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高校生デジタルフォトコンテスト

日本工学院では部活動、授業、放課後、友達などあなたの表現する「高校生活」をテーマにデジタルフォトコンテストを行っています。

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「第10回 高校生デジタルフォトコンテスト」 受賞14作品決定!

2019年7月19日〜9月30日まで実施していた「第10回高校生デジタルフォトコンテスト」に全国からたくさんのご応募を頂きましてありがとうございました。 応募総数1,650点という多くの作品の中から、グランプリ以下14作品を選ばせて頂きました。 どの作品も「高校生活」というテーマを存分に表現していて、また、非常に個性的で多彩な作品が数多くありました。 その中でも審査員の先生方をうならせた14作品です。 なお、受賞作品は、2019年12月20日(金)~12月25日(水)までオリンパスプラザ東京ショールームで展示予定です。また、惜しくも受賞に至らなかった最終審査進出作品も展示予定です。ぜひお越しください。

審査風景

審査風景

審査員のご紹介

清水哲朗氏

清水哲朗氏

横浜市出身。写真学校卒業後、写真家助手を経て、23歳でフリーランスに。ライフワークとしているモンゴルでは、独自の視点で自然風景からスナップ、ドキュメンタリーまで幅広く撮影。2005年「路上少年」で第1回名取洋之助写真賞受賞。個展開催多数。公益社団法人日本写真家協会会員 www.tokyokarasu.net

森暁氏

森暁氏

オリンパス株式会社。中学生の頃、店頭で必死に眺めたレコードジャケット群が写真の原点。マーケティング活動の傍ら、湾岸、商店街、街道を撮り続ける街角スナッパー。フォトマスターEX(エキスパート)取得(国際文化カレッジ認定資格)

小泉修氏

小泉修氏

日本工学院放送制作芸術科を卒業後、写真家・三好和義氏に師事。アディダス、コーセー、TAYA、AERA等、ファッション、ビューティーの他、風景写真でも多くの作品を発表するなどジャンルにとらわれず活動中。2006年より日本工学院グラフィックデザイン科講師として後進の育成にも携わる。

川口貴弘氏

川口貴弘氏

アートディレクター&グラフィックデザイナー。多摩美術大学デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業後、株式会社スタジオワープ、株式会社日本デザインセンターを経て、タックデザイン(takdesign inc.)設立。「デザイン」を通して、さまざまな問題の解決に取り組んでいる。JAGDA会員。

受賞作品のご紹介※受賞者の高等学校は受賞当時のものです

グランプリ

グランプリ

「疾風迅雷・女の戦い」
「疾風迅雷・女の戦い」

千葉県立千葉女子高等学校 石井 千琴さん

我が校の体育祭は、応援団の発表や伝統ダンスが一番盛り上がる見せ場になっています。
歴史あるこのイベントを親子三代で楽しみにする保護者、また先生方も多くいます。
その緊張の中、女の戦いの柱である団旗の威厳さを写真に収めました。

審査員コメント

清水哲朗氏

清水哲朗氏

「蛇に睨まれた蛙」のごとく、目力に引きこまれて視線を移せなくなりました。この張り詰めた緊張感は何でしょうか。被写体が発するエネルギー?現場の空気?それを受けてもたじろがない作者の強い心?ガチの喧嘩のように被写体と本気で対峙するってこういうことなんだよと写真が語りかけてきます。それにしても旗振りの瞬間にちょっとだけ見える表情ってこんなにもすごいものなのでしょうか。絶妙なシャッタータイミングでとらえた傑作に何度見てもドキドキが止まりません。 清水哲朗氏

小泉修氏

小泉修氏

疾風迅雷を体現したような写真ですね。画面の構成はとてもシンプルですが、ひたむきに団旗を振る被写体の真摯な目線と、力強い立ち姿にに引き寄せられます。その時でしか撮れない一瞬の動き、表情を見事に捉えた一枚です。被写体にカメラを向け、シャッターを押した時の興奮が伝わってきます。仕事で写真を撮り続けると、時に忘れてしまう、写真の楽しみ方を思い出させてくれました。 小泉修氏

グランプリ賞品

グランプリ賞品

準グランプリ

準グランプリ

「最後の夏」
「最後の夏」

福岡県立嘉穂高等学校 浅田 晃司さん

高校生最後の夏、一人で2000km離れた土地で自転車旅をしました。一生忘れることのできないかけがえのない思い出ができました。長期の休みはこれから取れなくなるので、精一杯楽しみました。

