この作品だけが本の中に自分をすっぽり入れて読むという場所までを設定していました。自主勉強するだけの学校の図 書館を、本を心地よく読める場所にしたいという目的設定と、遊び心と機能面のバランスが的確で、こういういすがある図書館に行ってみたい気分にさせてくれます。

『語らい場』
高井 由貴
奈良県立磯城野高等学校

語らい場

審査員コメント
教室での授業では一方通行になりがちですが、このデザインでは外部から保護されて、囲われ感があり、じっくりと落ち着いて対話のできる場を創り出しています。時間や季節による木洩れ日の違いで、変化のある空間となります。

『つるの恩返し』
加藤 京子
静岡県・私立三島高等学校

つるの恩返し

審査員コメント
保健室で寒気がする人、お腹が痛い人など、とにかく暖まりたい人のために、背後から鶴が柔らかな羽と長い首でそっと包み込んでくれるイス。考え方がユニークですし、説明のスケッチもわかりやすい上、楽しく、説得力があります。

『パックンchair』
山田 真未
愛知県立愛知工業高等学校

パックンchair

審査員コメント
学校のイスに、夢と楽しさを見つけてもらう、そんな希望を叶えてくれるような素直でまっすぐな提案が、審査委員の目に留まり、共感を得ました。現在進行形でユーザーである高校生だからこそ、気がつく点を自らが答えるかたちで解決策を打ち出していました。1枚の紙一杯に書き込まれた解説やイラストは、大変分かりやすく、伝達する力は群を抜いていました。

審査委員賞

石審査委員
『TOOL BOX CHAIR』
大谷 京
愛知県立愛知工業高等学校

TOOL BOX CHAIR

審査員コメント
年齢を積み重ねるにつれて、使われた道具や記憶に残るモノをしまっておける引き出しボックスを積み重ねられます。座面の下を収納に利用するアイデアはありますが、成長とともに収納量と座面高を上げるアイデアは新しい着眼点です。

加賀審査委員
『ts hearts 2009』
本田 しおん
東京都・私立藤村女子高等学校

ts hearts 2009

審査員コメント
この作品を見たときに、その表現の上手さと内容の深さに驚かされました。高校生のデザイン提案でここまで細かいところに配慮できるのは、まさに受賞に値するものでした。生き生きとした高校生らしい視点から、デザインの現場に興味をもって取組んでいる姿勢が伝わって来ます。このコンペの受賞者が、今後も継続してその能力を伸ばし、ハート溢れる世の中をつくり出すデザイナーとなるのを予感させます。そんな期待を込めて賞を贈ります。

清水審査委員長
『ポップアップチェアー』
内田 大貴/小川 勇樹/若林 和/栗原 陽平
群馬県立館林商工高等学校

ポップアップチェアー

審査員コメント
応募案の中では、唯一、たためる立体模型として提案されたも の。壁と床とを結びつけるテーブルとそれをはさむように配置 された人型の2脚のイスというアイディアはユニークです。使われ方の説明があればなお良かったでしょう。

加藤審査委員
『じゃばれば?』
梶井 椰子
静岡県立伊東高等学校

じゃばれば?

審査員コメント
自分の好きなグラフィックを組み込むことにより、自分のお気に入りのチェアを具現化する作品です。学校のいすはどれも同じですが、このよう なマイチェアを持てれば、それ自体がコミュニケーションツールになり、お互いに親近感が湧く、モノを大切にする等の効果が期待できます。 組み立て方やグラフィックも十分考えられており、完成度の高い作品です。

長友審査委員
『Pocket Library』
小林 奈々
山梨県立甲府工業高等学校

Pocket Library

審査員コメント
「いす」というよりも、「つくえ」と言った方が良いかもしれませんね。机になったり、ある時は 椅子になったり、もしかしたら楽しい造型物として空間に鎮座してみたり、ああすればこうすればと、ドンドンドンとイメージが膨らんできます。良いですねぇ。

学校賞

北海道室蘭工業高等学校
北海道釧路工業高等学校
岩手県立盛岡工業高等学校
山梨県立甲府工業高等学校
静岡県立伊東高等学校
愛知県立愛知工業高等学校

岐阜県立岐阜工業高等学校
和歌山市立和歌山高等学校
宮崎県立宮崎工業高等学校
東京都立田無工業高等学校
山梨県立富士北稜高等学校
私立屋久島おおぞら高等学校

関連学科