審査員コメント

小泉修氏

小泉修氏

最高の笑顔だね。焼けた肌、足の傷、旅の途中には辛いことも沢山有ったんだろうけど、心から楽しんで旅を続ける様子が、この笑顔から伝わります。何と言っても笑顔に集約される一枚ですが、効果的に配置された自転車、道の勾配、山並み、など写真の力量の高さが窺えます。気になってインスタグラムをチェックしたら、空の写真が好きなんですね。これからも素敵な写真を撮って下さい。 小泉修氏

川口貴弘氏

川口貴弘氏

拝見して、「私も旅に出たい!」という気持ちが芽生えました。これからを生きるヒントとして、多様化した社会や価値基準に対応していくため、寛容性を身に付けることが大切だと感じています。「旅」をすることで、多くの人との出会いや、自分自身と対話、人間として成長することができるでしょう。人生は、発見の連続です。これからも、たくさんの人と出会い、世界を巡ってみてくださいね。「旅」のお供には、ぜひカメラを携えて。 川口貴弘氏

準グランプリ賞品

準グランプリ賞品

準グランプリ

準グランプリ

「真夏のサンタクロース」
「真夏のサンタクロース」

京都府立桂高等学校 小泉 月麦さん

届けるのはおもちゃじゃない。たくさんの愛情を詰めこんだ一袋の夏野菜。幸せを届けるよ!さぁみんな、元気を出して!

審査員コメント

清水哲朗氏

清水哲朗氏

みなさん良い表情していますね。それもそのはず、こんなにも色・ツヤ・ハリ・カタチの良い野菜を運んでいるわけですから自信と誇りに満ち溢れ、受け取る人達の笑顔を想像するだけでハイテンションにならないわけがないでしょう。いやはや、青春だな。謳歌しているな。興奮していたのは作者も同じかもしれません。だって「なぜこの背景を選んだの」って聞かれてもうまく答えられないでしょうから。でもそれを超える魅力が十二分に詰まっている作品。タイトルも最高です! 清水哲朗氏

森暁氏

森暁氏

これってサンタクロースっぽくない?きっと誰かが気付いたのでしょう。 赤ではなくてグリーンのユニフォームを着て、自分たちが作った夏野菜をソリに乗せ、 みんなに幸せを届けよう!なんてステキなアイデア!その喜びが溢れています。 強烈に眩しく、美しく、楽しい1枚です。この3人(撮った仲間も含めて4人かな?) がこの後、この写真を何度も何度も眺めなおして絆を深めることでしょう。
来年の夏は枕元に靴下をぶら下げておきます。 森暁氏

準グランプリ賞品

準グランプリ賞品

特別賞

特別賞

「breakthrough」
「breakthrough」

新潟明訓高等学校 坂井 優斗さん

悩みを抱える女子高校生が何かを掴み、未来へと歩き出すストーリーを想像しながら撮影しました。どこか儚い表情の少女を、海に沈む夕日が照らしています。

審査員コメント

清水哲朗氏

清水哲朗氏

予選段階から気になっていた、魅力的なポートレート作品。希望と不安とが入り混じる高校生活における日々のゆらぎ。そこに「決意と覚悟」が加わった時の微妙な表情を夕方の光とともに巧みに表現しています。だらんと垂れてフレームアウトした左手の扱いは残念ですが、砂のついた右手の握り具合や主役の表情はイメージしていたものが表現できているでしょう。シンプルな背景も主役の存在感を生かすのに一役買っています。在学中にいろいろな人を撮らせてもらうと良いですね。 清水哲朗氏

エプソン特別賞

エプソン特別賞

入選

  • 「この後どうなる」
    「この後どうなる」

    吉祥女子高校
    岸 桃花さん

    友達が学校のプールで、ダンボール製のボートに乗っています。この後どうなったでしょう。

  • 「積み上げてきたもの」
    「積み上げてきたもの」

    姫路市立姫路高等学校
    深澤 一弘さん

    学校で使わなくなった教科書やワークが積み上げてあり、『こんな単元したよね』って友達が言ったのを聞いて、もう入学してから1年も経ったんだと実感し、いましかない僕らの2年生の瞬間を残したくて撮りました。

  • 「一気に2点!!」
    「一気に2点!!」

    静岡県立湖西高等学校
    治部 悠実さん

    高校生活の中でも熱く燃える高校野球。選手たちの笑顔はとてもキラキラ輝いていて青春そのものでした。この笑顔に感動と勇気をもらいました。

  • 「床の目線、、?」
    「床の目線、、?」

    川崎市立橘高校
    山本 悠太さん

    GoProを床に置き、同時にジャンプしたものを連写しました!橘高校の学校行事の一つ、「歌合戦」の時の衣装での一枚です!

  • 「パン」
    「パン」

    高知県立山田高校
    伊野 天音さん

    友達が学校の図書室で撮ってくれたとっておきの1枚!!

  • 「虚」
    「虚」

    青山学院横浜英和高等学校
    榊原 優那さん

  • 「染まらない」
    「染まらない」

    群馬県立大泉高等学校
    荒井 咲玲さん

    学生ならではの学校を使って撮影をした作品です。どんな解釈をして下さっても結構ですが、私が思うに少女がピンクと黄色の色に挟まれた状態で横に顔を背ける様子が、「私は私以外の色には染まらない」と言っているような感じがしたのでこのタイトルを付けさせて頂きました。

  • 「頑張ったご褒美はピザ」
    「頑張ったご褒美はピザ」

    横浜創学館高等学校
    髙橋 愛菜さん

    文化祭準備を頑張った後のご褒美は皆んなでピザをシェアして食べました。何気無い日常でも、高校生として最後だから思い残す事なく やりました!!

  • 「じゃ、帰ろうぜ」
    「じゃ、帰ろうぜ」

    広島県立加計高等学校芸北分校
    松島 諒さん

    一学年一学級で、学校にはプールも音楽室も美術室もないようなド田舎にだって、青春はある。

  • 「水陸両用人間」
    「水陸両用人間」

    神奈川県立瀬谷高等学校
    今藤 真莉奈さん

    校内のプールで撮影しました。水泳部に協力してもらい、まるで人が水の上を走っているような面白い写真が撮れました。

各入選作 賞品

各入選作 賞品

コンテスト総評

清水哲朗氏

清水哲朗氏

1650点もの作品が応募された第10回。SNSに投稿する感覚で気軽に写真を楽しむ人もいれば、日々試行錯誤しているゴリゴリの写真部員や表現力豊かな作家性溢れる生徒まで幅広い内容の作品が集まりました。テーマは今年も「高校生活」。これは校内限定の意味ではなく、日常や放課後、部活動、習い事、夏休み中の出来事まである意味何でもあり。みなさんがどのような高校生活を送っているのかを写真を通じて見せてもらうことで共感を得たり、興味や関心を引くなど、審査員の心を掴んだものが上位に残りました。今回の審査でも審査員の感嘆の声は常に上がりっ放しでした。「なるほどね」「うまいなぁ」「どうやって撮ったの」などボソッと出る声を聞いているだけでも内容の充実度を実感しました。カメラもデジタル一眼からコンデジ、スマホ、アクションカム、フィルムカメラをデジタル化するなど多様性が見られました。性別は今年も女子生徒の応募が圧倒的に多く75%を占めましたが、そんな中で上位入賞した男子生徒の健闘ぶりがいかにすごいのか想像してもらえたら本人もきっと喜ぶでしょう。グランプリは圧倒的な作品力で審査員の心を鷲掴みにし、満場の一致で決定しました。昨年もお伝えしましたが、現在の日本の高校生の写真レベルは世界的に見てもとても高いです。これからも、日々の記録として、表現手段として、世界言語として写真と関わってくれたら写真家として嬉しい限りです。みなさんのますますの活躍を心よりお祈りいたします。 清水哲朗氏

展示会のご案内

「第10回 高校生デジタルフォトコンテスト 受賞作品展示会」開催!受賞作品および、今回惜しくも受賞に至らなかった最終審査進出作品も展示しています。

オリンパスプラザ東京ショールーム

【写真展期間】

2019年12月20日(金)~12月25日(水) *木曜休館

【営業時間】

11:00〜19:00 (最終日 15:00まで)

【会 場】

オリンパスプラザ東京ショールーム

〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F

Tel:03-5909-0190

アクセス等、詳細は下記をご参照ください。

http://olympus-imaging.jp/event_campaign/…

主催/共催/協力/後援

主催

日本工学院専門学校 
日本工学院八王子専門学校 
日本工学院北海道専門学校

共催

オリンパス株式会社

協力

エプソン販売株式会社

後援

公益社団法人 全国高等学校文化連盟